【パズドラ】『大塚角満のモンスター美術館』第267回 知っていれば相当なパズドラ通、それが“サダルメリク”!

第267回 「サダルメリク」

公認プレイヤーの大塚角満が、モンスターの思い出やイラストの秘密を語りまくる!
今回は“サダルメリク”を大紹介!!

▲深海機導龍・サダルメリク

 前回紹介した“暴炎機導龍・トゥバン”に続き、今回も知る人ぞ知るマニアックな機械龍軍団、その名も“機導龍”シリーズのモンスターを解説していこうと思う。

 トゥバンのときも書いたけど、この機導龍シリーズという名称を聞いて、ラインナップされているすべてのモンスターを言える人は相当なパズドラ通だと思う。筆者は、パズドラのサービスが始まった2012年からプレイし、日本に10人程度しかいない公認プレイヤーのひとりだけど、機導龍シリーズという名前すらピンとこなかった(スミマセン)。それくらい、このシリーズは歴史の隙間にいると言っても過言じゃないと思う。

 そんな機導龍シリーズから今回取り上げるのは、モンスターNo.2186の“深海機導龍・サダルメリク”だ。初登場はトゥバンと同じ2015年7月。いまから9年も昔にレアガチャから排出されたのである。この機導龍シリーズが実装される直前に、パズドラでには新たなタイプとなる“マシンタイプ”が登場した。HPが高くて耐久力がある……なんてのが特長で、みな「マシンタイプでパーティーを作ってみたい!」と思ったものの、当時はこれに属するモンスターの数が少なかった。そこで、新たに登場した機導龍シリーズを使ってお試しのパーティーを作り、マシンタイプの立ち回りを研究したりしていたんだよなー。サダルメリクもリーダースキルは“マシンタイプの攻撃力●倍”というタイプ縛りのものだったので、どうしてもこのタイプでそろえる必要があったのである。

 さて“サダルメリク”とは星の名前で、具体的にはみずがめ座α星のこと。アラビア語で“王の幸運”を意味している。

大塚(おおつか) 角満(かどまん)
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。

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次回は7月8日(月)更新!!

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