【パズドラ】『大塚角満のモンスター美術館』第266回 マシンタイプの先駆け的存在“トゥバン”!

第266回 「トゥバン」

公認プレイヤーの大塚角満が、モンスターの思い出やイラストの秘密を語りまくる!
今回は“トゥバン”を大紹介!!

▲暴炎機導龍・トゥバン

 今回からしばらくのあいだ取り上げようと思っているのが、ガチャキャラの“機導龍”シリーズである。

 でもこの機導龍というシリーズ名を聞いて、「はいはい、アレね!」とピンとくるパズドラー、いったいどれくらいいるのだろう……? ぶっちゃけ筆者は、このシリーズにラインナップされているモンスターこそ、「はいはい、アレね!」と反応できたけど、“機導龍”という括りに関しては、

 「……え??」

 と言葉を失ってしまった。つまり彼らはいまや“知る人ぞ知る”存在になっていると思うのである。

 そんな機導龍シリーズから本日取り上げるのは、火属性の“暴炎機導龍・トゥバン”であります。モンスターNo.2185からもわかる通りかなりのベテランモンスターで、初登場は2015年7月。いまから9年も前に、レアガチャからの排出モンスターとして現れたのである。

 じつは機導龍シリーズが登場する直前に、パズドラでは新たに“マシンタイプ”が実装。これを利用してパーティーを組みたい新しいもの好きたちが、トゥバンらを使ってチーム編成を考えたりしていたのだ。ただ、当時はマシンタイプに属するモンスターが少なくて、“マシンタイプの攻撃力と回復力が2倍”(※倍率は当時のもの。現在は4.8倍)というトゥバンのリーダースキルを活かすのは、なかなか骨が折れたものだ。

 そんな“トゥバン”とは、星の名前がモチーフになっている。具体的には、“りゅう座α星”を指す。その意味はアラビア語で“蛇の頭”を意味しているとか。

大塚(おおつか) 角満(かどまん)
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。

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次回は7月1日(月)更新!!

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