1982年に生まれ、現在も多くの人々に愛されているタミヤの大人気ホビー『ミニ四駆』。連載企画「ミニ四駆歴代マシンカタログ」では、いままで登場した歴代マシンを世代ごとに取り上げていくぞ!! 本記事では、第1次ブーム編の「ダッシュX1・原始皇帝(プロトエンペラー)」を紹介!
ダッシュX1・原始皇帝
「ダッシュX1・原始皇帝(プロトエンペラー)」は、まんが『ダッシュ!四駆郎』(徳田ザウルス先生)に登場する日の丸四駆郎のライバル・鬼堂院陣のマシン。1990年のグレートオータムカップにてボディセットが限定販売された。
作中では、その名の通り「エンペラーシリーズ」より前に作られたミニ四駆として登場。プロトタイプではあるが四駆郎とのレース勝負にてエンペラーを圧倒し、その後の決勝レースではスーパーエンペラーとほぼ互角の勝負を繰り広げるなど、鬼堂院の走行テクニックと合わせて高い実力を誇るマシンとして描かれた。
限定商品として販売されたが、後にレーサーミニ四駆メモリアルボックス VOL.5にボディが収録。ほかにもメッキホイール付きのVSシャーシマシン、スーパー2シャーシのリファインモデルなど、後年にもマシンは生まれ変わって登場している。
ダッシュX1・原始皇帝 初公開のコロコロを紹介!
初めてプロトエンペラーの情報が掲載された時期については、ボディの限定販売から1年少し前までさかのぼる。1989年コロコロ6月号にて、まんが内で行われる四駆郎vs鬼堂院のレース展開に合わせて、コロコロ特製モデルのプロトエンペラーが公開。商品化についての情報はまだ未定となっていた。
そして月日は流れ、1990年コロコロ12月号では、オータムカップ会場で限定販売されたプロトエンペラーの最速攻略記事を公開。ファイター人形やライトも搭載しており、レース仕様ながら見た目にもこだわったデザインとなっている。
ちなみに、直近では初のFMマシンこと「クリムゾングローリー」の発売も控えていたため、プロトエンペラーと合わせて紹介。本号ではクリムゾングローリーの改造記事も取り上げられていた。
以上、第1次ブーム『ダッシュ四駆郎』編のマシンをお届け!
次回は、第2次ブーム『レッツ&ゴー』編から一文字豪樹のマシンが登場だ!
本連載は水曜日更新予定なのでお楽しみに!
※記事掲載スケジュールや内容が異なる可能性もございます。ご了承ください。
商品概要
「ダッシュX1・原始皇帝(プロトエンペラー)」■発売時期:1990年発売
■価格:400円(ボディのみ)▼他モデル:
・「プロトエンぺラー プレミアム(スーパーIIシャーシ)」(リデザインマシン)
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