1982年に生まれ、現在も多くの人々に愛されているタミヤの大人気ホビー『ミニ四駆』。連載企画「ミニ四駆歴代マシンカタログ」では、いままで登場した歴代マシンを世代ごとに取り上げていくぞ!! 本記事では、第2次ブーム編の「レイスティンガー」を紹介!
大神博士による第4のマシン「レイスティンガー」
「レイスティンガー」は、コロコロコミックにて1994年から連載されたまんが『爆走兄弟レッツ&ゴー!!』(こしたてつひろ先生)のキャラクターである土方レイの使用マシン。実際の商品は1996年8月に発売された。
※スーパージャパンカップ96東京大会会場にて先行販売。全国発売は10月頃から取り扱いスタート。(1996年月刊コロコロコミック9月号より抜粋)
プロトセイバーJB、ビークスパイダー、ブロッケンギガントに続く、大神博士による第4のバトルマシンで、針の出入機能と赤外線による自由自在な操作が特徴。ボディに搭載された針はZMC素材のボディを貫くほどの破壊力を誇る。大神博士の野望のために研ぎ澄まされたその性能は、恐怖のバトルマシンとして豪たちの前に立ちはだかった。2014年にはスーパー2シャーシ仕様のリファインマシンが発売されている。
スペック概要
■全長:132mm
■全幅:90mm
■全高:38mm
■シャーシ:スーパー1
「レイスティンガー」を袋とじで紹介!
当時のコロコロを振り返る!
「レイスティンガー」の情報が初めて掲載されたのは、1996年のコロコロコミック7月号。スピンコブラに続いて新たなフルカウルミニ四駆が連続で発表された。また、3代目マグナムこと「サイクロンマグナム」の初報は翌月の8月号で公開。
本号では、先ほど紹介したレイスティンガーのバトルマシン要素や、実際の商品マシンの特徴を袋とじでお届け! 豪快で鋭いラインのフロントカウルや、大口径ジェットとスマートなウイングが目立つリヤ部分までが全体図で確認できるようになっている。また、ページの最後にはブルーメッキボディのプレゼントキャンペーンも掲載された。
コロコロコミック9月号では、直近の発売商品である「サイクロンマグナム」(9月発売)と合わせて、改造対決企画「サクロンマグナムVSレイスティンガー7大改造バトル」を実施。レイスティンガーからは、フェンスが無いオープンレースに合わせたFRPプレートフル装備改造と、極悪マシンをイメージしてカラーリングやフロント部を改造したコンデレマシンがエントリーしている。
続いてコロコロ11月号では、ハリケーンソニックとプロトセイバーエボリューションのマシン紹介に加えて、夏に発売されたスピンコブラとともにアウトドア改造記事をピックアップ。キャタピラや極太タイヤを装着し、悪路に負けずに走り抜けられるような改造が施されている。中には、ライバル同士のマシンを合体させた「サイクロンスティンガーMTV」の姿も。当時の特集記事では、このようにフロントとリヤをそれぞれ組み合わせた合体マシンも取り上げられていた。
以上、第2次ブーム『爆走兄弟レッツ&ゴー!!』編のマシンをお届け!
次回は、ニュージェネレーション編から8代目ソニックが登場だ!
本連載は水曜日更新予定なのでお楽しみに!
※記事掲載スケジュールや内容が異なる可能性もございます。ご了承ください。
商品概要
「レイスティンガー」■発売時期:1996年8月発売
■価格:858円(本体価格780円)
・「レイスティンガー」1996年モデル(販売停止中)
・「レイスティンガー」プレミアムモデル(スーパー2シャーシ)
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