そしてそこまで考えたところで、私はとあるカードの存在に思い至ったのである。
▲「エピソード2 ビクトリー・ラッシュ」収録、「偽りの名 iFormula X」
《偽りの名 iFormula X》。
そう、手札の枚数による特殊勝利といえばこいつの出番だ。
もちろん《偽りの名 iFormula X》も「タップ」という追加の条件達成が必要ではある……が、《水上第九院 シャコガイル》の重さに比べればその制限を突破するのは造作もない。
▲「夢の最&強!ツインパクト超No.1パック」収録、「西南の超人/断断打つべしナウ」
《ドンドン打つべしナウ》改め、《西南の超人/断断打つべしナウ》でタップさせればいいのだ。
かくして「蓄積祭り」のコンセプトは定まった。16枚の「蓄積された魔力」で手札を増やしまくり、《偽りの名 iFormula X》と《西南の超人/断断打つべしナウ》を揃えて8マナでフィニッシュ。あとは形にするだけだ。
というわけでこれがコンセプトに従って脳内でできあがった「蓄積祭り」だ!
『蓄積祭り -前夜祭-』
《蓄積された魔力》 | |
《蓄積された魔力の渦》 | |
《蓄積された魔力 パーノレ》 | |
《水面護り ハコフ/蓄積された魔力の縛り》 | |
《エマージェンシー・タイフーン》 | |
4 | 《サイバー・チューン》 |
3 | 《暗黒鎧 ダースシスK》 |
1 | 《フェアリー・ギフト》 |
4 | 《フェアリー・シャワー》 |
2 | 《怒流牙 佐助の超人》 |
2 | 《斬隠蒼頭龍バイケン》 |
2 | 《偽りの名 iFormula X》 |
2 | 《西南の超人/断断打つべしナウ》 |
デッキではなかった。
▲「革命ファイナル第1章 ハムカツ団とドギラゴン剣」収録、「暗黒鎧 ダースシスK」
《蓄積された魔力 パーノレ》を5枚目以降の《蓄積された魔力》にできるように自壊用の《暗黒鎧 ダースシスK》を入れてはみたものの、これでは手札が増えてるのか減ってるのかわからない。おまけにタップインが多めで《西南の超人/断断打つべしナウ》のための自然のマナを捻出するのがなかなかに厳しい上に、フィニッシュのコンボパーツである《偽りの名 iFormula X》と《西南の超人/断断打つべしナウ》を手札にキープするのが難しい……。
しかもよく見ると防御はほぼ《蓄積された魔力の渦》任せの紙トリガーぶり。
16枚の「蓄積された魔力」でデッキを組むことはやはり無理なのだろうか……?
というところで、次回に続く!
ライター:まつがん
フリーライター。クソデッキビルダー。
論理的な発想でカード同士にシナジーを見出すのだが、途中で飛躍して明後日の方向に行くことを得意とする。
オリジナルデッキでメタゲームに風穴を開けるべく日夜チャレンジを続けている(が、上記のような理由で大体失敗する)。
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