トッププレイヤー イカすガチ対談マッチ!!
【あとばる×れいまる 第2回】
あとばる×れいまる対談の第2回目!
今回はれいまる選手のメインブキであるL3リールガンDについて、使う際のポイントや現環境での評価などいろいろと聞いてみたぞ。
あとばる
驚異的なエイム力を持つカリスマプレーヤー。「第2回スプラトゥーン甲子園」では、不利な状況から相手を次々と倒す神がかり的なプレーを連発し、優勝に大きく貢献。H3リールガンの名手としても知られ、彼の影響でH3リールガンを使い始めたプレーヤーも多いとか。おもな実績は「第2回スプラトゥーン甲子園」優勝、「第4回スプラトゥ-ン甲子園オンライン代表決定トーナメント」優勝など。チーム・よしもとゲーミング カラマリ所属。
Twitter:https://twitter.com/Atobaru_ika
YouTube:https://www.youtube.com/channel/UChczP5QLI27iCB-pEfz2eYA
OPENREC.tv:https://www.openrec.tv/user/atobaru_ikaれいまる
L3リールガンDをメインにスプラシューターベッチューやシャープマーカーネオなど、シューター系をマルチに使いこなすトッププレイヤー。最高Xパワー2942が示す通り、エイム・キャラコン・状況判断とすべてがハイレベルで、そのプレイングは参考になる部分が多い。また、強豪揃いのエリア杯+を3連覇するなど、大会での勝負強さも抜群。常にチームメイトへのリスペクトを忘れないナイスガイでもある。
Twitter:https://twitter.com/reimaru17
L3リールガンD
――れいまる選手は『1』の頃からリールガン系を使っていたんですか?
れいまる:それが『1』の頃は使っていなくて、当時はあとばるさんのチームメイトであるカラマリの西澤さんに憧れて、カーボンを使ったりしていました。学校の友達から「裏切りマンキーコングって人を見てみて」と言われて、「なんだろう」と思って見てみたらすごく感動して(笑)。当時はスマホとかも持っていなかったので、家族のパソコンでYouTubeをちょっとだけ見て、「すげえ」となって真似していました。
――そうだったんですね(笑)。それで『2』になってからL3リールガンDを触ってみたという?
れいまる:はい。ただ、最初は全然使っていなくて、甲子園に出るとなって初めてL3Dを使い始めたんですよ。それまでは、それこそkuさんに憧れてマニューバーを持ったりとか、ぴょんさんに憧れてチャージャーを持ったりとかしていました。
L3Dは最初はナワバリ用として持ったんですけど、甲子園とかでけっこう沸かせられるプレイができたのもあって、そのまま持ち続けようと思って。それで、コロナとかで学校がなくなって暇だったときにガチマッチをひたすらやっていたら、いつの間にかXパワーがめちゃくちゃ上がっていたという。
――ご自身にすごく合っていたんですね。ブキL3リールガンDを使う上ではどんなことを意識していますか?
れいまる:自分はL3リールガンDの強みって、クイックボムとメインの塗りの速さ、そしてジェットパックのワンチャン力だと思っているんですけど、特にクイックボムでのカバーは意識してプレイしています。
――基本的にチームの中では、中衛のポジションでカバー意識の高めで立ち回る感じですか?
れいまる:そうですね。前に出なきゃいけない場面もあるので、そこは臨機応変に対応する必要がありますけど、基本的に今のL3Dは1人で突っ張るということがあまり強くないので、カバー意識がすごく大事になりますね。「クイコン」と言って、クイックボムで相手の足場を取って、メインの疑似確で倒すのがけっこう強いので、これをうまく使うこともポイントです。
――ジェットパックを吐くタイミングはどうしていますか?
れいまる:そこは、あまり考えていないんですよ。考えてないというか、どこがベストなタイミングなのか、俺もいまだにわかんなくて(笑)。ただ、ジェットパックを使うときは、クイックボムから入っていることが多いかもしれないです。クイックボムを投げて、相手の足場をとってから吐くようにはしていますね。
――今の環境でのジェットパックの評価はどうなんでしょう。
れいまる:ジェットパックの天敵がチャージャーなんですけど、今はジェットスイーパーカスタムが増えたこともあってチャージャーが減っている環境なんですね。ですから、以前に比べると活躍しやすい環境なのかなとは思います。
あとばる:それはあると思いますね。
れいまる:ジェットパックって敵に圧をかけたり、退かせてラインを下げさせることができるので、マルチミサイルとかと併せるとかなりキルが取りやすくなる。使い方によってはマジで強力なスペシャルですね。ただ弱点として秒で落とされる可能性があるので、立ち位置はめちゃくちゃ大事ですね。
――確かに起動した瞬間落とされることはありますね。
れいまる:そうなんですよ。俺もザラにあるので、これはジェットパック使いには悩みかもしれない。やっぱり、ジェットパックを吐いてやられるのが味方にとって一番きつい気がするので。逆に言えば、1キルとれたら相手に対して大きなアドバンテージを取ることができる。その意味でもワンチャン力は高いけど、安定性には欠けているスペシャルだとは思います。
――ジェットパックを当てるコツはあったりします?
れいまる:難しいんですけど、直撃よりは爆風で倒すことを狙った方がキルが取りやすいとは思います。ジェットパックで早めに狩られる人って、イカとかで避けていなかったり、直撃を無理に狙いにいく人が多い印象があるんですよね。別に直撃を取っても取らなくても1キルは1キルなので、相手の射程外から爆風で倒すのを意識していたら、いい展開に持っていけるんじゃないかな。
――あとばる選手は今の環境でのL3リールガンDはどう見ていますか?
あとばる:優等生という感じですね。疑似確もあるし、クイックボムも持っているし、射程と機動力もある程度あって、塗りも強い。ただ、リールガン系でバーストという特殊な弾の出方で、かつスペシャルがジェットパックという使い手の技量が問われる組み合わせなので、誰でも使えるタイプのブキではないですね。逆に言えば、使いこなせればかなり頼れるブキではあると思います。
――やっぱり、サブがクイックボムというのが大きな強みですかね。
あとばる:普通におかしいですよね、あれ(笑)。
れいまる:使っている側からも思いますけど、クイックボムはずるいですよね(笑)。ラストスパートとかつけてクイックボムをポイポイ投げたらけっこう簡単に相手倒せちゃいますからね。
あとばる:やっぱり、クイックボムでダメージ調整ができるのが強いですね。疑似確ブキでクイボを持っているのは、なかなかずるいなと(笑)。
れいまる:1トリガーで倒せたりもあるので、ポテンシャルがめちゃくちゃ高いブキだとは思いますね。ただ、L3Dってメタられやすいという弱点があるので、L3D一本で頑張ろうとするとけっこう辛いものがあるんですよ。なので、サブでもうひとつ使えるブキを作った方がいいのかなという気はします。
――もうひとつ持つとしたら、どのブキがおすすめですか?
れいまる:スプラシューターベッチューですね。L3Dの天敵って.52ガロンベッチューなんですけど、スプラシューターベッチューを持つと逆に.52ガロンベッチューに対してメタれるのでおすすめです。
・L3リールガンDはクイックボムでのカバーをうまく使うことが大事!
・ジェットパックは直撃を狙うよりも爆風で倒すことを意識すべし!
次回も引き続きふたりの対談をお届け。エイムのコツや視野を広く持つポイントについて聞いていくぞ。お楽しみに!