まさかの事件が
まるでナニゴトもなかったかのように700回のキリ番記事を書き終え、角満島開拓日誌は早くも通常運転に入っていったのである。
かつてルナステラ島に在住したことのある巨熊・ベアードに引き続き、俺がリゾートバイトの別荘作りを受託したのは、人気どうぶつが多数在籍する“元気タイプ”の中にあって、リリアンやももこ、モニカなんかと人気を二分する(二分のわりに多いけどw)ピンクのウサギ、
そう!! クリスチーヌ!! 彼女が希望する、
「憧れのファッションフェスを別荘で開催したい! リララ!」
↑この夢を叶えるため、別荘の中にド派手なランウェイを作ってあげることにしたのであった。
今回はぶっちゃけ、別荘の内装工事というより、イベント会場の設営という色合いが強い。それもあったので、前回の記事で紹介したけどクリスチーヌの別荘は2階建てを選択し、
2階部分にベッドやテーブル、テレビなど、生活に必要なアイテムをすべて押し込んだ。
これ、参考にしたのは、地元の群馬でカラオケスナックをやっている親戚のおっさんの店舗w 1階はかなり広い飲食スペースで、2階がまさに、スタッフが着替えや寝泊りもできる居住空間になっていたのだ。子ども心にも、まるで秘密基地のような当直室は憧れの対象で、
「俺もいつか……自分の基地を持ってみたいなあ!!」
こんな気持ちを抱かせるに至るのである。
そしていま、俺は極小の編プロを切り盛りする立場となり、狭いながらも都内に事務所を構えていたりする。三つ子の魂百まで……じゃないけど、カラオケスナックで抱いた少年時代の憧れがオノレの事務所と、いまクリスチーヌの別荘となって花開こうとしているのだ!! これが感動でなくて、なんだというのだろうかッ!!!><
たぶん何でもないので(いきなり冷静)、1階部分の作業に入ろう。
まずは“ファッションフェス”というテーマをズバッと表現するために、何を置いても“ランウェイ”が必要であろう。
そこで、使える床板とラグをいろんなパターンで組み合わせてみた結果……!
↓コレがもっとも、ランウェイっぽく“映える”んじゃないかと結論付けたのである!!
“クラブのゆか”の上に、道状にレッドカーペットを敷いてみた!! そしてその左右にステージライトを配置すれば……高さはないものの、しっかりとしたランウェイに見えるではありませんかッ!!w
土台となる仕様が決まりさえすれば、あとは早い。テーマがしっかりしているからね。
まずは……。
音響機材とテレビカメラ、さらにささやかながら関係者席(PTAの席みたいだけど)も設えてみたw 加えて、吊り下げ式のステージライト、ネオン、ミラーボールなどなど“映え”を意識したアイテムを置いていったことにより……!!
!!! 途中経過だけど、かなりいい!! よーし、ここまできたら……!!
「せっせw せっせっせwww」
やっぱり、磨くよねぇぇぇえええwww
家具磨きにはいろんなパターンが用意されているので、選択しだいではメチャクチャ効果的なエフェクトを付けられる。たとえば、このようなライトにはあえて“ひえひえ”のエフェクトを付けてあげると、光に照らされたホコリがキラキラと輝くような雰囲気を付けられるので、かなりオススメですよ。
さあ、あとはライティングだな。
屋内イベントで蛍光灯や自然光のような明るい光を使うと、ちょっと興醒めな感じがする。そこで……!
思い切って光の取入れを最小限にとどめ、ステージライトや電子機器の光だけでランウェイを照らしてみた。これはこれで、ステキだなー!! 特別感も出るし、クリスチーヌもナットクしてくれる気がする!!
でも、せっかくメインのライトをいろんな色に変えることができるのだから、思い切った色にしてみたよ。
↓こんな感じで……!
赤とか紫のライトなんて、こういったテーマでない限りまず使わないからな!!!ww ちょっと冒険だったけど、これくらい奇抜なライティングもファッションフェスだったらアリでしょう!!!
というわけで、この状態でクリスチーヌに納品だ!!
そして、彼女の夢だったファッションフェス(内見会だけどw)が行われたわけだけど……!!
おお……!
おおおお……!!!
おおおおおお!!!! これぞまさに、ルナステラガールズコレクション!!ww クリスチーヌだけじゃなく、リリアンやジャスミン、ももこと言ったルックス自慢に、このランウェイを歩いてみてほしいいい!!!!www
と、我ながらじつに満足のいく別荘ができた^^ これに関しては、2階建てにして大正解だったなあ!!^^
しかし……!
無事に仕事を終えてタクミライフの事務所に戻って来たとき、思わぬ事件が起きてしまう。
なんと……! 平和で牧歌的な『あつ森』だというのに、まさかの……!!
!!!!? おおお、お腹が痛い!!? こ、こんなところで、タクミボスが倒れてしまうのか!!?
風雲急を告げる、次回に続く。
1年前の今日は?
せっかく丸1年、1日たりとも欠かさずにプレイしているので新企画“1年前の今日は?”と題して、“昨年の今日のスクショ”を1枚掲載していこうと思います!
ちょうど1年前、2021年2月19日の様子は↓こちらです。
スクショを確認したら、この日だけで3回もハチに刺されていました……。
大塚 角満
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。
『あつまれ どうぶつの森』公式サイト:
https://www.nintendo.co.jp/switch/acbaa/index.html
※ゲーム画面はNintendo Swicthソフト『あつまれ どうぶつの森』のものです。
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