久しぶりだなあ、ベアード!
ジリジリと相手を追い詰めていく、ジョロウグモの如きあさみさんの求愛をヒラリヒラリとかわしつつ(意味のわからない人は↓こちらのバックナンバーを読もう!w)、
本日もタクミライフに出勤を果たした。
するとその日はリゾート島の浜辺に、じつに魅力的などうぶつが複数遊びに来ていてだな……!!
!!!! クリスチーヌやん!!! リリアンに勝るとも劣らない元気タイプのかわいこちゃん!!
ドラフト1位どうぶつながら1年以上もリリアンに出会えなかった当時は、ぶっちゃけ、
「もう……クリスチーヌを引けたら、リリアンのことはあきらめよう……」
とまで思うに至った、超魅力的などうぶつなんだよねーーー!! いまだキャンプサイトでも離島ツアーでも会ったことがなかったけど、まさかリゾート地の浜辺で出会えるとは思わなんだ!!
さらに……↓こんな懐かしの顔も!!!
デデデ、デターーーーーッ!!!www ルナステラ島史に燦然と輝く“初めてキャンプサイトにやってきたどうぶつ”でありながら、
「ベアードとか……住民にしたくないんですけど(((( ;゚Д゚)))」
ってことで、そのままテント内に1週間も放置された悲劇の巨熊、ベアードが現れたッ!!!ww
いやあ、いま思い出してもアレは、ホントに酷いことをしたと思うよ……。
ルナステラ島のキャンプサイトがオープンしたのは、2020年4月14日。このときの俺の喜びたるや、文字通り天にも昇るものがあったと思うわ。
「これでいよいよ……リリアンや1ごう、ジュンが訪問してくる土台ができあがったってことだね!!!」
ホクホクと顔をほころばせながら、
「も、もしかしたらいきなり……リリアンがいるかも!?www」
なんてことを口走りながら、初めてキャンプサイトのテントに入っていったのである。
すると……そこで待っていたのが!!!
ベア~~~~ん……www
のちに“ルナステラ島の校長先生”、“心優しき青き巨人”など、さまざまな異名で崇め奉られることになるクマのベアードだったのである。
しかし前述の通り、当時はいま以上にかわいい系の住民を欲していたので、毎日毎日テントの中を覗きに行っては、
ベアードが居座っていることを確認しただけで、
「…………………」
無言の退出をくり返していた。キャンプサイトの最初のお客さんはスカウトするしか道がない……ってことは薄々勘づいていたのに、
「粘ればいつか、あの青いクマはいなくなるのではなかろうか!!」
そんな、根拠のない希望にすがってベアードを放置し続けたのであった。
しかし、けっきょくは根負けしてベアードに住民票を発行してしまったわけだけど、しばらくいっしょに暮しているうちに彼への評価は180度違ったものとなる。
話し掛けるたびに、
キザタイプ特融の、ちょっと鼻につく表現が妙に似合い、しかも見た目に反してしょっちゅう花に水を上げている優しい姿を見るにつけ、俺はルックスだけで判断を下そうとしていた自分の行動を心底恥じた。
「醜いのは……俺の心のほうじゃねえか!!!><」
反省した俺は、
「ベアード、冷たかった俺を許してくれ!!!><」
と言わんばかりに毎日毎日話し掛け、贈り物も贈り、ついに、
彼との距離を一気に縮めることに成功。以来、引っ越していくまでの1ヵ月間は、
「かーどー!!」(ベアード)
「校長!!」(俺)
と呼び合う親友となったのであった。
そんな、記録よりも記憶に残るどうぶつの代表であるベアードが、別荘の建築を所望している。
となれば、ふたつ返事で受けてあげたいところなんだけど、同じタイミングで……w
そのルックスにおいて圧倒的なアドバンテージを持つクリスチーヌも、
「アタイに似合う服を着てランウェイを歩くのが夢なの! リララ!」
なんて言っているんだよねぇ……w
リゾート地に来るどうぶつって日ごとに切り替わっているので(全員じゃないけど)、もしもここでクリスチーヌを逃すとしばらく会えなくなる可能性もある。
でも……俺とクリスチーヌが会話をしている背後から、無垢の巨人みたいな黄色いウマが睨みつけていたので(上のスクショ参照w)、
「え……(((( ;゚Д゚))) なんか……怖いんですけど……(((( ;゚Д゚)))」
震えあがった俺はベアードの元へ……w
その流れで、
彼が所望する“イングリッシュガーデン”を作ることとなり、
晴れて、ベアードとの数年ぶりの共同作業が実現することになったのであった!!w
続く!!
1年前の今日は?
せっかく丸1年、1日たりとも欠かさずにプレイしているので新企画“1年前の今日は?”と題して、“昨年の今日のスクショ”を1枚掲載していこうと思います!
ちょうど1年前、2021年2月15日の様子は↓こちらです。
この日は『どうぶつの森』では恒例の、2月のカーニバルでしたw
大塚 角満
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。
『あつまれ どうぶつの森』公式サイト:
https://www.nintendo.co.jp/switch/acbaa/index.html
※ゲーム画面はNintendo Swicthソフト『あつまれ どうぶつの森』のものです。
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