アプリも紹介します!
今シーズンもいよいよ、冬休みシーズンに突入!
まだまだ新型コロナウイルス禍は収まっていないし、受験生にとっては一世一代の大勝負の時期でもあるんだけど……年に一度しかない年末年始なんだから、ちょっとはゆったりノンビリと過ごしたいものです!!
そこでッ!!
冬休み期間は、家族や親せき、お友だちなどなど、何かと知り合いと集まる機会が多くなる時期。そんなときに、みんなでいっしょに盛り上がれる、
“複数人で遊ぶと楽しいゲーム”
を、コロコロオンラインのゲーム担当記者が独断と偏見でピックアップしました!!
本日より10日間にわたって展開する“編集部厳選! パーティーゲーム特集”を参考に、気の置けない人たちとワイワイキャアキャアと盛り上がってください!!
さて、特集第3回目となる今回は……!
いまや小学生でもスマホやタブレットに精通!! だったらそこで遊べる……正統派の名作ボードゲームを紹介しましょう!
2000年のドイツ年間ゲーム大賞受賞作! それをそのままスマホ対応にした……!
『カルカソンヌ』
こちらをご紹介いたします!!
超有名陣取りゲーム!
『カルカソンヌ』は、さまざまなゲーム機やスマホアプリとしても展開されている傑作ボードゲームで、世界中に多くのファンを抱えている。権威のある“ドイツ年間ゲーム大賞”と“ドイツゲーム大賞”をダブルで受賞していることでも、その完成度の高さは証明されていると言えるだろう。
ちなみに、アナログ版はこんな感じだ。
今回紹介するのは、もっとも手軽に『カルカソンヌ』を楽しめるアプリ版。英語版だが、“オーソドックスなカルカソンヌ”をプレイでき、複数人プレイにももちろん対応しているので、今回の特集にピッタリだと判断したわけだ。
なお、家庭用ゲーム機版の『カルカソンヌ』はオリジナルのルールが設定されているものも多いので、このアプリ版をしゃぶりつくした人は、それらに進出するのもオススメ!
ではアプリの説明……というか、『カルカソンヌ』というゲームそのものを簡単に紹介しよう。
画面(というか、盤面)は↓こんな感じ。
道や城壁、教会といった、さまざまな地形が描かれた細かなパネルで構成されているのがわかると思う。アナログ版ではこれらがすべて裏返しに置かれていて、順番が来たら1枚ずつめくってくっつけられる箇所を探してペタペタと並べていく……という作業をする。もちろん、パネルをくっつけるには、
・道がつながっている
・城壁がつなげられる
などの条件があり、アナログ盤だと見誤って間違えることもしばしば……。でもアプリ版ではキッチリとパネルを置ける場所が表示されるので、そういう意味ではこちらのほうがプレイしやすいと思う。
そしてパネルを置く際、プレイヤーはその場所(道や城壁)を占有するために“兵士”を配置することができる。
プレイヤーが所持している兵士は7名で、それ以上配置しようと思ったら盤面から回収してこなければならない。回収するには、
・道を始点と終点でつなげる
・城壁は壁で閉じる
といった采配が必要になるので、高得点を狙うには巧みな“兵士マネジメント”が必須になってくるのだ。
というのも、相手が持っている場所に割り込んだり、敵の兵士を回収させなくしたり……といった勝つためのテクニックがいくつもあるので、シンプルながらかな~り考えさせられるボードゲームとなっているのである。
そして、すべてのパネルを使い切ったらゲームは終了。
合計点数で勝敗を決めることとなる。
ボードゲームの敷居を上げている要因のひとつに、“得点計算が面倒くさいし、間違える”ってことがあると思うけど、アプリ版やゲーム機版だったらそんな心配は杞憂。すべて勝手に、正確に行ってくれるので、何ら問題はない。
いかに上手に嫌がらせをするか……に勝負の鍵が握られているスゴロク系のボードゲームはときに“友情決裂ゲーム”なんて言われることもあるけど、この『カルカソンヌ』はそこまでドギツイ仕様にはなっていない。自分の視野の広さとひらめきの勝負になるので、1戦が終わったあとも、
「君、やるなぁ~www」
「あの一手が大きかったね!w」
なんていう、平和な感想戦が行われること請け合い! そういう意味でも、お正月休みにプレイしてもらいたい1本なのです!
『カルカソンヌ』
【特徴】全世界にファンを持つ、2000年のドイツ年間ゲーム大賞受賞作。シンプルながら奥深いルールで、この手の陣取り系ボードゲームの象徴的な存在。戦略がハマって巨大な城壁を占有できたときの快感は、絶大ですw
【対象年齢】7才以上……となってるけど、ぶっちゃけもっと低年齢でも遊べると思います!
【対象人数】2人~5人