ビンタスカウト合戦、決着!
キャンプサイトの“秋の出血大サービス”の大トリとして、ぼんやりタイプの象徴的などうぶつ、ネコのビンタがやってきた……と連日お伝えしている。
ビンタは、奇をてらわない“ザ・ネコ”といった風貌と、「だのら」という語尾に代表される“いかにもぼんやりタイプ”という性格も相まって、『どうぶつの森』シリーズでも指折りの人気どうぶつとなっている。
当然、俺もスカウト候補のひとりに数えていたので、ビンタの襲来にルナステラ島は沸きに沸いた。ちょうど、プロ野球のドラフト会議シーズンでもあったので、
「即戦力のドラフト1位!! ルナステラーズはビンタ選手を指名ッ!!!ww」
なんて、自分で言ってハシャイでいた。そんなボクも、もう50歳である。
しかし、いくらビンタをスカウトしたくても、我が島はすでに優秀などうぶつたちでパンパンになっている。なので、いくらトランプゲームに勝ってビンタを誘うことができても、
「ううううう……! い、1ごうは……ちょっと無理……><」
↑このように、交代劇にまで発展しないのだ。これでは……どんなに魅力的などうぶつが訪ねてきても、人材交流なんて不可能じゃんな(苦笑)。
しかし、前回の日記で書いた通り、ビンタはももこを指名してきた。
ももこはリリアンと性格がカブるので、交代候補のひとり……ではある。でもそうすると今度は、我が島にぼんやりタイプのどうぶつが2名になってしまうわけで、それだと本末転倒のような……?
……そう、俺は最初からわかっていたのだ。
「ビンタを招くなら、出て行ってもらうのは彼しかいないんだよな……!」
って。
すると、ついに……!
10数回目の抽選で、そのどうぶつに白羽の矢が立ってしまったのである。
あああ……!>< やっぱり、入れ替えるならキャラがカブっているペーターなんだよなあああぁぁぁああ!!!><
ペーターは、昨年の8月7日にキャンプサイトでスカウトしたどうぶつで、付き合いはすでに1年以上。この間、ルナステラ島で唯一のぼんやりタイプとして、リアクションを教えてくれたり、DIYレシピを俺に伝授してくれたりしていたのである。
そういう意味では思い入れも強いので、できることなら出したくないんだけど……! そんなことを言ってると、フレッシュな人材に来てもらうことなどできないわけで……!!><
俺は、ペーターの邪気のない笑顔を思い浮かべながらも、ビンタの要求を……!
飲んだ……!!>< これにより、長く生活をともにしたペーターは……!!
ルナステラ島から、引っ越していくことになりました……! まあこれも……『どうぶつの森』っていうゲームなんだよなーーーー!!!!
テントを出た俺はすぐに、キャンプサイトの真下にあるペーターの家に飛び込んだ。
すると……。
こちらこそ、いままで仲良くしてくれてありがとな、ペーター! その寝ぼけマナコと、
魚が発生しない水たまりで釣りをしていたこと、
じつはイケメンで女子キャラにモテモテだったこと、忘れないぜ!!!><
というわけで明日から、ビンタがルナステラ島に仲間入りです!!! 皆様、どうぞよろしくお願いいたします!
続く!
1年前の今日は?
せっかく丸1年、1日たりとも欠かさずにプレイしているので新企画“1年前の今日は?”と題して、“昨年の今日のスクショ”を1枚掲載していこうと思います!
ちょうど1年前、2020年10月26日の様子は↓こちらです。
ハロウィンを前に、かぼちゃがこんなに実りましたw
大塚 角満
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。
『あつまれ どうぶつの森』公式サイト:
https://www.nintendo.co.jp/switch/acbaa/index.html
※ゲーム画面はNintendo Swicthソフト『あつまれ どうぶつの森』のものです。
© 2020 Nintendo