永遠の恋人
ルナステラ島、開島以来の一大事件“リリアン襲来”に関して事細かにリポートしている。
俺は『あつ森』を始める前から、
「ゲームを始めたら、必ずコイツらは島に招きたいな!!」
と決めていたドラフト1位のどうぶつが何人か存在した。
ひとりは、運よく移住時の仲間のひとりだったヒノコだ。
『どうぶつの森』のスマホアプリ『ポケットキャンプ』のときから仲良くしていた住民で、歯に衣着せぬオトナなトークが“ご意見番”としてピッタリだと思っていたので、
「ヒノコは絶対だ!!」
と思っていた。
もうひとりは、ネコの1ごう。
無類のネコ好きとしてゲーム業界内だけでなく、世間にも知られている俺だが(たぶん)、『どうぶつの森』シリーズに存在するネコタイプのどうぶつの中にあって、ダントツに好きなのがこの1ごう。よって、昨年6月にキャンプサイトに現れてくれたときは、
「ルナステラ島、開島以来の大事件やッ!!!」
と今回と同じことを言って、何度も記事にしているw
そしてジュンも、“永遠のドラフト1位”のひとりだった。
ジュンは今年2月にキャンプサイトでスカウトしたわけだが、
じつはその半年以上前から、離島ツアーに行くたびに、
「ジュンは!!! ジュンはどこにいるんや!!?」
と、血眼になって白いリスを探していた。いくら探したところで、離島にいるどうぶつは1匹だけなのにな^^;
そして、この3名を副将とするなら、その上の“大将”として君臨していたのが件のリリアンなのである。
20年前の、初代『どうぶつの森』のころからの永遠の恋人的どうぶつ--! ぶっちゃけ、リリアンさえ来てくれれば他の9名はすべてシャッフルしてしまってもいいと言っても過言じゃない……こともないけど(歯切れ悪いな)、とにかくそれくらいの愛情と覚悟を以て、
「どんな手段を使ってでも、いつか必ず招待したい!!!><」
そう思ってやまなかった、唯一絶対のどうぶつが彼女だったのである。
さあ、ここからいよいよ本題だ。
キャンプサイトに、その永遠の恋人が来てくれているのである。
どんなに時間が掛かっても必ずスカウトして、ルナステラ島に永住してもらわねば……!!
しかし……!
これがまた、ナントカセンサーが全開バリバリになっちまったらしく、何度口説きとリセットをくり返しても、ピンと来る相手を指名してくれない。
ほんの一部だけ、その様子を紹介するとだな……!
メープルは……まだアカン……!
アポロは……コワイタイプがいなくなっちゃうから、ダメ!!><
だからジュンは、リリアンと同等クラスだから無理やって!!
ももこ……!! ももこはリリアンと性格がカブっているので、仕方ないと言えば仕方ないんだけど……!!
やっぱり、いまは選べないかな……!!
ここで、ももこを放出するかどうか悩んでしまったことが、彼女にも伝わったのだろう。
リセットして戻ってくると、キャンプサイトのすぐ近くで↓こんな光景が……w
あ、やば!!! ももこが引っ越しフラグのフキダシ出してるじゃん!!! お、俺のさっきの逡巡が届いちまったんじゃないの!!?
大いに焦りつつ、再びリリアンの前に。すると、今度は……!
ヒ、ヒノコはきびしい……! この島に来たときからの馴染みだし……!
そして……!
リリアンはここで、島唯一のぼんやりタイプであるペーターを指名してきた。
「な、なるほど……! ペーターかぁ……!」
俺の判断は!?
次回、ついに“リリアン・リポート”が決着する!
1年前の今日は?
せっかく丸1年、1日たりとも欠かさずにプレイしているので新企画“1年前の今日は?”と題して、“昨年の今日のスクショ”を1枚掲載していこうと思います!
ちょうど1年前、2020年9月30日の様子は↓こちらです。
まだ釣れていなかったカジキマグロを求めて、9月最終日の夜に桟橋でフィッシング!! ……まあ、釣れなかったんだけど^^;
大塚 角満
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。
『あつまれ どうぶつの森』公式サイト:
https://www.nintendo.co.jp/switch/acbaa/index.html
※ゲーム画面はNintendo Swicthソフト『あつまれ どうぶつの森』のものです。
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