なんて落ち着く土地なんだろうw
稲妻に上陸してから、早くも数日が経過した。
半年くらい前だったか、稲妻の存在が初めて明かされたときから、
「この新エリアは、“和”をイメージした土地になりますえ^^ 日本の皆様には、どこか懐かしく、どこか心落ち着く場所になると思いますどすえ~^^」
と、京都弁で(エセじゃねえか)喧伝されてきたエリアだけあって……これがもう、想像以上に居心地がいいwww
見るもの触るもの、すべてが新しいはずなのに、視界に入るあらゆる事象が“ノスタルジー”に包まれているのだ。
↓こんな感じで……!
うおおおお……!!
実家のあたり……それも、俺がまだ子どもだった昭和50年代くらいの田舎町に帰って来たような感覚……!!!>< なんて懐かしく……! そして、なんて切ない!!!><
日本の原風景とも言える素朴で美しい景色をゲーム内で見られたことはまことに感動的だったのだが、あまりにもキレイすぎて、
「嗚呼……。もうわしにとっては、40年以上も前の風景なんだよなコレ……。二度と戻らない、少年のころの夏の景色……>< ……幼馴染のシンヤやつっちゃん、初恋の君のカオリちゃんは元気かなぁ……」
と、どちらかというと物悲しさのほうが勝ってしまって、ちょっと涙が出そうになったわ(マジです)。
そんな、ノスタルジックな稲妻の空気を堪能しながら、ズンガズンガと歩いて行った。
そして道中、
七天神像や、
ワープポイントが点在していたので、こまめに開放していく。これで、急用でいやいやモンドや璃月に戻ったとしても(イヤなのかよ)、すぐに稲妻にカンバックできるぞ。
それにしても、この土地は本当に日本の田舎町の風情が色濃い。
いかにもな門をくぐって中に入ると……。
おおお!!ww 鯉のぼりがあるやん!!!ww
しかも、てっぺんに失われた雷神の瞳があったので、
「えっほ、えっほ……」
刻晴に登らせて……。
これを入手ww
このように、何気なく置かれている建物や小物にも和の気配が満載なので、ホントに歩いているだけで鼻歌が出てしまうほど気分が高揚するわ。
もちろん、稲妻は平和で牧歌的な場所……なんてことはぜんぜんなく、
敵もウヨウヨいる。
しかも、ドラゴンスパインがそうだったけど、新たなエリアには“そこならでは”のルールや遊び方もあるので、
戦闘をするとともに、こういったシステムにも慣れていかないといけないと思ったね。
でも、いまはやっぱり……!
景色のほうに夢中かなーーーwww
ホントに楽しいです、稲妻紀行^^
続く!
大塚 角満
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。