もう、いっそのこと……
長く続いた『あつ森』×八景島シーパラダイスコラボイベントリポートも、今回で最終回である。
……じつに、名残惜しいことでありますなあ!
リアルに『あつ森』の世界を感じられる楽しい1日だったので、こういうリポートを書いているときにもドキドキやワクワクがよみがえってくる。
これはコロナ禍以来、鬱屈した毎日を過ごしていた身にとって、キラキラしていた数年前の夏を思い出させてくれる貴重な体験で、向こうしばらくは思い出を反芻するだけで生きていけるレベル。
なのでいっそ、
第493回 『あつ森』×八景島イベントを振り返る(6)
第610回 『あつ森』×八景島イベントを今日も振り返る(82)
第1045回 『あつ森』×八景島イベントをまたしても振り返る(339)
こんな感じで、一生この取材記を書き続けてもいい気がする。
「いや、そうだな!! それでいいな!! そうしようそうしよう^^」
取材写真を整理しつつ、「そうしようそうしよう♪」とご機嫌に歌を歌っていると、背後から心霊現象を思わせる冷たい視線が……!
「おう、おっさん。楽しそうやな。して……このイベントリポート、いつまで続ける気やねん」
恐る恐る振り返ると、そこにいたのはたっちー先生。八景島取材にも同行した、我が相棒である。
ニコニコ笑いを引きつらせながら、俺は答えた。
「もちろん、まだまだ書き続けるで! そうだな……あと700回くらいは^^」
たっちー先生は一瞬で (# ゚Д゚) ←こんな顔になると、地獄の底から絞り出したかのような声で凄んできた。
「何言っとんねん……!!(# ゚Д゚) いくらなんでも書きすぎやろ!!!(怒) そろそろ取材記は切り上げて、ふつうのプレイ日記に戻れやぁぁぁあああ!!!(怒怒)」
ハイ、スミマセン。
釣り勝負!
てなわけで、取材リポートは今回で最終回だ。
前回、俺たちが「今回の取材記における、メインイベントはコレだな!!」と最初から決めつけていた“ジャスティンの釣り大会”の取っ掛かりを書いたんだった。
この大会は、『あつ森』内で1シーズンに1回の割合で開催されるイベント“釣り大会”のルールをそのまま踏襲していて、なんと“制限時間3分内で何匹の魚を釣れるか!?”を競うタイムアタック勝負になっているからおもしろい!!
そう、行われることはまさに↓コレなのだ。
大会の舞台となるのは、専用のいけす。
制限時間なしで好きなように釣れる釣り堀もあるので、それと比べると、
“釣り勝負に挑むアスリート用に準備された試合場”
と言うことができるだろう。
「では、針にオキアミを付けて準備してくださいー!」
司会のジャスティン(スタッフの男性)がアナウンスする。続けて、
「先ほどDIYしたサカナのまきエサは、釣りを始める直前に投げ入れてください!! 活性が上がりますので!」
と畳みかける。
しかし前回の日記で書いた通り、アナウンスを聞き間違えた俺たち(ていうか、俺)はとっくの昔にサカナのまきエサをバラ撒いてしまったので、近所のアジたちは腹いっぱいになっている可能性が高い。
「キサマのせいで、我々は早くもハンデを背負うことになったんやで(# ゚Д゚)」
たっちー先生がチクリと言う。俺たちは仕方なく、わずかに残ったアサリの汁と貝殻(これも撒き餌として使いなさいと言われていたのだ)をお焼香のようにパラパラと撒き、
ようやく臨戦態勢に入ったのであった。
そして--開始から30秒!!
「ぎゃーーーー!!! ななな、なんかかかったぁぁぁあああ!!!>< や、やばい!!! こ、この重さ!! サ、サメかも!!!><」
たっちー先生が大騒ぎし始めた。
「お、落ち着け!! サメが釣れてたまるか!! ゆっくりと竿を上げるんや!!」
なだめすかして竿を上げさせると……!
小ぶりのアジが釣れた!!! って、どこがサメやねん(苦笑)。
しかしたっちー先生は、
「さ、魚とか触れんし!>< どどど、どうにかしてや!!!><」
と騒ぎ立てるので、ここで竿をチェンジwww 俺は素早くアジを針から外すと、
「残り2分!!! せめて合計4匹釣ろう!!!」
そう言って、自分の釣りに集中していった。
その結果、最終的には……!!
俺、3匹!! たっちー先生はさっきの1匹!! 合計4匹釣り上げることに成功しました~~~!!w
でも、さすがにこの釣果では優勝には届かず、賞品のステッカー獲得はならずw(優勝した方は5匹も釣っておられた!) でも、俺たちは大満足で、
「釣り、めちゃくちゃ楽しい!!! これ、『あつ森』関係なくハマっちゃいそうやん!!」
基本、超インドア派のたっちー先生が、新たな楽しみに目覚めた瞬間でありましたw
そしてこのあと、俺たちは4匹のアジを持って所定のレストランに移動。釣った魚を料理してもらって食す……というところまで参加費に含まれているので、
ズバンと一閃、アジをさばいてもらったのち……!
ご覧の通り、アジフライとアジのグリル、
さらに俺は、
別売りのバンズを購入してフィッシュバーガーにしてかぶりついた!
これがもう、新鮮トレトレのアジってこともあって、うまいったらなかった!! たっちー先生も、
こちらのアジのグリルがいたくお気に入りで、
「これ、わしが全部喰う!!!」
と言って、ホントにすべて平らげてしまったのでしたw
そして、残るスタンプもコンプリートし、
おまけでもらったamiboカードを開封して、
「…………………」
という結果に^^; ドキドキできたから、それで十分だけどw
てなわけで、丸1日楽しみまくった“はっけい島 海の生きもの ふれあい展”。8月31日まで実施されているので、チャンスがあればもう1回、プライベートで行きたいなあ。
おしまい!
1年前の今日は?
せっかく丸1年、1日たりとも欠かさずにプレイしているので新企画“1年前の今日は?”と題して、“昨年の今日のスクショ”を1枚掲載していこうと思います!
ちょうど1年前、2020年7月24日の様子は↓こちらです。
カモメのジョニーを救出した回数が、記念すべき10回目に到達したのがこの日でしたw
大塚 角満
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。
『あつまれ どうぶつの森』公式サイト:
https://www.nintendo.co.jp/switch/acbaa/index.html
※ゲーム画面はNintendo Swicthソフト『あつまれ どうぶつの森』のものです。
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