1年越しの悲願は……!
当日記の480回目で、数いる『あつ森』の虫の中でも、最上位の“レア虫”に位置づけられている(※当社比)“オウゴンオニクワガタ”について言及した。
1年前のいまごろ、まさかすべての虫を模型にする計画を立てるなんて夢にも思わず、捕まえた端から売り飛ばしていたんだよなぁ、オウゴンオニクワガタ……。高く売れるから……。
そのせいで1年後の俺が、まっっったく出現しないオウゴンオニクワガタの捕獲に苦労して、レックスに模型依頼を出せずにいるというね……。
もしも一度だけタイムマシンに乗れるなら、オウゴンオニクワガタを売ろうとしている自分の元に駆け付けて、
「それ!!! 売っちゃダメ!!!>< オマエ、1年後に模型を作りたくなるからッ!!! でも、オウゴンオニクワガタまったく捕まらなくて、ダークサイドに堕ちそうになるんだよ!!! なので売らずに取っておけって!!!>< 悪いことは言わないからさぁ!!!」
そう強く説得したい。そして、最難関のオウゴンオニクワガタの憂いをなくして、他の昆虫模型製作に拍車をかけてあげたいのだッ!!
……って、一瞬だけ思ったけど、ホントに1回しかタイムマシンに乗れないなら、こんなシチュエーションに戻るわけがないな^^;; もっとこう、一攫千金のチャンスを狙うとか、何度戻って歴史を変えても殺されてしまう彼女を助けに行くとか(何の話だ)、そういうことに使うだろうなぁ……w
話が逸れた。
とにかく、俺は1日も早くオウゴンオニクワガタとの因縁を解消し、明日に向かって走り出したいのだ。そのためには意地でも、つぎにレックスが島を訪問するまでに“最後の1匹”を捕まえなければならぬのだ!!
ニジイロ詐欺を乗り越えて
いやそれにしても、今年のルナステラ島は、昆虫の出現度合いが偏っている。
とりあえず、レア虫は高く売れるので見掛けたら片っ端から捕まえるようにしていたんだけど、ことごとく……!
ゴライアスオオハナムグリだったり……。
ヘラクレスオオカブトだったり……。
オオクワガタだったり……。
ギラファノコギリクワガタだったり……w
さらに、480回目の記事でも書いたけど、
「あッ!! ついにオウゴンオニクワガタがいたぁ!!!ww」
と思って虫あみを振るっても……。
すべて、“ニジイロ詐欺”(#゚Д゚)カーーー!!! 本当に、紛らわしいったらありゃしない。
これらの虫は本当にレアなので、なんとなく売ってしまうのが躊躇されるんだけど、保管しておいたところで倉庫を圧迫するだけなのでタヌキ商店で売り飛ばす。
その金額は、化石も含めてだけど……!
約86000ベルw やっぱりレア虫は、いい金策ネタになるなあ。
それでも、やっぱりルナステラ島には一向にオウゴンオニクワガタが出現しなかったので、やむを得ず↓こちらの手段を採用……。
貴重なマイルを2000も使って、昆虫採集メインの離島ツアーに……。離島ツアーはスカウト活動以外ではやりたくないんだけど(マイルがもったいないので)、ここまでオウゴンオニクワガタに苦戦するとなると、背に腹は代えられないのだよ。
でも、そんな離島でも……!
いいい、いたッ!!!><
……って、ここでもニジイロ詐欺かいッ!!!!(怒) マジで今年は、オウゴンオニクワガタにお目に掛かれないかもしれないなぁ……。
ちなみにここまで、たった1日の出来事ww 波乱万丈すぎだろルナステラ島の俺www
そして……1週間ほどが経過した、ある日のこと。
いい加減、昆虫採集に嫌気がさしてきて、
「もう、オウゴンオニクワガタとかどーでもいいか……。3年目の夏に持ち越しでさ……」
そんなことを思い始めた夕暮れ時--。何気なく、1本の木を見ると……!
小ぶりで、メタリックな質感のクワガタが1匹……。
「あ、あれは……ニジイロクワガタだよな???」
そうつぶやきつつも、緊張でブルブル震える指をどうにか制御して(泣ける)、慎重に虫あみを振るったところ……!!
「あッ!!!!!」
黄金色に輝く、まるでプラモデルのようながっしりとしたクワガタ……!!! この色、この艶は、間違いなくッ!!
オウゴンオニクワガタ、やっといたぁぁぁあああ!!!!www
苦節、1年と数ヵ月……。
ようやく模型製作に必要な3匹のオウゴンオニクワガタを捕まえることに成功したのでした!!!w
続く!
1年前の今日は?
せっかく丸1年、1日たりとも欠かさずにプレイしているので新企画“1年前の今日は?”と題して、“昨年の今日のスクショ”を1枚掲載していこうと思います!
ちょうど1年前、2020年7月16日の様子は↓こちらです。
金のバラが初めて咲いて、感激したのがこの日でしたw
大塚 角満
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。
『あつまれ どうぶつの森』公式サイト:
https://www.nintendo.co.jp/switch/acbaa/index.html
※ゲーム画面はNintendo Swicthソフト『あつまれ どうぶつの森』のものです。
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