【原神プレイ日記】角満の『原神』大紀行:第168話 対決! 魔偶剣鬼!

これもカズハのため

 ひさびさに引いた★5キャラ、“楓原万葉(カエデハラ・カズハ)”のための聖遺物集めが一定の成果を得た……と前回の記事で書いた。

 しかし、『原神』のキャラ育成という沼地は底を知らず、いくらでもやることが出てくるから恐ろしい。

 ひとまず聖遺物はオッケーなので、つぎは……うん、やっぱりキャラレベルの上限突破だな!! そしてそのためには、

 こちらの“魔偶の芯”を手に入れなければならない。

 おそらく、カズハは上限突破に直面するたびに魔偶の芯(もしくはそれに類する素材)を必要とするはずなので、たくさん集めておいて損はないだろう。

 そして、この素材を持っている相手が……!

 夏イベントでさんざん世話になった(つまりボコられた)“魔偶剣鬼”なんだよねぇぇぇぇ……><

 これはどうやら、ひと筋縄ではいかなそうだぞ……((゚Д゚;))

上限突破!

 とはいえ現状、魔偶剣鬼を倒す以外に魔偶の芯を手に入れる方法はなさそうなので、カズハを育てるからにはこの強敵は避けて通れないのだ。

 ぶっちゃけ、

 「……いまのところ、絶対に育てないといけないってわけでもないので、カズハはしばらく寝かせておくかねぇ^^;

 という考えが浮かばなくもなかったのだが、ずっと同じメンバー(甘雨、刻晴、クレー、バーバラ)で回しているのも芸がないなと思い始めていたので、ここはやはり……腹をくくって、魔偶剣鬼を攻略するしかないよなー!

 というわけで一路、金リンゴ群島に足を向けて、魔偶剣鬼のところまでやってきた。

 この強敵は、巨大な盾で遠距離攻撃を巧みに防御したり、一気に間合いを詰めての居合切りを仕掛けてくるなど、攻防どちらも優れた立ち回りをしてくる。これを以前は攻略することができず、夏イベントにあった“武士?魔王!決闘だ!”(魔偶剣鬼を倒しまくるコンテンツ)は完了できずに逃げ帰って来た記憶が……。

 「うーーーーん……。どうも俺とは相性の悪い敵なんだけど、大丈夫かなぁ……」

 一抹……どころか、二抹も十抹も不安を覚えながら、俺は角満アーミーズ最強のアタッカー、甘雨の弓を中心に魔偶剣鬼に攻撃を加えていった。

 「どうせ盾で防御されるんでしょ?? わかってんねん。ちってんねん」

 と、若干やさぐれながら……w

 ところが。

 「お??」

 なんか……以前と比べて格段に、ダメージを入れられている気がする!! いや、盾で防がれることも多々あるんだけど、ちょっと冷静に距離を取って魔偶剣鬼の動きを観察し、盾がヤツの身体から離れたときを見計らって矢を放てば、ふっつーに大ダメージを入れることができるよ!!ww

 思わず、つぎの感想が頭をもたげてくる。

 「……“武士?魔王!決闘だ!”のときに、なんでこれができなかったんだろう」

 まあ、イベントで浮足立っているときは、得てしてそんなもんなんだろうな(苦笑)。

 俺は努めて冷静に、魔偶剣鬼を攻め立てた。

 余裕が出てきたこともあって、

 キャラを切り替えて元素反応を狙いつつ、一気に敵の体力を削っていく。

 さらに、甘雨ちゃんの弓でイヤラシイ遠距離攻撃を畳みかけてぇの……!

 結果は……!!

 よっしゃ!!! 魔偶剣鬼、余裕で討伐!!!w ホントに、なんでこいつに手こずっていたんだろう俺!!!w

 そしてキチンと、目当てのアイテムもゲットしましたよ。

 魔偶の芯、あったぁぁあああ!!!w

 これにより、カズハは念願の……!

 2回目の上限突破達成!!! いいねいいね!! 順調だね!!!w

 ここからはもう、魔偶剣鬼はいいカモである。

 ガンガン倒して……!

 素材を入手!!!w

 また倒して……!!

 素材を入手!!!www

 小一時間ほどこの作業に従事したことにより、カズハは……!

 3回目の上限突破!! じつにいいペースで、“使えるキャラ”になりつつあるのでした!!

 続く!

大塚(おおつか) 角満(かどまん)
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。