目的は果たせたのか?
6月30日を最後に(しばらくのあいだ)島から消えてしまう虫、
・モンシロチョウ
・モンキチョウ
・バイオリンムシ
・ダンゴムシ
・ムカデ
を捕獲するため、ラスト数時間に島を駆けずり回ったおっさんの物語をお届けしている。
必要なのは、それぞれ3匹ずつ……。
これが、レックスに模型製作を依頼するときに必要な数だということは言うまでもないと思うが、この“3”という数字がじつに絶妙……というかイヤらしいポイントになっていて、1匹、2匹はすぐに捕まえられるのにラストの3匹目になると虫どもはパタリと姿を消す……というナゾの現象が往々にして起こる。
これ、たとえばモンシロチョウだと、出現する場所と時間が、
・モンシロチョウ:空、4時~19時
このようになっているので、3匹目がなかなか見つからなかったときはホントに焦った。19時を過ぎたら捕まえられなくなり、さらに日を跨いで7月1日になってしまったら島から消えてしまうので、最後は、
「南無南無~~~!!!>< モンシロチョウ、出てきてくれぇぇぇえええ!!!><」
神や仏、鬼や悪魔にも祈る勢いで白いチョウチョを探していたわ(苦笑)。
でも、前回の記事に書いたけど、我がルナステラ島に雨が降っていてチョウチョが隠れてしまったので、俺は「奥の手発動!!」ってことで離島ツアーを決行。昆虫アイランドに到達できることを夢見て飛行機に乗ったんだけど、着いた先は……。
まさかの大嵐で万事休す(((( ;゚Д゚)))
思わず、ロドリーを焼き鳥にしてくれようかと本気で思ったりもしたものの、けっきょくルナステラ島に戻って地道な昆虫採集を続けることになったのである。
でも、運よくルナステラ島の雨は上がっていて、ここから怒涛の“虫捕獲ラッシュ”となりました!
モンキチョウに……!
モンシロチョウ!! これにて、チョウチョ類はすべてそろったかな!!w
さらに、切り株をチェックに行くと……!
おおおおお……(消え入るような声で)。
バイオリンムシ、いるぅぅぅぅぅ……。
あんま騒いで逃げられたら、元も子もないからな。ここは慎重に……!! 赤子の手をひねるが如く……!!(意味違う?)
うりゃ!!
よし!! これで、バイオリンムシもリーチになったぞ!!
そして、時計の針が午後4時を過ぎたことを確認し、今度は岩ににじり寄る。
……そう!! 午後4時過ぎじゃないと出現しないムカデを3匹捕まえなきゃならないのだ!!w
そこで、レックスが見守る中で岩をぶっ叩いて……!!
出現した毒虫を……!!!
よっしゃよっしゃ!!! ムカデも確保!!!ww いやあ、うれしいなあwww 会いたかったよムカデちゃん^^^^
……一瞬、
「……全世界数十億の人間の中でムカデを捕まえて喜んでいるのは、いまこの瞬間には俺しかいないのでは(((( ;゚Д゚)))」
そんな考えが頭をよぎる。
俺も、模型製作という目標がなければムカデがニョロニョロと現れたところで唾棄に処して終わりなんだけど、今回ばかりは事情が事情だ。捕獲したものはキチンと、
倉庫に保管し、代わりに、
なんとなく、恐れ多くて売るに売れなかったアレキサンドラトリバネアゲハなどの希少な虫たちをごっそりとピックアップ。ダブって保管しているものは売っ払わないと倉庫が圧迫されて仕方ないので、断腸の思いでレックスに引き取ってもらうことにしたのだ。
その結果……w
うはwww 約10万ベルwwww 簡単にひと財産できちまったよwww
こうして、サイフの中身を潤しながら、最後に残った“バイオリンムシ、最後の1匹”も……!
いたぁぁぁぁぁぁ……(ささやくような声で)。
虫に気付かれぬよう息を止め、そっと虫あみを振るったところ……!!
獲ったーーーー!!!www これにてついに、
7月になると消えてしまうすべての虫を、3匹ずつ確保することに成功!!!w ダンゴムシもムカデもバイオリンムシも、いつでもレックスに模型製作を依頼できるぞーーーー!!!!www
……ふと、
「……でも、ダンゴムシの模型とか、1ミクロンもいらないんだけどな……」
冷静な自分が心の奥底で叫び声をあげた気がするが……ま、堅いこと言うなよ!!!w
さて、7月だ。
真夏は島が虫天国と化すので、いまからコツコツと必要数を確保していかないとな。夏限定のカブトムシ系を獲り逃すと……向こう1年、模型製作ができないってことだし……!!!www
というわけで、忙しい夏が始まりましたとさ!
続く!
1年前の今日は?
せっかく丸1年、1日たりとも欠かさずにプレイしているので新企画“1年前の今日は?”と題して、“昨年の今日のスクショ”を1枚掲載していこうと思います!
ちょうど1年前、2020年7月5日の様子は↓こちらです。
カブ取引が、最盛期を迎えたのがこのころですw
大塚 角満
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。
『あつまれ どうぶつの森』公式サイト:
https://www.nintendo.co.jp/switch/acbaa/index.html
※ゲーム画面はNintendo Swicthソフト『あつまれ どうぶつの森』のものです。
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