〜『デュエル・マスターズ』イラストレーター、増田幹生さんに直撃インタビュー!~
今回は最新パック『双極篇第4弾 超決戦!バラギアラ!!無敵オラオラ輪廻∞』に収録されたツインパクトカード「水晶の記録 ゼノシャーク/クリスタル・メモリー」を担当された増田幹生さんにお話を伺いました。デュエル・マスターズのカードイラストを描くきっかけとなったエピソードから、「水晶の記録 ゼノシャーク」のイラストモチーフや増田幹生さん独自の設定も語っていただきました!
——デュエマのカードイラストを描かれるきっかけとなったのはどういう経緯がありましたか?
ゲーム会社を退社して、フリーで仕事を始めた時期ですね。イラスト制作のhow to系の雑誌に僕のイラストのメイキングが掲載されたんです。
その時に掲載して頂いたドラゴンのイラストが当時のアートディレクターさんの目に止まり、連絡をいただきました。
会社を退社してすぐの時期だったので、とてもうれしかったです。
——初めてご自身が描かれて、カードになったのはどのカードですか?
愛護兵ブランカです。
▲「転生編 第1弾」収録、「愛護兵ブランカ」
——今回のカードイラスト「水晶の記録 ゼノシャーク/クリスタル・メモリー」は、どのような発注で描かれたカードですか?
▲「双極篇第4弾 超決戦! バラギアラ!! 無敵オラオラ輪廻∞」収録、
「水晶の記録 ゼノシャーク/クリスタル・メモリー」
深海に棲む珍しいサメのゴブリンシャークをモチーフとした格好いいクリーチャーという依頼でした。
呪文側は「角でゲットしてる感じを出して欲しい」という依頼でした。
——こちらのイラストは、ご自身の中で設定や、コンセプトみたいなものってありましたか?
とにかくわかりやすく格好いい感じに描きました。
各部のエラやヒレが開閉してフォルムが変わるコンセプトがあって、これはラフの段階からありましたね。
また、脳内イメージだけで絵に起こしてませんけど……。ヒレを閉じてスピード形態とか、展開してエネルギーを溜めるとかも考えていました。
それから、武器も双剣状態とその二つを合わせて大きなブーメランのような、鎌のような巨大な武器に変形するというのも、アイデアにありました。こちらも絵に起こしていませんが(笑)
次回は「水晶の記録 ゼノシャーク/クリスタル・メモリー」の注目ポイントを解説していただきます! お楽しみに!!
・名前:増田幹生
・生年月日:1974年11月12日
・出身地:東京
・これまで担当したカード:
「愛護兵ブランカ」、「ルナ・コスモビュー」、
「白騎士の聖霊王 HEAVEN」、「轟く侵略 レッドゾーン」、
「終末の時計 ザ・クロック」、
「キングダム・オウ禍武斗/轟破天九十九語」 他
・好きなカード:
「轟く侵略 レッドゾーン」、「白騎士の聖霊王 HEAVEN」
・デュエマファンへ一言!:
これからも大会やアニメ、漫画などデュエマを楽しんでください!