【あつ森】『あつまれどうぶつの森』プレイ日記角満島開拓日誌　第426回　キンニクは連動する～1ごうとちゃちゃまるの関係～

2021年05月19日 12:30

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ルナステラ島の、2大おバカコンビ

　我がルナステラ島では、個性豊かな10名のどうぶつたちが暮らしている。

　半年ほど前の2020年秋ごろまでは、

　｢こいつとこいつは……将来的には、誰かと入れ替えたいな｣

　という、冷徹極まりない人事異動を考えてばかりいたものだが、今年の2月にリスのジュンが加わったのを最後に、人の異動は行われていない。

　その理由は言うまでもなく、

　｢ウチの島の住民……もうこれで、完成でいいのかも？？｣

　と思ってしまっているからで、そういう意味では俺は、『あつ森』でもっとも血沸き肉躍る、

　“どうぶつとの出会いと別れ”

　を超越した段階に突入してしまったのかもしれない。違うかもしれない。

　とはいえ、このゲームを始めた当初からの悲願であるウサギの“リリアン”を引き当てていないし、ジャックやジャスミンといった人気キャラに関しても、

　｢ホントに存在すんの……？？｣

　と、まるでUMAのごとく遭遇していないので、離島ツアーやキャンプサイトの動向次第ではまだまだ異動の余地は残されていると思うけどね。

　さて、なんでこんな話を始めたのかと言うと、そのようなスカウトの可能性が高い“まだ見ぬ強豪”と出会ったとしても、

　｢コイツだけは……絶対に誰とも交換しないぞ！！｣

　と決めている“永久欠番”ならぬ“永久住民”の資格を有するどうぶつのことを書きたいと思ったからだ。

　ちなみに、我が島の住民の中でこの権利を有しているのは、

・ヒノコ（入植時からいっしょに暮らす最古参）
・メープル（ルナステラ島の良心）
・ジュン（超絶人気の“最かわ”リス）

　↑こちらの3名と、当コラムの主役である……！！

　1ごう！！！

　と……！！

　ちゃちゃまる！！！

　となります。

　今回はこの“ルナステラ島の2大おバカコンビ”が、じつは“発言内容を申し合わせて、同じことを言っているのでは！？”という疑惑が浮上したので、そのことを追求したいと思う。

困らせるふたり

　いまさら言うまでもなく、『あつ森』に登場する400種以上のどうぶつたちは“特定のタイプ”に分類されていて、性格や発言内容はそれに準ずるようになっている。

　たとえば、同じ“元気系”のアセロラとももこが朝イチのあいさつで、

　｢わぁ、かどかどだ！　ちょうど会いたいなって思ってたの！　なんてね｣（アセロラ）

　｢わぁ、かどかどだ！　ちょうど会いたいなって思ってたの！　なのよ｣（ももこ）

　このように、まったく同じことを言ってきたりとかね。

　それでも、不思議なほど個性的に見えるのはどうぶつごとに決められた“語尾”のおかげ。これは20年前に発売された初代『どうぶつの森』から連綿と受け継がれているシステムで、改めて、

　｢20年も前からコレを確立していたなんて……ホントに『どうぶつの森』の制作陣はスゲエな！！！｣

　と感心してしまうのである。

　……という前提のもと、以下の記事をお読みくださいねｗ

　前述のアセロラ＆ももこはしょっちゅう同じことを言っているわけだが、わりとナチュラルな発言が多いことからほとんど気にならない。社内で飛び交う私語の如く、耳（テキストだから目かｗ）には入っているんだけど内容を吟味するにいたらず、ただの“音”として聞き流すことができるのだ。

　しかし。

　これが1ごうとちゃちゃまるのセリフとなると、急に話が変わってくる。

　このふたりは、いわゆる“ハキハキ系”にカテゴライズされるどうぶつで、発言のテーマはズバリ“キンニク（筋肉）”や“スポーツ”と言った“熱血系”。要するに……アセロラ＆ももこのように聞き流せる軽いものではなく、暑苦しくて非常に耳に残るものが多いのであるよ！！ｗｗｗ

　なので、

　｢1ごうのやつ、今日も汗臭いことを言ってんなぁ……ｗ｣

　と、ついつい一言一句を追ってしまうんだけど、ある日俺は“妙なこと”に気付いてしまった。

　その日、朝のあいさつで1ごうは、

　｢勝負するならいつでもばっちこいだぞー！！　とぉっ｣

　こんなことをのたまったんだけど、これ……すんげえ既視感があるんだけど、なんでだ？？ｗ

　そこで、その日に撮ったスクショを精査してみたんだけど、なんと……！

　あｗｗｗ　既視感の正体はコレか！！！ｗｗ　ちゃちゃまるのやつも、

　｢勝負するならいつでもばっちこいだぞー！！　ふんふん｣

　って言っていたんだｗｗｗ

　これ、既視感を感じた理由はイチもニもなく、

　“ふたりの発言が暑苦しいから”

　に他ならない。そして、このことに気付いてしまったために俺は、

　｢ていうか……もしかしてこいつら、毎日毎日連動するように、同じあいさつを重ねているんじゃね！？ｗ｣

　と疑問を抱いてしまい、過去にさかのぼってスクショを調べてしまったのだ。

　すると……！

　あるわあるわ、1ごうとちゃちゃまるで申し合わせたのか、同じあいさつをしている瞬間が！！ｗ

　いくつかピックアップすると……！

　いや、俺じゃなくて、オマエらふたりで集まってキントレしろよ……ｗ

　話してるだけで筋肉痛になりそうだわｗｗ

　さらに、あいさつだけじゃなくてだな……。

　なんで同じようなタイミングで、語尾について悩んでんだよｗｗｗ

　そして、極めつけはだな……！！

　え……！！　ちゃちゃまる、永久住民なんだから引っ越しは……ダメぇぇぇええええ！！！＞＜

　なんとかちゃちゃまるを思いとどまらせた翌日……！！！　

　1ごうもダメぇぇぇええええ！！！＞＜

　っていうかやっぱりオマエら、陰で共謀してるだろ！！！

　｢オイラ今日、引っ越しをほのめかして困らせてやったぜ。ふんふん｣（ちゃちゃまる）

　｢お！！　じゃあオイラは明日、引っ越しの打診をしてみるぜ！　困惑するだろうなぁ～～ｗｗｗ　とぉっ｣（1ごう）

　って！！！　連動して困らせるの、やめてくれぇぇぇええ！！ｗｗｗ

　こうして今日も俺は、ルナステラ島の2大おバカコンビに振り回されるのでありました……ｗ

　続くｗ

1年前の今日は？

　せっかく丸1年、1日たりとも欠かさずにプレイしているので新企画“1年前の今日は？”と題して、“昨年の今日のスクショ”を1枚掲載していこうと思います！

　ちょうど1年前、2020年5月19日の様子は↓こちらです。

　滝つぼを見つめて物思いにふけるヴァネッサ……。よからぬことを考えているんじゃないかと、しばし釘付けになってしまったのでした。

大塚(おおつか) 角満(かどまん)
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部！”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか！』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。