【あつ森】『あつまれ どうぶつの森』プレイ日記 角満島開拓日誌 第392回 釣り大会、完璧すぎる準備

コンパクトにw

 前回、釣り大会のことを書こうと思って筆をとったのに、なんと……!

 その前日の出来事を書いただけで、コラム1本を消費してしまった!!(((( ;゚Д゚)))

 いたずらに長文を書くのは能力が低い証拠……なんてことも言われてしまう今日このごろ。密かに、

 「今期はなるべくコンパクトな文章を心掛けて、その分、本数を増やしていこう!!」

 という方針を立てていたというのに……さっそく方向性がブレブレだぁぁぁぁああああ!!!www

 と、オノレの才能のなさを露呈する長いツカミを書いたところで、釣り大会当日のことを書こうと思うw

釣り大会の秘密兵器

 迎えた4月10日。3ヵ月ぶりの釣り大会の日だ。

 その幕開けを告げるしずえのアナウンスを聞いて、ちょっと感慨深い気持ちになる。

 春の釣り大会か……。

 思えば1年前のこの日は、

 「『あつ森』で初となる、タイムアタックの大会だ!! うおおおおお!! 燃える!! こういうのがあるから、『あつ森』はやめられねえ!!!

 なんて、アスリートよろしくボウボウに燃えてジャスティンを迎え撃ったんだよねえ。

 でも、さすがに島暮らしが1周し、2回目の春の釣り大会となるので、気持ちは落ち着いたもんである。

 「おお……。そうかそうか、春の釣り大会じゃったか。思えば桜の花が散り始めたこの時期に、初夏の訪れを告げるかのように釣り大会が開催されたんじゃなあ……。あのころはわしも若かった……。南無南無……」

 ↑こんな感じ。半分死んだみたいになっているが(苦笑)、勤続1年の皆勤賞ベテラン島民ともなると、このような境地に達するのである。

 でも、今回が初めての釣り大会となる住民は、期待と緊張がない交ぜになった複雑な心境のようだった。

 ジュンがルナステラ島にやってきたのは2月の始めなので、釣り大会には初参加となる。この、何とも言えない独特な表情は、1年前の自分を見ているようで懐かしかったわw

 そして広場に行くと、いましたいました主催のジャスティンが!

 話し掛けると……。

 久しぶりって……!!

 あんさん、昨日からずっとこの島にいたやんけ!!!www 早朝5時までウロウロしていて、そのまま広場に来て準備してただろ!!!www

 どうやら釣り大会の開催を待ちきれないのは、参加者だけではなかったようだwww

 となれば、俺も準備を始めよう。

 ここ数回の釣り大会は、

 「釣り大会のポイントで交換できる釣りグッズもあらかた揃っちゃったので……もうテキトーでいいかな^^;

 と、惰性……もしくは“お付き合い”で仕方なく参加していたようなものだったけど、2周目が始まったばかりなので少しは気合を入れたい。

 まずは、格好から。

 いつもの、春物のジャケットにキャスケット、オシャレ眼鏡にポシェットを合わせて……なんていう、草食動物みたいなかわいらしいコーディネートでは釣り大会に合わない。

 ここはガチで……!

 釣りジャケットに偏光サングラス!! 釣り糸が引っ掛からないように頭にはバンダナを巻くのが必須!! そして足元は動きやすい短パンに、陸っぱり(おかっぱり、と読む。岸から竿を出して魚を釣るスタイルのこと)御用達の長靴を!! これぞ完璧、魚紳さんコーディネーーーーートッ!!!ww

 もう、パーフェクトとしか言いようがない。これで爆釣間違いなしだな。

 さらなる準備として……↓コレも怠ってはならない。

 “サカナのまきエサ”を作るためのアサリ掘り!!

 これ、どこかで書いたことがある気がするけど、大好きな作家、故・開高健がエッセイの中で、

 「釣りは、ミミズを掘ることから始まる」

 なんて書いていたのを読んだ記憶がある。

 昭和の時代の川釣りはミミズがエサの定番で、俺も子どものころは釣りの前に、ゴミ捨て場の下の土をほじくってミミズを捕まえていたものだ。それこそ、いいミミズがたくさん獲れる場所は釣りのポイント以上に重要で、仲間にも教えない“秘密のスポット”になっていたのであるよ。

 でも、『あつ森』ではミミズではなく、アサリを使って撒き餌を作る。

 釣り大会は、3分間でどれだけ多くの魚を釣るか……が勝負のポイントになっているので、事前にサカナのまきエサを準備しておくのは“お約束”みたいなもの。ここ最近の釣り大会は前述の通り惰性だったので、まきエサも作らなかったんだけど、今回は気合が違うのだ。

 しかし、住民の中にはそれほどテンションが上がっていないヤツもいるようで……。

 アポロ、やる気ゼロかよ!!!www 俺が昨日掘った化石の話とか、どーでもいいやん!!!www

 そんなアポロは放っておいて、俺はこの日のために考えていた秘策をも実行することにした。

 そのカギを握るのが↓こちらの“装置”である。

 “どかん”を……。

 しまって……。

 広場の近くに設置、と……w

 これで……今日の釣り大会は、ブッチギリの大優勝じゃああああ!!!ww

 どかんを使って、何をしようとしているのか??

 続く!w

大塚(おおつか) 角満(かどまん)
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。

『あつまれ どうぶつの森』公式サイト:
https://www.nintendo.co.jp/switch/acbaa/index.html

※ゲーム画面はNintendo Swicthソフト『あつまれ どうぶつの森』のものです。
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