ブーブークッションを置いてみたら
先日、4月1日のエイプリルフール合わせで↓こんな商品がたぬきショッピングに並んだ。
おおお?? これは……俺が子どものころから存在する“キングオブいたずらグッズ”、ブーブークッションではないか!!www
懐かしいなぁ、ブーブークッション……。
いつ発明されたものなのか、そもそも元祖はどこの国なのかも知らないけど、俺が物心つくころにはすでに売られていて、パーティーの盛り上げグッズとして市民権(?)を得ていたんだよなー。
仕組みとしては何のことはない、空気の入れられたクッションで、これを座布団なんかの下に敷いておくと、知らずに誰かが座ったときに、
「ぷ~~~~www」
もしくはコロコロ読者大喜び的に表現すると、
「ぶりゅぶりゅぶりゅ!! ぶばばばばんッ!!!www」
なんて、けっこうな大音量でオナラの音が発生する……というオモチャである。
『あつ森』運営チーム的に、これを島に設置してどうぶつやフレンドを驚かせてね、ということなのだろう。こういう遊び心、大好きよw
いたずらの歴史
しかし、『どうぶつの森』シリーズのいたずらグッズとして真っ先に思いつくのは、やっぱり↓コレであろう。
確か初代『どうぶつの森』のころからあったと思われる“おとしあなのタネ”だ。過去作でもさんざん作って、遊びに来たフレンドを落としてゲラゲラと笑っていたっけ……w
俺が『あつ森』でおとしあなのタネを手に入れたのは、なんと1年近く前の2020年5月15日だった。
このときのうれしさと言ったら、ハンパなものじゃなかったねw
「これでやっと、誰かを落として遊べるぞ!!ww」
「落ちてジタバタする姿が、かわいいんだよなあ!!ww」
なんて、ゲヒゲヒと下卑た笑みを浮かべて喜んでいたのである。あー気持ち悪い。
なので、さっそくその日からおとしあなのタネを量産し、島に埋めまくったんだよな。
↓こんな感じで。
どうしても、下品な笑いが止まらない。
「よいしょ、よいしょ。ぐへ、ぐへへへへwww」
そしてまもなく、いかにもアヤシイ落とし穴が誕生した。
これを見て、
「あ!! 化石がある!!」
と無警戒に近づいた……その瞬間!!
「あんぎゃあんぎゃ!!! だ、誰だここに落とし穴を作ったのは!!!><」
という、阿鼻叫喚の地獄が展開するはずなのである!
しかし……。
待てど暮らせど、落とし穴に落ちてくれるどうぶつが現れない。警戒されているのか、それとも近づかないようにプログラミングされているのか、俺はいまだに一度たりとも、『あつ森』の落とし穴にどうぶつが落ちた姿を目撃していない……w
けっきょく、どうなるのかというと……。
「あ!! 化石を掘り忘れてる!!ww」
ってことで近づいたのは……。
自分で作った落とし穴ってことを忘れた、俺自身というね……w 我ながら、アホすぎだろ……。
さて、冒頭で紹介したブーブークッションはどうなったのか?
せっかくなので、目抜き通りにある1ごうの家の庭に、そっと置かせてもらいましたw
「これにもしもどうぶつが座ってくれたら……オナラ音にビックリして、アタフタする姿が見られるに違いないぞww げひ! げひひひい!」
そして後日、件のブーブークッションの様子を見に行ってみると……!!
あッ!!!ww ももこがまんまと座ってる!!!www いや、ぜんぜん驚いたふうじゃないけど……話し掛ければきっと、
「ちょっとー! 誰よこんなくだらないものを置いたのは!! なのよ!」
と、怒り始めるに違いない!!
ワクワクしながら、ももこに話を聞くと……。
……って、ブーブークッションもちょっとは相手してくれよ!!!!(泣) ドキドキしてた俺がバカみたいやないけ!!!><
『あつ森』でどうぶつたちを驚かせるのは……なかなかにして、難しいのであった……w
続くw
大塚 角満
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。
『あつまれ どうぶつの森』公式サイト:
https://www.nintendo.co.jp/switch/acbaa/index.html
※ゲーム画面はNintendo Swicthソフト『あつまれ どうぶつの森』のものです。
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