【パズドラ】『大塚角満のモンスター美術館』第106回 歓喜の進化「ドリヤード」!!!!

第106回 「ドリヤード」

公認プレイヤーの大塚角満が、モンスターの思い出やイラストの秘密を語りまくる!
前回に続き超古参モンスターの“ドリヤード”を紹介!!

▲超ドリヤード

2月20日に『パズドラ』が9周年を迎え、いよいよアプリのトップランナーとしては前人未踏の“10周年”(!)に向かって動き始めた。

あと数ヵ月で、10年ですよ10年!!

クルクルクルクルクルクル……とスマホの画面をなぞり始めてから、もうすぐ10年になってしまうんですよ!!(驚愕)

ということで今後しばらくは、無事に9周年を迎えたことを記念(?)いたしまして……『パズドラ』がサービスインした当時から存在する“最古参モンスター”をピックアップして解説したいと思います!

今回紹介するのは……木属性使いとして有名な筆者が(自分で言うなって感じだが)、『パズドラ』を始めたばかりのころにサブメンバーとしてさんざんお世話になったダンジョンモンスター、“ドリヤード”シリーズであります!!

ドリヤード、じつはギリシア神話に登場する木の精霊で、その際の表記は“ドリュアス”とされている。

これが、英語読みだと“ドライアード”、フランス語だと“ドリアード(ドリヤード)”となり、日本ではこの読みがもっともポピュラーになった。

神話においては、滅多に見ることができないレアな精霊で、緑色の髪の毛をした美しい少女の姿をしているとされている。……そう、パズドラで描かれている緑の髪の少女は、まさに神話の世界から出てきたドリヤードそのもの……ってわけだ。

このドリヤード、前回の当コラムで紹介したカーバンクルと同様、簡単に手に入るダンジョンモンスターということで、強さにおいては……推して知るべしってところだった。
それが、このたびのアップデートで驚くべき転生進化を果たし、“超ドリヤード”となって現れたからオールドファンは涙モノの大歓喜。だってそのリーダースキル、

“回復タイプのHPと攻撃力が2.5倍。回復を5個以上つなげて消すと、攻撃力が6倍”

ですよ? ベースのドリヤードのリーダースキルが“ドロップを消したとき、回復力の半分のHPを回復”ってんだから、田舎を出て都会に染まり、10年後くらいに驚くべき姿で帰ってきた同級生の女の子……ってくらいの衝撃がありますw

大塚(おおつか) 角満(かどまん)
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。

 

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