庭造りのコンセプトとは?
ドラフト1位どうぶつ、ジュンの襲来を契機に始まった宅地造成計画が、いよいよ大詰めを迎えている。
ここまで、ジュン、ちゃちゃまる、ヒノコ、メープル、アポロ、1ごう、ももこの庭を改造し、庭付き一戸建て住宅に仕立て上げてきたわけだが、じつはそれぞれの庭に明確な“テーマ性”というものが……。
……。
…………。
……うん、ほとんどなかったな^^;(ねーのかよ)
いや、ちょっとは考えたんだよ!!
実際、筋肉大好きなちゃちゃまると1ごうの家の庭には筋トレグッズやバスケットゴールなんかを置いてあげて、道行くおばちゃん(誰だよ)が見ても、
「アラ。あそこの家のダンナさん、スポーツマンなのねえ^^ いいわねえ^^」
なんてささやいてくれるくらいには、キチンと企画を盛り込んだつもりなんだよ!!
↓ホラ!
これがちゃちゃまる家!
これが1ごうのお家!!
でも……。
俺ができたのは、ここまでだった。
その後に請け負ったヒノコやアポロの家の庭に関しては、
「ヒノコの特徴って言っても……やんちゃで姉御肌な、元レディースの総長風なイメージしかない……(((( ;゚Д゚)))」
ということで、コンセプトを決めるに至らずに頓挫(苦笑)。家具や小物でそれっぽいものを揃えられなくもなかったけど、柵や床といった“大物”でイメージに寄せることがどうしてもできなかったので、最終的には、
「……もう、見た目がキレイだったらなんでもいいわ。俺にそこまでのセンスを求めるんじゃねえよ。けっ」
ナゼかやさぐれて、無難にまとめるにとどめたのである。
しかし……!!
今回、番組(?)に依頼をいただいた御仁に関しては、見た目も口調も生き様も、すべてがひとつのコンセプトでまとめられていたので、ついにテーマ性を全開にした作業ができると職人たち(俺だけど)も沸き立った!!
その御仁とは……もちろん↓この方!!
“和の化身”こと、かぶきちさんだぁぁあああ!!!www
古墳を崩せ!
思うにかぶきちほど、テーマが統一されているどうぶつもいないのではなかろうか。
彼のイメージに寄せて周辺をデコレーションしようと思ったら、部屋の中は自然と↓このようになるだろうし。
……なんかメープルが上がり込んでるけど(苦笑)、それはこの際、不問に付そう。
そう、かぶきちのテーマは疑いようもなく“純和風”! ならば庭もそれっぽい装飾で飾れば、そのものズバリな“かぶきち家”(ラーメン屋みたいだけど)が完成するのであるよ!!
ではさっそく、現在のかぶきち家を見てみよう。
……と思ったんだけど(((( ;゚Д゚)))
あ、いかん……w
かつて「島のランドマークに!」と島クリエイターで土を盛り上げ、“古墳”を作ったことがあったんだけど、いまはその跡地に自分の自宅を建ててしまっているのだ。問題のかぶきち家はその裏手にあるので……!
家がほとんど見えない!!w
それどころか日当たりも激悪になっていて、日照問題が勃発する寸前になっているよ!!!w
これはもう、庭を作る以前にやることがあるな……。
俺の家が建っている高台をつぶしてしまわないと、庭を作るスペースを確保するのも難しいし……。
そこで、俺は一念発起!!
長いことお世話になった古墳の跡地を、ついに……!!
思い切って、全部崩しちゃええええええ!!!!www
じつはこの古墳と俺の自宅、あまりにもデザイン性が悪くて島の景観を汚していると前々から感じていて、
「崩しちゃおうかなぁ……」
とは考えていたのだ。
でも、島クリエイターを使って壊すのは何かと手間だし、自宅を高台から別の場所に移設する必要もあったので、
「……めんどくせから、気が向いたときでいいや^^;」
と先送りにしていたのであった(苦笑)。
なので今回のかぶきち家のリフォームは、格好の機会となった。
重くのしかかっていた古墳の処置と自宅の移設も済ませられれば、島全体のレイアウト変更にも一気に勢いがつくのではなかろうか!!!
というわけで、次回に続く!
大塚 角満
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。
『あつまれ どうぶつの森』公式サイト:
https://www.nintendo.co.jp/switch/acbaa/index.html
※ゲーム画面はNintendo Swicthソフト『あつまれ どうぶつの森』のものです。
© 2020 Nintendo
『あつまれ どうぶつの森』プレイ日記 角満島開拓日誌のバックナンバーは次のページへ!!