【牧場物語】角満の『牧場物語』プレイ日記 第1回 牧場再生計画、始動!

15年ぶり? の『牧場物語』

 昨日公開した連載コラム“大塚角満のゲームを語る”で、2月25日にマーベラスから発売されたばかりのNintendo Switch用ソフト『牧場物語 オリーブタウンと希望の大地』について書いた。

 そこでも触れているけど、俺(大塚角満です)が『牧場物語』シリーズをまともにプレイするのは、もしかすると10年……いや、15年ぶりとかかもしれない。どのハードで、どの牧場にくり出していたのかも、とんと覚えていないのである。

 要するに、“完全初心者”といっしょってこと。

 おぼろげに、

 「確か……作物を育てたり、ニワトリやウシを飼って飼育して、街の人とも仲良くなって、果ては結婚とかもできちゃうゲームだよな」

 そんな知識は、ゲームジャーナリストの端くれとして持ってはいるんだけど、これって、たぶん……いま絶賛放映中のテレビCMから刷り込まれた“後追い記憶”だろうな(苦笑)。15秒の映像に『牧場物語』の楽しみが詰め込まれているので、アレを見ただけで遊んだつもりになっちまうんだよなーーー!www

 そんな牧場のド素人ですが、しばらくここでプレイ日記を綴ってみようと思います! 先輩方、どうか温かい目で見守っていてくだせえ……!

荒れた土地にたたずんで

 さて、さっそくゲームを始めてみよう。

 タイトル画面に続いて流れたのは、文字通りに牧歌的な、ノスタルジーあふれるオープニング映像だ。

 どうやら主人公は……じいちゃんがかつて開拓した“オリーブタウン”という街において、いまは朽ち果ててしまっている牧場の立て直しに向かうようだ。 

 そんな主人公をキャラメイク。

 パーツはそこそこの数が用意されているので、けっこうかわいくもかっこよくも作れるのでよかったわ。

 そして小一時間ほどあーでもないこーでもないとパーツをいじくり、どうにか完成した“かどまん君”が↓こちらであります。

 どこか憂いを含んだミステリアスな双眸に、俺のイメージカラー(?)であるフレッシュグリーンの髪の毛を配した。そして、

 せっかくなので、髪の量は7割増しくらいに^^;

 いやもちろん、

 「毛量はどうしますか? 並? 少なめ? それとも、大盛り?」

 なんていう選択肢があるわけじゃないんだけど(苦笑)、なるべくフッサフサに見える髪型を選んだ、ってことですな。もしもそんな選択肢があるなら、

 「当然、毛量はギガマックスでお願いしますッッ!!!

 と、鼻血を噴き出す勢いで発注するけどね。

 ゲームと現実問題を混濁させつつ、つぎはバイクの色を選択。ここは、

 イメージカラーのグリーン……じゃなくて、イエローに即決!! というのも俺、若いころから生粋のバイカーなんだけど、なぜかバイクの色に関しては、

 こんな、イタリアンイエローを選ぶことが多いんだよね。なのでここでも、逡巡することなくイエローを選びました。

 準備が整ったかどまん君は、一路、オリーブタウンを目指す。

 そして到着後、かつてじいちゃんとともにオリーブタウン開発に尽力し、その後に町長まで上り詰めたやり手、ヴィクトルから序盤の手ほどきを受けた。

 当面の目的や、道具の使い方、そして1日の過ごし方などなど……。

 でもとりあえずやらなきゃいけないことは、

 この、忘れられた土地と化している牧場跡地を整備し、しっかりと生きていくための生活基盤を作ることにあるようだ。

 ちなみに、我が牧場の名前は、

 もちろん、“ルナステラ牧場”!!w

 俺が連載している『あつ森』プレイ日記をお読みの方にはおなじみかと思うが、そちらで開拓している島も“ルナステラ島”なのである。

 由来は、我が愛猫のルナとステラ。『牧場物語』でもよろしくな!!

 というわけでいよいよ、牧場開拓史が始まったわけだけど……!

 こ、これ、どっから手を付けりゃいいんだ……?w

 次回に続く!

大塚(おおつか) 角満(かどまん)
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。