ついに……あのどうぶつが……ッ!!
ようやく、この話を書く日が来たか……!
出来事自体が起こったのは2月6日なので、いまから3週間ほども前のこととなる。
正直、とっとと公表してしまいたかった。
楽になってしまいたかった……!!
ナゼなら、2月6日以降に撮影したスクショのあちこちにそのどうぶつが写り込んでしまっており、
「インパクト抜群の登場記事を演出するなら……その日が来るまで、隠し通すしかない!!」
との想いから、使用写真を1枚1枚精査して、尻尾の端っこでも写っていようものならモザイクをかけて消す必要があったから……w
「いやいや、そこまでせんでもw オメーの島に何が来ようが、たいして驚かないしなwww」
と言われてしまうかもしれないが、“このどうぶつ”に限っては、そんな悠長なことも言っていられないのである。
フライングで見せてしまうには、あまりにも惜しい……!
チラ見せでもしようものなら……その影響は、あまりにも甚大だと言わざるを得ない……ッ!!
でもついに、すべてをつまびらかにする日がやってきたのだ。
本日、“ルナステラ島・真のNo.10”をお見せしようじゃないですかッ!!!!
やってきたのは……! あの!!
その出来事が起こったのは--。
ペンギンのサブリナが10番目の住人として引っ越してきた、翌日のことであった。
ゲームを起動すると……おお! 片付けの終わったサブリナが、さっそくルナステラ島を散歩しているぞ!
「よーし、今日は最初に、サブリナにあいさつに行こうかなw まだ右も左もわからないだろうしね^^」
そんなことを考えつつ、いつもよりちょっと遅い時間にしずえの島内放送に耳を傾けた。
すると……。
続けて彼女は、こんなことを言ったではないか。
お?? 今日もキャンプサイトが稼働すんのか!
さすらいの訪問者がやってくるキャンプサイトの報告は、当日記の第336回目に行ったばかりである。
そのときは1月21日にやってきたペンギンの“ボルト”と、
1月30日の訪問者であるハムスターの“ゆきみ”を紹介している。
正直どちらも、かなりの人気を誇る“当たりどうぶつ”だと思う。とくにゆきみに関してはまわりの人(たっちー先生だけど)から、
「めちゃくちゃいいじゃん!! なんでスルーしてんの!?」
と言われるくらい、ハムスター系ではナンバーワンとの呼び声も高い人気者である。
それでも俺は、
「我が欲しているのは……コレじゃない!!! ずっと恋焦がれているジュンやリリアンを引きたいんじゃ!!!><」
この思いがあまりにも強く、簡単には妥協できない身体(どんな身体だ)になってしまっていたのである。
しかし。
その記事の最後を、俺は↓このように結んでいる。
「でも……この判断が後日、大きな波乱を呼ぶことになるとはこの時点で誰も気づいていなかった」
……そう、起こったのだ。
大きな……! あまりにも巨大すぎる波乱がッ!!!
しずえの放送に導かれるように、まずはキャンプサイトを目指す。サブリナと会話もしたかったけど、とりあえずテントの中を確認し、
「んだよ!!! またジュンでもジャックでもないキザ系かよ!!!w」
そんな悪態をついてから、この日の行動を始めようと思ったのである。
キャンプサイトに行くと……おお! 確かにテントが張られているぞ!!!
さて、今回は誰が来たのかな??
前回こそ女子のゆきみだったけど、それまでは連続して、ルナステラ島に長く欠けているキザ系のどうぶつが訪ねてきていた。となれば今回も、キザなどうぶつが来ている公算が高いのでは……。
でも振り返ってみると、俺が会っていないキザ系って、もはやジュンとジャックくらいしか残っていないはずなんだよな。それでもクマロスみたいに2回も出現するヤツもいるから……うん、やっぱり何も期待できないわ(苦笑)。
「さーて……。鬼が出るか蛇が出るか……」
テントに入ったところ……。
「……あれ???」
一瞬、本気で誰もいないのかと思ってしまったよ。ルナステラ島に来てみたものの想像と違い、テントも片さずに帰ってしまったのかと……。
でもよく見ると、俺の頭の上から身に覚えのない小さな白い耳がピョコンと生えているのが確認できた。
なーんだw 俺の陰に入っちゃって、見えていないだけなんだなw ……てことは、小動物系のどうぶつが来たのかね??
そこで改めて、テントに入り直したらだな……ッ!!!
そこには……ッ!!!
ななな、なんとッ!!!!!
「……あッッッッ!!!?!?!」
次回に続く!!w
大塚 角満
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。
『あつまれ どうぶつの森』公式サイト:
https://www.nintendo.co.jp/switch/acbaa/index.html
※ゲーム画面はNintendo Swicthソフト『あつまれ どうぶつの森』のものです。
© 2020 Nintendo
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