ゲームとホビーの最新情報が集まる特大イベント「次世代ワールドホビーフェア」(次世代WHF)が初のオンライン開催!
「次世代WHFオンライン」は、1月16日(土)~1月31日(日)の期間で実施予定!
さらに、1月16日(土)・1月24日(日)にはYoutubeにて特別配信を予定しているぞ!!
今回、1月24日(日)に行われる「3大ゲームオンライン超対戦!」にてMCを務める、平成ノブシコブシの吉村崇さんと徳井健太さんにインタビューを実施!
今回の配信について、意気込みを語ってもらったのでお見逃しなく!
【平成ノブシコブシ】
2000年結成のお笑いコンビ。主にボケ担当・吉村崇さん(画像左)と、主にツッコミ担当・徳井健太さん(画像右)で構成。
次世代WHFオンラインのMC・平成ノブシコブシ
――今回、子ども向けの日本最大規模イベント「次世代ワールドホビーフェア」が、初のオンライン開催となりました。まず、「次世代ワールドホビーフェア」というイベントのことはご存じでしたか?
吉村崇(以下、吉村)・徳井健太(以下、徳井):いえ、存じ上げませんでした。すみません。
――やはり今まで縁のなかったイベントだったかと思います。こういった子ども向けイベントのMCって、あまりおふたりのイメージにはなかったんですが、今回そのオファーを受けた時の印象はありますか?
吉村:あ、子ども向けイベントなんですね。今知りました。
※MC就任が決定して間もない時期に実施したインタビューだぞ!!
――今ですか!?
吉村:いつも何も知らずに現場に行って知ったり、打ち合わせで知ったりすることが多いので。WWFみたいな名前のやつですよね!
――それはプロレスーっ! WHFですよ、W(ワールド)・H(ホビー)・F(フェア)です!!
吉村:てっきりスポーツイベントみたいなやつかなって……(笑)。でも別に、子ども向けだからってどうのこうのっていうのはないですね。
徳井:僕らは「ゴールデンだからこうしよう」、「深夜だからこうしよう」っていうことをあんまりやってきていないので、同じような姿しか見られないと思いますね。
吉村:ええ、いつもの味が食べられます。
――なるほど!
徳井:事前にちゃんと予習してっていうのができないようなろくでもない人間のふたりですから。
――そんな(笑)。でも、逆に子どもたち相手に繕ってもバレてしまいますからね。変に作っていくよりはいいのかもしれません。
吉村:俺が思うに、今の子どもと俺らの頃の子どもって何か違うような気がするんですよね。俺たちが子どもだった頃は大人に圧倒的に負けていて、ひとつも勝てることがなかったんですけど、今の子どもってどっかの面で勝っているじゃないですか。
――たしかに。
吉村:スマホやネットに関することでは大人にも勝る面があって。僕らが思っている以上に知識にも飢えているし、何か新しい情報を求めている敏感な子どもたちなので、そこが今回面白そうだなと思っているところです。
――今回おふたりにMCをしていただく1月24日の配信では、『フォートナイト』、『ニンジャラ』、『デュエル・マスターズ』といったゲームで、子どもたちの日本一を決める大会を行います。そこではまさに吉村さんのおっしゃる通り、大人よりも強い子どもたちが出てくると思うので、MCとして注目していただければと思います。もしかしたら、将来ゲームで何億と稼ぐ子どもが現れるかもしれないので!
吉村:そうですね。でも大人よりも強くても、小学生だからまだ賞金はもらえないですよね……。
――そうですね……。
吉村:こういうのは変えていかなきゃいけないとは思いますね。
平成ノブシコブシの子ども時代
――ありがとうございます。大会MC、楽しみにしております。では、コロコロメインのイベントということで、折角なのでおふたりの子ども時代についてお聞きしたいです。子ども時代にハマっていたものはありましたか?
吉村:なんかすげえいろいろありましたね。なんか俺たちの時代はホビーや漫画のバブルだった気がしていますね。「キン肉マン」とか、「ミニ四駆」とか、カードダスとか。大人が参加していない子どもだけの空間がいろいろあって、すごく恵まれた時代だったような。
――結構おもちゃは買ってもらっていたのでしょうか。
吉村:裕福な家じゃなかったんで、本当にお願いして買ってもらっていたって感じですね。スーファミを中学生になって買ってもらって、その間に「ビックリマン」が流行って。そんな感じの、本当に子どもが子どもだけで遊んでいた時期だったんで、今の人からすると別の国の人間のような感じがしてしまうでしょうね。
――ちなみに、コロコロコミックは読まれていましたか?
吉村:もちろん読んでいました。
――ありがとうございます! 当時一番好きだったものはなんでしょう?
吉村:うわー! むずいなぁ。
――他社の漫画でもアニメでも構いません! 難しかったらお笑いでも……?
徳井:お笑いだったらカトケンじゃない?
吉村:ああ、PCエンジンでも『カトちゃんケンちゃん』が出てたしね。懐かしいなあ。あとはビックリマンとか。それから、「ワタル」ってコロコロでしたっけ?
――『魔神英雄伝ワタル』はまさにコロコロですね! 30周年記念の新作アニメも最近やっていました。
吉村:ワタルは流行ってたなあ。俺のところはワタルがすごかったですね! フィギュアも出てたし。
徳井:龍神丸ね! 下からどんどん上がっていく戦いのお話ですよね。
――そうです!
吉村:やっぱりアニメとフィギュアがセットの時代ですよね。セットにして売っていく時代の初期というか。まぁガンダムはもともとあったと思うんですけど、ガンダムってちょっと大人フォルムというか、複雑なんですよね。ワタルくらいだったら簡単に作れたし、すげえ流行ってたな。ゴールデンでアニメをやってた時代ですから、テレビ自体も子どもの物でしたね。
――今と違って、深夜帯の放送ではなかったですもんね。
イカサマ師・徳井
――徳井さんはいかがでしょう。
徳井:俺、ミニ四駆とか作れなかったんですよ。頭悪かったんでしょうね(笑)。説明書通りに何回作ってもダメで。だから、俺はメンコでめっちゃイカサマしてましたね。
――イカサマ!?
徳井:今思えばギャンブルのはしりだったのかも。メンコってひっくり返せば取れるじゃないですか。ひっくり返すために、お湯につけたり、各面の間に鉄の棒仕込んだり。学校のやつのメンコはほとんど取ったんじゃないかな。
――そんな本格的にすなーっ!(笑)
徳井:俺がもうちょっと若かったらゲームでもかなりズルいことをやって勝ってたと思うんですよね。チートとか……
――すなーっ!
徳井:ナイツの土屋くんがやって話題になった「消しゴムサッカー」みたいな遊びもやっていて、消しゴムの裏にホッチキスの針をバレないように仕込んでいました。とてもズルい子どもでしたね。
――どんどん出てくる……! 言い方はアレかもしれませんが、“らしさ”を感じるエピソードですね……。
徳井:今思えばそうですね。片鱗はあったと思います。
――楽しいエピソードをありがとうございました! コロコロ読者は知らないかもしれないので改めて聞かせていただきますが、子どもの頃からお笑い芸人になると決めていたのでしょうか?
吉村:まぁ活発な子ではありましたね!
――人気者でしたか?
吉村:人気者ではなかった気がしますね。僕は北海道出身なので、当時お笑いは人気なかったんですよ。音楽か、かっこいい人か、足速い人かみたいな。お笑いでモテることはなかったですね。
――なるほど。
吉村:とにかく活発だったので、当時のしつけ言葉なのかもしれないですけど、「お前みたいなやつは吉本に行け!」って言われていましたね。
――当時から言われていたんですね。
吉村:面白いかどうかはわからないですけど、そう言われた記憶があります。学校の先生とかから「お前は落ち着きがないな。吉本に行け!」って。「鬼が出るぞ!」みたいな感じで、子どもをグッと押し付けるような。
――今の「吉本に行く」っていう感覚とは違ったんですね。
吉村:そうですね。今はちゃんとした会社ですけど、当時の吉本は過酷なイメージでした。
――ちなみに、子ども時代に影響を受けたお笑い芸人さんは誰でしょう。
吉村:今は亡き、志村さんですね。あとは、とんねるずもちょっとありますね。「仮面ノリダー」とか。
――なるほど。ありがとうございます。
徳井「なんて大人はちょろいんだ」
――徳井さんの小学生時代はいかがでしたか。
徳井:俺は本当に嫌な子どもだったので……。
――さっきのイカサマのエピソードからも伺えますね(笑)。
徳井:はい。僕が覚えているのは小5くらいのときに「トップガン」で読書感想文を書いたことですかね。
――たしか、トムクルーズの映画ですよね。
徳井:多分そうですよ。その小説もあったんで、あとがきだけ読んで感想を書くんですよ。で、僕は「読書感想文って否定から入って、最後に肯定すれば大人は喜ぶんでしょ?」と子どもながらに思っていて。
――ちょっと早熟すぎませんか!?(笑)
徳井:今思えばそうですね。感想文を書くときに、正直観たことも、読んだこともないんですれども、「どうせこんお話だろう」って想像して。
吉村:いまだに観てないの?
徳井:観たことない。
――えーっ!
徳井:しかも、結局それが賞を取るんですよ。その時に「なんて大人はちょろいんだ」と。ほかにも、学校の本を読んで感想をちっさい紙に書いて、一番良いと努力賞を貰えるのもあって。1日20冊くらいのペースで感想とタイトルを全部嘘ついて書いたりとか。
吉村:お前向いてないよ! こんな健全な大会に!
徳井:そういう子どもも世の中にはいるから。
それで、年間300~400冊くらいの感想を適当に書いて、めちゃくちゃ褒められたんですけど、今になって思えば先生にはバレていたでしょうね。そんな、小ズルいエピソードでした。
――ありがとうございます(笑)。では、徳井さんが子ども時代に影響を受けたお笑い芸人さんは誰でしょうか?
徳井:ダウンタウンかもしれないですね。多分、5~6年生の時だったんですけど、罰ゲームでよくふたりが紅白に分かれて戦うみたいな、今思うとどうでもいい戦いがあって、「日テレのハトになりきる」みたいなのあったんですよ。4時50分くらいに目覚ましかけて、それを生で見てましたね。小学生が4時に起きるなんてすごいことなので、“選ばれた人間”みたいな感覚でやってました。
将来の夢
――子ども時代に関して、最後の質問です。おふたりが子ども時代になりたかった職業は何でしょうか。コロコロで毎年取っているアンケートでは、1位がYoutuber、2位がゲーム実況者、3位がゲームにまつわる仕事となっているんです。
吉村・徳井:へぇ~!
吉村:俺は小学校の先生でしたね。景気を表していたんでしょうかね。「公務員になれ。民間には行かせない。」みたいな感じでばあちゃんから言われていました。
──民間どころか、お笑いという真逆の方向に。
吉村:反動かもしれません。意外と、なりたいと思ってることと真逆の職につくんじゃないですか。
徳井:僕が覚えてるのは、学校で将来の夢を書くときに、夢なんて全然なかったんですけど、母親がラーメン好きだったんで、「ラーメン屋さん」ってずっと書いていたことですね。結果的に、今では料理もするようになりましたけど。
──「お母さんがラーメン好きだからラーメン屋になりたいって書く」って、とてもいいエピソードですね。
徳井:いい話っぽいんですけど、単純に夢が無いっていう悲しいエピソードなんです(笑)。なりたいものとか、考えたことがなかったかもしれない。
――そう聞くと悲しい!
コロナ禍におけるイベント開催
──元々、「次世代WHF」は日本最大級の子供向けイベントで、東京・名古屋・大阪・福岡の4大ドームで数万人の子供たちが1日で来るというすごいイベントでして。
吉村:すごいなあ。
──ですが今回、コロナ禍の影響で初のオンライン開催となりました。そこで、おふたりをはじめ、お笑い芸人さんの仕事ってコロナ禍においてどんな風に変化し、どんな状況にあるのか伺ってもよいでしょうか。
吉村:劇場などいろいろなものが一時期停止して、今では再開しましたけど、元々の形にはなってないですね、収録もスタッフさんや演者の数に気を付けながらやっています。そんな大変な中でも、社員さんがオンラインの営業とかを発案したりしていますね。
──オンラインの営業を!?
吉村:はい。「ですよ。」がMCをやるといったような。ピンチの中でも、本来5~6年かけて上を説得して作るものを、2~3か月でパパっと作っていけるんだっていう発見があったので、コロナをうまく利用して~、というのはアレな表現かもしれませんが、災い転じて、みたいなことも可能なのだなと思いました。僕もオンラインでゲームをやったりするんですけど、静岡の小学5年生とチーム組んで仲良くなったりなんて、かつては考えられなかったことですし、コロナがなければ経験しない出会いもありましたね。
──失われたものだけじゃないということですね。
吉村:はい。“楽しい”みたいなポジティブなことは言いにくいですけど、その中でも未来につながるものは見つけられたかなと思います。
──なるほど。コロナ禍において、普段と違ってやりづらくなったことはありますか?
吉村:ありますね。観覧のお客さんもいなくなったのでなんかノらないというか。演者もパネルも距離もあって声も小さくなっちゃいますし、「テレビやってる」って感覚じゃなかったですね。この間、特番でお客さんを50人くらい入れたんですけれども、やっぱりいると違うんだなぁと感じました。
――やはり全然違いますか。
吉村:コロナの前は、うるせえなぁとか思ってたんですけどね。どうせ嘘笑いだろう、とか。
――いやいやいやそんなこと言って大丈夫ですか!?
吉村:おかげで、今では本当にありがたみがわかりました。
――それは本当に良かったです! 徳井さんはいかがでしょう。
徳井:本当に助かっていますね。僕は同業者とスタッフさんにはウケがいい方ですが、お客さんにはウケないので。
――なるほど(笑)。
徳井:お客さんがいると滑った感じになるんです。
吉村:引いちゃうもんなぁ。
徳井:単純に今の方が、お客さんがいるときよりもウケていると思いますね。例えば、置きに行くコメントってあるんですけど、僕はそれがすごく苦手で。
――この状況になって、言う必要がなくなったと。
徳井:そうです。上手な人が言ってくれているので、結構のびのびとしています。あとは、飲み会とかも嫌いなので断る理由を探すこともないし。
――いいことだらけですね(笑)。
徳井:いや本当にいいことだらけですよ。天真爛漫に過ごしております。
次世代WHFオンラインに向けて
――コロナ禍のイベントという今までのお話を総括して、今回「次世代WHFオンライン」というオンラインの生配信で、お客さんが入っていない状況でやっていく上でのコツみたいなものはあるのでしょうか。
吉村:こういうピンチの時こそ、チームワークが大事と言いますか。コメントなどの書き込みとかは盛んに書いてほしいですね。リアクションを取ってくれると、こっちもノッてくるし助かります。あんまり書き込みがなかったら不安になるので、なんでもいいので盛んに参加してほしいです。本当に、今まで以上にチームプレイが大事で、見ている人も演者なんだっていう感覚でやってくれたらうれしいですね。それを引き出すのがMCとしての秘訣だと思いますね。
徳井:無観客のMCみたいな仕事を結構やっていますけど、僕は本当に変わらずやっていると思います。20年間コロナ禍のような生き方をしてきたので、お客さんにウケるか、引くか、とかあんまり考えたことがなかったです。ただ、なるべく自分の中で良質なものを生み出しているつもりではいます。
――そのハートの強さは一体どこから生まれているのでしょう。
徳井:ハートが強いわけじゃないんですよ! 気の利くコメントとか、お客さんの真意をつくことを言えないだけなんです。VTRでペットを見て「可愛い」っていう感想が最初に出てこない。ほかの人なら「可愛い」っていうんだろうなと思って発言することはありますけど、最初に思ったこととは違うので瞬発的に出る言葉とは違うという。それをスタッフさんたちが面白がってくれているだけですね。ネットは、テレビよりも嘘はバレるし、真実な人が売れていく場だと思っているので、僕のことは「変な人がいるな」って感じで楽しんでもらえたらいいなと思います。
気軽に楽しめる次世代WHFオンラインにあつまれ!
――最後に、今回のイベント楽しみに待っている子どもたちに向けて、メッセージをお願いします!
吉村:こういう状況ですけど、何とか盛り上げるので、参加しているんだよってアピールしていただけたらテンションが上がるんでお願いします! ドンドンドンドン来てください。本当になんでもいいです。「あ」って一言だけでもいいし、書いていただけるだけでもテンションが上がるんで、何か書いて、参加してみてほしいです!
徳井:寛容力には自信があるんで、僕に対してはお子さんたちも自分が大人になって、一人前になったつもりでなんか言ってくれればと思います。僕も大人として、子ども扱いはせずにひとりの人間として接します。
――子ども扱いされるのが一番嫌な子はいますからね。
徳井:同級生だと思ってかかってきてくださいって感じです。あとは、オンライン開催になって嬉しい大人のファンもいると思います。普通の子ども向けイベントだったら二の足を踏むような方もいると思うんですけど、そういった方々も気軽に参加できるので、子どものふりして遊びに来てください。たくさん書き込んでください。結構いるでしょ? 大人のファンって。
――そうですね! オンラインなので、誰でも気軽に参加できるイベントになっています。
吉村:ぜひ、大人のファンもどんどん参加してください!
「次世代WHFオンライン」は、1月16日(土)~1月31日(日)の期間で実施予定! お楽しみに!!
開催概要
次世代WHFオンライン
■期間:1月16日(土)~1月31日(日)
公式サイトはこちら!
公式Twitter(@whf_online )