雪だるま作りの前に……
その日は……朝から濃霧が立ち込めて、ルナステラ島は幻想的な雰囲気に包まれていた。
さあ、今日こそは黄金比雪だるまを作らねば……と意気込んで家を飛び出したものの、じつはその前にやらねばならない“絶対的な仕事”があったため、雪だるま作りに挑めたのは夕方になってからのこと。
その絶対的な仕事とは……↓こちらであります。
もう、何ヵ月ぶりになるだろう……。
固定メンバーになって久しいルナステラ島の住人についに動きがあり、こうして離島ツアーに出撃しなければならなくなったのだ。
誰が出て行き、誰をスカウトしてきたのかについては……後日しっかりと記事にしたいと思います!
黄金比雪だるまの極意をゲット!?
そんな離島ツアーを終えて、ルナステラ島での活動を始められたのは夕方の5時過ぎであった。
「今日こそ、黄金比雪だるまを作らないと……!」
そこにあったのは使命感……ではなく、圧倒的に悲壮感でありました(苦笑)。
というのも、初日に偶然作れた黄金比雪だるまはとっくに溶けて天に召されてしまったため、いまルナステラ島には“ゆきのだいけっしょう”とシーズンレシピをくれるエリートが1体も存在していないのである!!!>< これじゃあ、季節のお楽しみをほとんど享受できずに終わってしまうぞ……! プレイ日記の毎日更新を続けている身として……その損失(つまり日記ネタw)は、あまりにも大きい!!!
俺は考えた。
ここまで量産してきた頭大雪だるまと、前日に生産してしまった小顔雪だるまをしげしげと眺め、頭と胴体の“比率”を考える。
要するに……頭大と小顔の中間で作れれば、黄金比雪だるまの条件を満たせるってわけだ。問題は……やっぱり、頭の大きさだろう。
大きすぎず、小さすぎず。
書くのは簡単だけど、そこにピタリと合わせるのが難儀なのだ。でも……その極意を身に付けないことには、一生シーズンDIYをすることはできないぞ!!!
さっそく、俺は雪玉を転がし始めた。
するとすぐに……!
雪玉テロリストでたぁぁぁあああ!!!
このフンコロガシに好き勝手されると、俺のミリ単位の職人技がすべて水泡に帰してしまうんだよ。なので速攻でお引き取り願い、俺はひとりで雪玉制作を続けたのである。
そしてこの日、俺はひとつの“裏技”に気付く。
勢いあまって砂浜に雪玉を落としてしまい、
「あ!!! 割れる!!!><」
とヒヤッとしたんだけど……雪玉は健在で、しかも……!
「うお!!! 雪玉が小さくなった!!!w これで……微調整ができるじゃーーーん!!!www」
そう!! 雪のない場所……たとえば砂浜とか道とかでゴロゴロすると、大きくしすぎた雪玉を小さくすることが可能なのだ!!
よし……! イケる!!! この方法で大きさをコントロールできれば、理想的な大きさに作り上げることができるぞ!! よし……! いこう!! これで黄金比雪だるまの完成だあああああ!!!
!!!!!!
こ、これは……!!!
うおおおおおお!!!! ホントに作れたよぉぉぉおおおお!!!www
できたできた!!!w これまで頭大ばっかだったけど、ついに初日以来の黄金比雪だるまが完成したぞおおおおお!!!w
もちろん、このエリートからいろいろともらうことができました!
やっぱり、シーズンDIYをよどみなく進めるには、黄金比雪だるまを量産するしかないんだな。
でも……俺はつかんでしまった! 宇宙の法則とも言える(言えねえだろ)、その黄金比の秘密を!!!
翌日も、
しっかりと黄金比雪だるまができあがったのを見て、俺は確信したのである。
雪だるまの理想的な頭と胴体のバランスは、↓ここにあったのだ!!
耳を基準に、胴体は耳の上くらいまでの大きさ、頭は耳の下くらいまでの大きさに止めてドッキングさせると……黄金比雪だるまになる!!
ぜひこれを参考に、ゆきのだいけっしょうを集めてください!!
続くw
大塚 角満
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。
『あつまれ どうぶつの森』公式サイト:
https://www.nintendo.co.jp/switch/acbaa/index.html
※ゲーム画面はNintendo Swicthソフト『あつまれ どうぶつの森』のものです。
© 2020 Nintendo
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