第92回 「サンタクロース」
公認プレイヤーの大塚角満が、モンスターの思い出やイラストの秘密を語りまくる!
少し早いけど、クリスマスの定番「サンタクロース」を大紹介!!
2020年も、気が付けば12月……。
そこで今回から“年末特集”ということで、どことなく師走を思わせるモンスターをピックアップしていきたいと思う。
その第一弾は……やっぱり、12月と言えばこの人(モンスターかw)しかいないでしょう!!
クリスマスの日に北国から幸せとプレゼントを持ってやって来る、
巨体白髭赤白ルックの老人、サンタクロースだぁぁぁあああ!!ww
サンタクロースとは言わずもがな、キリスト教圏の伝説上の人物だが、その成り立ちや伝承は国や時代によって異なっているのが興味深い。
起源となっているのは、有名な聖ニコラウスの伝説だ。
貧しさのあまり娘を身売りしなければいけなくなった家族のもとを訪れた司教、ニコラウスが、不憫に思ってこっそり金貨を家に投げ入れたところ吊るされていた靴下の中に入り、このお金で家族は娘を守ることができた……というもの。
これがこんにちになり、“クリスマスの日は靴下を下げておくとプレゼントが入っている”という風習につながったらしい。
その後、さまざまな創作物により、アイキャッチとなる白髭、サンタルック、そしてトナカイといったアイテムがつけられていき、現在の形になったようだ。
ちなみに、現在でもサンタクロースは実在(!)しており、1957年に設立された“グリーンランド国際サンタクロース協会”により認定された120人の“公認サンタさん”が活動を行っている。日本にもおひとりだけ公認サンタクロースがおり、この時期になるとテレビや雑誌で取り上げられることも多い。
もうひとつちなみに、パズドラにおけるサンタクロースは2015年12月25日に初登場。
数十万人が視聴していた公式生放送で、ガチガチに緊張しながら筆者が降臨チャレンジしたのは……いい思い出……w
大塚 角満
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。
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