By まつがん
~前回までのあらすじ~
※社会情勢もあって撮影が難しくデッドマンGIF画像のストックが尽きたため、デッドマンにさせたい動きを各自勝手に脳内で補完してください
な、なにィー!?デッドマンが50人に分裂してインド映画風のキレのいいダンスを踊っているだと!?(※妄想です)
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墓地という領域には無限の可能性が秘められている。
通常のマナコストを支払って召喚することが難しいクリーチャーでも、墓地を経由すれば難なくバトルゾーンに降臨させることが可能となる。8コストや9コストといったクソ重クリーチャーにも価値が生まれるのは、デュエマにおける踏み倒し手段の一つとして墓地からの蘇生が存在しているからだ。
だが、その墓地からの蘇生という踏み倒し手段の有効性を定義しているのは、蘇生する対象となるクソ重クリーチャーのスペックというよりも、結局は《ルソー・モンテス/法と契約の秤》や《襲来、鬼札王国!》といった蘇生呪文の強さなのである。
すなわち蘇生呪文がお手軽かつ強力であればあるほど、墓地蘇生は現実的な戦略となってくる。
だから蘇生呪文のスペックが歴代のものから更新されるということは、墓地蘇生デッキが環境に食い込む可能性を大きく引き上げるということを意味しているのだ。
それでは紹介しよう。こちらが12月18日(金) に発売予定の十王篇第4弾「百王×邪王 鬼レヴォリューション!!!」に収録される新カード、《終の鬼術 死刀露》だ!
滅茶苦茶すごい《蝕王の晩餐》来てしまったが???🤔🤔🤔
まず上側の効果だけ見ると、5マナと重くなり、かつ多色になった代わりに「スピードアタッカー」が付与できるようになった《蝕王の晩餐》ということで、これだけだとそれほどでもないように見えるかもしれない。
だが真にすごいのは下側の効果で、「鬼タイム」下でこの呪文を手札から唱えていたなら墓地からもう一度唱えられる……すなわち「スピードアタッカー」付き《蝕王の晩餐》2回分になるというのである。
類似の「スピードアタッカー」付与系墓地蘇生カードである煉獄さ(い)ん《煉獄と魔弾の印》や《Mの悪魔龍 リンネビーナス》と比べても、「鬼タイム」が条件とはいえ5マナという軽さで《蝕王の晩餐》2回分ものインパクトがあるアクションを行えるというのは、まさしく破格というほかないだろう。
蘇生呪文のネクストステージに到達した《終の鬼術 死刀露》が、はたしてどのような新時代の景色を見せてくれるのか、これから楽しみでならない。
それでは早速この《終の鬼術 死刀露》を使って、新しいデッキを作っていくことにしよう。
次回に続く!
ライター:まつがん
フリーライター。クソデッキビルダー。
論理的な発想でカード同士にシナジーを見出すのだが、途中で飛躍して明後日の方向に行くことを得意とする。
オリジナルデッキでメタゲームに風穴を開けるべく日夜チャレンジを続けている(が、上記のような理由で大体失敗する)。
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