【あつ森】『あつまれ どうぶつの森』プレイ日記 角満島開拓日誌 第154回 ナポレオンフィッシュを模型にしたら


 

巨大模型はできるのか?

 
 夏になって海流が変わったのか、海でも川でもそれまで見たこともなかったような魚が釣れるようになった。まあ、川に海流は関係ないけどさ。
 
 なかでも、釣り上げた瞬間に思わず、
 
 「じぇじぇじぇ~~~~!!!?」
 
 と驚いてしまったのが(ギョギョギョだろ)、以下の2種であります。
 

 
 ナポレオンフィ~~~ッシュ!!!www
 
 からの~……!
 

 
 ウ~~~……マンボォォォォオオオ!!!www
 
 こいつらですよこいつら。
 
 ナポレオンフィッシュもマンボウもレア度はけっこう高くて、ソシャゲ風に表現するなら“SRクラス”になろうか。そして何より、上のスクショにある通り彼らはあまりにも特異なルックスをしているので、レア度以上の満足感を釣り人にもたらしてくれるのである。
 
 こういった、珍しくも目を引く魚を釣り上げると、ぜひともお願いしたくなるのが“模型製作”である。さすらいの釣り人・ジャスティンが来たときを見計らって製作を依頼し、後日送られてくる完成品を一日千秋の思い(翌日着だけど)で待つという魅惑のイベントだ。
 
 この8月も、すでにジャスティンは2回も来島してくれたので、すかさず模型製作をお願いしたよね。
 
 まずは、ナポレオンフィッシュ!!
 

 
 そして先日は……お待ちかねのマンボウ君!!
 

 
 どちらも、両手で抱えるのも困難なほどの巨魚である。これを3匹も預けて模型にするのだ。その出来栄えは……きっと、とてつもなう巨大なものになるに違いないッ!!!
 

マンボウのオチは

 
 ……と、言いつつ。
 
 過去に何度も記事にしてきたが、俺はジャスティンが窓口の魚模型製作を、1ミリも信用していない。このビーバーが行っているのは本当に受付業務だけで、製作自体は彼のルームメイトである節足愛好家・レックスが行っている。
 
 レックスと言えば、言わずもがなの昆虫マニアだ。
 
 関節と羽と堅い外殻と複眼を備えた生き物でないと、基本的には相手にしていない節がある。節足愛好家だけに。
 
 結果として、実物以上に立派な模型となるのは虫ばかりで、魚に関しては、
 
 「あああ、あの巨大なヌシが、どうしてこんなに小さくなっちゃうの!!?!」
 
 と、悪意すら感じる小型化がなされてシレッと納品されるのだ。この、作り手優先の暴挙を、簡単に許してはいけない。
 
 そこで、今回のナポレオンフィッシュとマンボウだ。
 
 この、異形の2種であれば……! いかなレックスでも、せめて当社比1.5倍くらいの大きさで模型にしてくれるのではあるまいか!?
 
 そんな、根拠のない願いを込めて、この2種の模型製作を依頼した次第だ。
 
 ちなみに、大きさをわかりやすくするために、過去に作ってもらった魚の模型も同じシチュエーションで撮影してみた。ズラリと紹介しよう。
 
 まずは、中型クラスのドラドとアロワナ。
 

 

 
 ……なんで実物は中型なのに、模型になると小型クラスにまで縮むんだ。
 
 てことは、大型クラスのピラルクとリュウグウノツカイだと……!
 

 

 
 ……縮んだことより、なんだかひどく貧相になった気がするのは俺だけ……?w
 
 あ!!
 
 でも、デカいのが小さくなってしまうのはわかったけど、最初から小さい魚を模型にしてもらったら……逆にサービスで大きくしてくれるのでは!?w
 
 そう確信して、小型魚の代表であるタツノオトシゴを模型にしてもらったらだな……!!
 

 
 ……って、小せぇままじゃねえか!!!!(怒)
 
 ここまでくると、ナポレオンフィッシュもマンボウもまったく期待はできないんだけど、せっかく作ってもらったので公開したいと思います(苦笑)。
 
 まずは……ナポレオンフィッシュ!!
 

 
 うっは!!!!www ちっさ!!!www
 
 なんだよ……w ナポレオンフィッシュに恨みでもあんのかよ……ww
 
 って邪推してしまうくらい、さらに輪をかけて小さくされたよチクショウ……w
 
 これだと……マンボウもとんでもないことになりそうだな。デメキンくらいの大きさにされたらどうしよう……><
 
 でも、お見せします。
 
 レックス作による、渾身のマンボウの模型が↓コレだ!!
 

 
 ……って、中途半端にでっけえなオイ!!!www そこはデメキンくらいにしとけや!!!
 
 期待(?)に反して、そこそこの大きさに仕立て上げられたマンボウ君……w
 
 「きゃーーーー!!!www マンボウ小ぃせぇぇええ!!!www さいあくーーーー!!!www」
 
 というオチを用意していた俺は、いったい……w
 
 続く……w
 
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大塚(おおつか) 角満(かどまん)
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。

『あつまれ どうぶつの森』公式サイト:
https://www.nintendo.co.jp/switch/acbaa/index.html

※ゲーム画面はNintendo Swicthソフト『あつまれ どうぶつの森』のものです。
© 2020 Nintendo

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