『あつまれ どうぶつの森』プレイ日記 角満島開拓日誌 第120回 決定!? 会ってうれしい来訪者御三家

栄えある1位は!?

『あつまれ どうぶつの森』の大きな魅力のひとつに、
 
フラリと島を訪れる訪問者たち
 
というものがある。
 
たとえば、日曜日午前中のお楽しみ、カブ売りのウリとか。
 

たとえば、不思議な壁紙売りのローランとか。
 

夜限定でやってくる、星追い人のフーコ幽霊のゆうたろうも、島の賑やかしに大きく貢献しているよね。
 

毎日毎日、誰かしらが我が島に遊びに来てくれるので、朝の島内パトロール時に必ず俺は、
 
「今日は、誰が来てるのかなぁ~^^」
 
なんて、ご機嫌な鼻歌交じりで来訪者を捜しているのである。
 
そしてその際、“会ってうれしい来訪者御三家”を決めるとしたら……俺は迷いなく、以下の3名を選出すると思う。
 
まず、第3位!!
 

マヌケな漂流者・カモメのジョニー

話が長い!!w
 
早く起きろ!!ww
 
パーツ探しがめんどくせえ!!www
 
などなど、ネガティブな意見も多く聞かれるジョニーだけど、こういった発言も語尾にすべて笑いマークが付けられる愛されキャラ。俺も、浜辺にカモメが倒れているのを見つけた瞬間に、「ぷぷぷwww」と笑いが込み上げてきてしまう(ジョニー、すまんw)。
 
続けて、第2位!
 

さすらいの釣り人・ジャスティン

月イチくらいのペースで現れる、釣りと魚を愛してやまない魚紳さんみたいなビーバー。陽気でノリノリな雰囲気は会話をしているだけで幸せな気分にさせてくれ、なおかつ、魚を市場価格の1.5倍で買い取ってくれるという“神対応”が人気の秘密となっている。ジャスティンに会って以来、俺は高値で売れる魚ども(タイとかサメ系とかね)はタヌキ商店には卸さず、ジャスティンに会ったとき用にすべて倉庫に保管してある。
 
そして……栄えある1位はやっぱりこの人!!
 

クールな節足愛好家・レックス

やっぱレックスだよね~~~!!www
 
ジャスティンと入れ替わるように月イチペースでやってくる、流浪の昆虫愛好家カメレオン。ヘビメタルックのイカつい雰囲気とは裏腹に、野にいるすべての昆虫を愛してやまない“ギャップ萌え”の代表格である。
 
俺がレックスを高評価するポイントはいろいろあるのだが、まず……その口調からして大好き!
 

この……圧倒的な語彙力!!www そして、レックスの厨二性を激しく物語る聞くも恥ずかしい表現力!!!www なんかもう、他人のような気がしない。アツい言い回しが最高すぎる
 
さらに、ジャスティンと同様、虫だったら何でもかんでも市場価格の1.5倍で買い取ってくれることがすばらしい。
 

レックスを利用してひと財産を築いた『あつ森』プレイヤーが、全国に少なくとも200万人はいると見た。そして、金に目がくらんで日がな一日昆虫を追いかけ、気付けば朝になっていて翌日の仕事に支障をきたしてしまった人も150万人くらいいると読む。そう……俺のように(苦笑)。
 
そんな、魅力たっぷりのレックスだが、中でも特筆しなければいけないのが↓コレであろう!
 

そう!! レックス作の昆虫模型!! このアイテムに魅せられたがために、
 
つつつ、つぎにレックスが来るまでに、なんとしてもヘラクレスオオカブトを3匹捕まえておかないと!!><
 
ってんで、丸1週間くらい寝ずにヤシの下で座り込みを行った人が埼玉県にいると聞いた(ホントかよ)。
 
でも、気持ちはわかる。
 
そこまでしたくなるほど、レックスが作ってくれる昆虫模型はマニア垂涎のアイテムになっているのだよ!!
 

会ってがっかり来訪者御三家

さて、本来ならここで、俺がレックスに作ってもらった昆虫模型を見せびらかす予定だったんだけど……それは次回にとっておいて、冒頭で書いた“会ってうれしい来訪者御三家”の流れを引き継ぎたい。
 
会ってうれしい来訪者御三家がいるくらいだから……その逆となる“会ってがっかり来訪者御三家”なるものも存在する。これは俺の独断と偏見によるピックアップなので、
 
はあ!? 俺、昔からその子が大好きなんだけど!!!(怒)」
 
と怒ったりしないでね。あくまでも個人的な意見ですカラ(ジョニー風)。
 
では、一気にその3人をご紹介!
 

靴屋のシャンク

靴やカバンの行商人であるシャンク。カバンについては、けっこうステキな商品もラインナップされていることが多いんだけど……どうにも地味。そしてどちらも、どうぶつにプレゼントしても身に付けてくれないアイテムなので(たぶん)、購買意欲がわかないんだよなぁ……。
 

園芸店のレイジ

花の種や球根、低木なんかを扱っている園芸店のレイジ。初めて島にやってきたときは、「うお!! 低木だって!! これはうれしいありがとう!!」と思ったけど、低木ってその季節にならないと花を咲かせてくれず、咲いても花が4つだけとインパクトに欠けるので、ほとんど利用しなくなってしまった。それだけだと商売が成り立たないと思ったのか、雑草を通常の2倍の価格で買い取るというサービスを展開しているけど……もともと10ベルしかしないものなので、あんまうれしくない……w
 

ファッションチェック! ことのさん

仕立て屋・エイブルシスターズの次女にして、ファッションデザイナーを目指していることのさん。テーマに沿ったコーディネートを要求し、希望通りの服装を見せるとご褒美をくれる。けっこう頻繁に来訪するキャラで、俺は7月だけでも3回くらい会った気がする。でも……ふだんの格好から要求に沿った服に変えるのが面倒くさいのと、いまは常時着ているマリンスーツを脱いでからじゃないと着替えられないという煩雑さも相まって、広場にことのさんがいるとついつい、「あ……。またことのさんかよ……」とガッカリしてしまうんだよなあ^^;

 
大塚角満の『あつ森』おもしろガイドも更新中

大塚(おおつか) 角満(かどまん)
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。

『あつまれ どうぶつの森』公式サイト:
https://www.nintendo.co.jp/switch/acbaa/index.html

※ゲーム画面はNintendo Swicthソフト『あつまれ どうぶつの森』のものです。
© 2020 Nintendo

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