ルーチン作業が増えましたw
『あつ森』プレイヤーはとっくの昔から夢中になっていると思うが、改めて紹介しておきたい。
現実世界ではいまだ梅雨が明けていないけど(7月15日現在)、あつ森世界では7月3日にいち早く海開きとなり、なんと近海での遊泳が解禁となった!!
朝の島内放送で、しずえもゴキゲンにアナウンスだ。
同時にタヌキ商店では、海に潜るために必須の“マリンスーツ”が販売されるようになり(タヌポートでも買えるけどな)、この海開きが島にとっての一大事業であることを物語っておったよ。
海に出られるようになったことで、『あつ森』の世界が一段と広がった。……広がりすぎて、多くのプレイヤーが、
「うおおおお!!! 楽しいけど……仕事が増えたぁぁあああ!!!www」
と、うれしい悲鳴を上げていると聞く。
というのも、海開き以前のあつ森プレイヤーのルーチンワークは、だいたい↓こんな感じだったと思うのよ。
・起床してしずえの放送を聞く
・家を出て、手にはスコップ
・島内を1周して、化石を4個(もしくは5個)掘る
・道中で岩を叩いて鉱石系をゲット
・道すがら、出会ったどうぶつとあいさつ
・あいさつできなかったどうぶつの家を戸別訪問
・博物館で化石の鑑定
・スコップを虫あみに持ち替え、
珍しいチョウチョや昆虫がいたら捕まえる
・モンシロチョウとカナブンはシカトする
・虫あみを釣り竿に持ち替え、
背びれの魚をメインに釣り
・スズキとブラックバスはシカト(リリース)する
・タヌキ商店に、開店と同時に飛び込む
・カブ価のチェック
・手持ちの虫や魚を売り払う
・エイブルシスターズが開いたら飛び込んで、
品ぞろえのチェック
・その日の訪問者(レックスとかジョニーとかね)
の相手をしてあげる
……改めて書き出すと、毎日いろいろとやってるんだな俺ら(苦笑)。そりゃ忙しいわwww
そしてここに、海開きと同時に、新たなお仕事が加わったのである。
それが↓これらだ。
・海に潜って海産物の漁をする
・意地でも“ホタテ”を見つける
・意地でも“しんじゅ”を見つける
・新規の生き物は博物館に持っていく
・漁が終わったらタヌキ商店で売り払う
・再び海にくり出し、「あと1周だけ泳ごう」
と漁を再開する
・以下、ループ
……これ、丸1日かかるやつや。
海の中の楽しみ
とまあ、やることがドドンと増えてしまったわけだが、こいつがすこぶる楽しいので何の苦にもならない。
俺は毎日、地上でのお仕事を終えたら桟橋まで突っ走り、そのままの勢いで海に飛び込む。
「うっ……!!!」
「ひょぉぉぉおおおおお!!!!www」
夏だ夏だ!! 今年も夏がやってきたぞ!!!
このとき、頭の中でリフレインするのは、40代後半世代だとサザンかTUBE……いや、俺はやっぱりチャゲアスの『太陽と埃の中で』とclassの『夏の日の1993』なんだよなあ!!www
思い出の曲を口ずさみながら、今日も元気に水中散歩をしていると……お!! あったあった! ホタテがあったぞ!!
すると速攻でホタテの匂いを嗅ぎ付けたのか、背後にバカボンパパ……じゃなかった、赤いラッコの気配が……www
これがウワサのホタテ収集家、ラッコのラコスケだ。間髪入れず、ラコスケは商談を持ちかけてくる。
ホタテと引き換えにラコスケがくれるのは、レア素材“しんじゅ”を使って作るDIYのレシピである。
しんじゅはレア素材だけあってなかなか見つからず、数が揃わないのでDIYはしていないんだけど、根気よくあつめて“マーメイドシリーズ”の家具はコンプリートしたいと思っている。
このように、物質的な利益も大きい海開きだが、俺が何よりも楽しみにしているのが“景色”と“博物館の充実”なんだよね。陸地からは決して見ることができない海上からの風景と、
海産物をフータに渡すことで、目に見えて充実していく水族館--。
まだ夏は、始まったばかり。
時間いっぱいまで楽しんで、島生活をさらに豊かにしたいと思う!
続く!
大塚 角満
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。
『あつまれ どうぶつの森』公式サイト:
https://www.nintendo.co.jp/switch/acbaa/index.html
※ゲーム画面はNintendo Swicthソフト『あつまれ どうぶつの森』のものです。
© 2020 Nintendo
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