我が島始まって以来のゴシップ
今日は簡潔にまとめたい。
ナゼなら……ショックが大きくて詳細に書くのがツラいから((((;゚Д゚)))
我がルナステラ島の住人の中に、島民代表の俺がとくに気に入っている“ツートップ”のどうぶつがいる。
男子は……いろんなメディアの『あつ森』人気投票でも、つねにトップ争いをしているネコ、1ごう君!
そして女子は、かわいらしいルックスと品のある言葉遣いが特徴の子熊、メープルちゃんだ!
天真爛漫なスポーツマンである1ごうと、どこか世間知らずなお嬢様風のメープルは、“ご近所さん”としての付き合いはチラホラと散見されてきたが(立ち話や挨拶をしていたりね)、取り立てて仲がいい……という感じもしなかった。
たとえば、古参住人のヒノコとナッキーは、よく互いの家を行き来して交流を深めたりしているけど、
1ごうとメープルに至ってはそういう動きはいっさいない。
……いや、“なかった”と言うべきか((((;゚Д゚)))
誕生パーティーの疑惑
俺が最初に違和感を感じたのは……6月初旬の“あのとき”だったと思う。
朝。
いつものように島内の見回りをしていると、いつも早起きの1ごうがテクテクと歩いている姿が目に止まった。俺はすぐさま「ようよう!」と話し掛ける。
すると……1ごうは、唐突に言ったのだ。
「もうすぐメープルの誕生日だ! とぅ!」
俺、このときは何の疑問も持たず、「おお!」と感心したのだ。
「あー! そういえばそうだったな! 忘れてたよ。1ごう、ちゃんと覚えててエラいな!」
でも数秒後、↓こんなことも思った。
「……1ごうとメープルって、そんなに仲がよかったんだ。知らなかったよw」
メープルの誕生日は、この出来事の3日後である6月19日だった。つまり1ごうは、かなり前からその日を気にしていたことになる。
となれば……誕生日当日は真っ先に、1ごうがメープルの家に駆け付けているのだろう。とっておきのプレゼントを持って。俺はそのことを想像してホンワカとした気分になりながら、
「2番手で行きますかwww 俺、2ごうw なんちゃってw」
クダラナイことをつぶやきつつメープルの家を訪問したのであった。
そしたら……。
あれ?? 1ごうじゃなく……サントスがいるぞ。
すでに引っ越してしまったサントスは、見た目通りにちょいキザの、言うなれば女ったらし的などうぶつであった。女子の誕生日に真っ先に駆け付け、午前中から盛り上がっているなんて……プレイボーイの面目躍如ではないか。
俺はこのとき……1ごうではなく、ホストを地で行くサントスに若干の警戒心を持った。我が島のアイドルに、気安く手を出されては困るからな!
「サントス、さすがだねえwww ……いやでも! メープルにちょっかい出したらアカンで!!」
言うや、俺はサントスを押しのけてメープルにプレゼントを渡す。
DIYで手作りし、ラッピングまでして持ってきた“オレンジのふく”を、メープルはたいそう気に入ってくれた。
↑こんな、キュートなことを言ってくれたと思ったら……!
後日、しっかりと身に付けて俺に見せてくれたり!! くぅ~~~!! やっぱりかわいいなメープル!! サントスみたいなチャラい男には、指1本触れさせないからな!!!
そして俺が知る限り、メープルの誕生パーティーに1ごうは顔を出さなかった。この日は何度もしつこく彼女の家を訪れていたんだけど(それはそれで気持ち悪いが)、いたのは、
ナッキーとか、
ヴァネッサとかとか。サントス以外は、男の気配はまったく感じられなかったのである。
そ、それが……((((;゚Д゚)))
文春砲改め衝撃の“コロコロ砲”は……次回に続く!w
大塚 角満
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。
『あつまれ どうぶつの森』公式サイト:
https://www.nintendo.co.jp/switch/acbaa/index.html
※ゲーム画面はNintendo Swicthソフト『あつまれ どうぶつの森』のものです。
© 2020 Nintendo
『あつまれ どうぶつの森』プレイ日記 角満島開拓日誌のバックナンバーは次のページへ!!