~『デュエル・マスターズ』イラストレーター、松本エイトさんに直撃インタビュー!~ 前編
デュエル・マスターズの初期からイラスト制作に携わっている松本エイトさんにお話を伺うことができました。初めて描かれたカードの熱い想い、発売まで待ち切れない双極篇第3弾「†ギラギラ†煌世主と終葬のQX!!」に収録された小さくてカッコイイ「ジャンゴ・ニャーンズ」の制作秘話を語っていただきました。
──デュエマのカードイラストを描かれるきっかけとなったのはどういう経緯がありましたか?
12年ほど前にタカラトミーさんのTCG「ウズマジン」という物が出る際に、イラストレーターとして起用頂きまして、そこからのご縁でデュエル・マスターズの方も描かせて頂く運びとなりました。感激でした!
──初めてご自身が描かれて、カードになったのはどのカードですか?
DM-27のクウリャンが初参加になります!
登場時にカードを引けて、進化元になる事で当時活躍してくれました。
バージョン違いやCGモデル版等も色々あり、今でも大好きなクリーチャーです!デッキに入れられる枚数を越える種類があります。
青くて、自分のマシンに乗っていて、小さくって、デザイン的に好きな物満載でした。
そして、憧れのタカヤマさんに描いて戴いたバージョンもあって、幸せなコです。
──今回のカードイラスト「ジャンゴ・ニャーンズ」は、どのような発注で描かれたカードですか?
ジャンゴ・ニャーンズは探検家で目玉の「Jチェンジ」を搭載したカードで、進化後のコンセプトのデザインが先にあり、それを受けて進化前のイメージのクリーチャーを、というご発注でした。
──こちらのイラストは、ご自身の中で設定や、コンセプトみたいなものってありましたか?
何者かが判り易く!低い頭身の姿でもカッコ良く!が目指したポイントになります。進化後の姿がヒーロー然としていてとてもカッコ良いので、ギャップも意識に入っていますね。この姿になってからはすんなりとOKを戴きました。
次回は今の「ジャンゴ・ニャーンズ」になるまでの裏話。カッコイイとカワイイのギャップのあるキャラクターの変遷はどのようなものだったのか?そして、デュエル・マスターズの想いのこもったお話を公開です!お楽しみに!!
名前:松本エイト
生年月日:1976年10月23日生まれ、A型
出身地:北海道
PR:フリーのイラストレーター、デザイナー。
デュエル・マスターズでは「百族の長プチョヘンザ」「オニカマス」「ガチャンコガチロボ」などを担当。
好きなカード:「超竜サンバースト・NEX」「聖霊王アルファリオン」「超轟速 マッハ55」等など