【大塚角満のゲームを語る】第27回 2020年上半期を振り返る

2020年が半分終わりました

この原稿を書いているのは、2020年6月30日。
 
そうなのだ……!
 
は、早くも2020年が半分終わっちまうんだよ((((;゚Д゚)))
 
年齢を重ねると時間が経つのが早くなる……とよく言われるが、実際にその通りで、ハタチくらいのときに1日と認識していた時間は、いまだと10分程度の尺しかないわ(泣)。ホントに、時間が経つの早すぎ。とくに今年の前半は、例年にも増して瞬時に過ぎ去ってしまったよ。
 
その最大の要因は……言わずもがな、新型コロナウイルスの蔓延である。
 
日々更新される感染者の数、マスクや消毒薬を求めて街を彷徨った日々、いまだに続くテレワーク、コロナ前と完全に様変わりしてしまった生活様式とタイムスケジュール……。
 
時間も曜日の感覚もなくなって、「あ」と思ったときには桜が散っていて、「あれ?」と感じたときにはゴールデンウィークが終わっていた。こんなんじゃあ……1年が過ぎ去るのなんてアッと言う間やんけ!!!
 

豊作だった!

そう、終わっちゃったのよ上半期が。
 
となれば……こういったコラムの定番である“アレ”を書くしかないではないか!!
 
アレとは……もちろんコレです(何言ってんだ)。
 
2020年上半期のゲームを振り返る!
 
ですよ!!
 
……いま2秒ほど考えただけでも、今年の前半に夢中になったタイトルがゴロゴロと何本も出てきたわ。そういう意味では、コロナでたいへんではあったけど、ゲームコンテンツの充実度という点においては2020年前半は出色だったかもしれない。個人的な好みは多分にあるとしても、ね。
 
ではざっと、今年の上半期にドハマりしたゲームをピックアップしてみよう。
 

例年にない充実!

まずは、2020年初頭。
 
俺がもっとも時間を費やしたのは、間違いなく↓コレだ。
 

 
1月16日に発売されたプレイステーション4用ソフト『龍が如く7 光と闇の行方』。『龍が如く』はすべてプレイしている俺が、「間違いなく、シリーズ最高傑作!!」と断言する良作で、和製オープンワールドの可能性を改めて感じさせてくれた1本だ。バリバリの格闘アクションから、コマンド選択式の戦闘に激変させたことが戦略性を生み出し、結果“大英断”となったのだからゲームクリエイターってスゴい。

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©SEGA


続いて、いまだ当サイトで1日も欠かさずにプレイ日記を書き続けている↓こちらのタイトル。
 

 
3月20日に発売されたNintendo Switch用ソフト『あつまれ どうぶつの森』ですよ皆さん!! これについては、すでに100回以上も日記を書いているし、4月には大特集も組んだので、ぜひそちらを読んでいただきたい。ひとつ言えるのは、「今後も体力が続く限り毎日更新を続けていきます!」ってことで、『あつ森』プレイヤーは末永く、お付き合いくださいませ。

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© 2020 Nintendo


そしてここから恐怖の“並行プレイ”が始まるのだが……その切り込み隊長(?)となったのが↓このゲームである。
 

 
4月10日に満を持してリリースされたプレイステーション4用ソフト『ファイナルファンタジーVII リメイク』です!!
 
1997年に発売された伝説のプレイステーション用ソフト『ファイナルファンタジーVII』をフルリメイクしたファン待望の1本で、俺も御多分に漏れず、発売日から夢中になって遊ばせてもらった。
 
圧倒的なスケール、驚異的なグラフィック、そして群を抜くクオリティー……。
 
23年前に感じた威圧感をそのままに現代に復刻させた、開発陣の技術と情熱、そして根性を感じながらのプレイは、まさに“至福の時間”以外のナニモノでもなかったわ。

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© 1997, 2020 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.
CHARACTER DESIGN: TETSUYA NOMURA/ROBERTO FERRARI
LOGO ILLUSTRATION: © 1997 YOSHITAKA AMANO


続いて、こちらも現在進行形でプレイ日記を書いている『マインクラフト ダンジョンズ』!!
 

 
5月26日に発売されたこのタイトルは、その名の通り『マインクラフト』の世界観をそのままに作り出されたアクションRPGだ。くり返しダンジョンに潜って敵と戦い、より良いアイテムを持ち帰って一喜一憂する……というハック&スラッシュの要素が色濃く、夢中になるプレイヤーが続出。ハクスラの入門ソフトとしても評価が高く、世界中でユーザーが増殖している真っ最中だ。
 
こちらも、詳しくはプレイ日記でぜひ。7月1日から追加ダウンロードコンテンツが配信されるので、まだまだアツく書いていきますので!

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このほか、3月は『刀神』にもハマったし、5月は『聖剣伝説3』、6月は『世界のアソビ大全51』『The Last of Us Part II』も並行プレイの対象になってしまった。家にいる時間が激増してしまった半年だったけど、その分、ゲームライフは充実していたんだよな。
 
さて、2020年も残り半分。
 
すでに何本ものビッグタイトルが名乗りを挙げているし、年末にはプレイステーション5の発売も控えている。どんな半年になるのか……いまから楽しみでならない!

大塚(おおつか) 角満(かどまん)
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。

 

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