欲張っちゃダメだね……
いま振り返るに……5月最終日に数万マイルを失ったあの数時間は、
｢本当に……この世界線に存在した時間だったのだろうか？？｣
と不思議に思ったりする。
『あつ森』には400種を超えるどうぶつがいると言うが、数十回も離島ツアーをしていれば、一度くらいは好みのあのコに出会えると思うのよ。
そ、それが……((((；ﾟДﾟ)))
“スカウト大作戦”がどうなったのか？
その結末を見届けてほしい……。
選択肢は……
写真がたくさんあるので、一気にいきます。
えーっと、前回は……うは、すでに20人もどうぶつと会ってた（苦笑）。
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『あつまれ どうぶつの森』プレイ日記 角満島開拓日誌 第94回 スカウト大作戦！（4） |
ということは……21人目からだな！！
21人目！！ 現れたのは……！
おかめ～～～ん……ｗｗｗ
な、なんだあの平安美人は……。百人一首から出てきたばっかかよ……。
｢花の色は～うつりにけりな～いたづらにぃ～……｣
小野小町の一首をそらんじつつ、話し掛けもせず帰路に（苦笑）。22回目のフライトに飛んだ。
そんな、22人目！！ 出てきたのは……。
……一瞬、俺のかーちゃんが現れたのかと思った((((；ﾟДﾟ))) ここは群馬か……。
ダメダメ。つぎつぎ！！ｗ
に、23人目！！ 現れたのは……！
｢あ！！！｣
俺の思考がピタリと止まった。
ミラコ、か……。
これはなかなか……悪くないではないか！！！ｗ
前回の日記でゾウのティーナを引いたとき、“今回のスカウト大作戦では3回くらい“本気で迷う”というシーンがあった”と書いたが、このミラコが本気で迷ったふたり目であった。
でも……！
このあとも“好みのどうぶつはまったく出ない”という未来が見えていたのなら、ミラコをスカウトしてすべてが終わっていたんだと思う。
しかし……どんなどうぶつが出てくるのかは、残念ながら行ってみるまでわからないのだ。つまりつねに、
｢つぎこそ、リリアンやジュンが出てきてくれるかも……！｣
そんな思いが頭にあるため、10点満点で7点くらいのどうぶつは“蹴る”という選択肢に……＞＜
そしてミラコを蹴ったところで、
ついに、日が暮れてきてしまった。
残された時間とマイルは……もうそんなに多くはなかった。
ヒツジの誘惑
でも、ここまで来たら余計に、あきらめるわけにはいかない。
24人目！！ 出てきたのは……！
ぬおおおおお……！！ これまた微妙なマスカラス……！！
俺はプロレス好きなので、マスカラスという名前には猛烈に惹かれる。しかし……スズメ系はすでに、ルナステラ島にいるんだよ！！＞＜
25人目！！ 現れたのは……！
うおおおおお……！！ またまた10点満点で7点きたぁぁあああ！！！
ま、このときすでに感覚がマヒしていて、出てくるどうぶつは総じて7点くらいに見えていたんだけどな＾＾；
キンカクも個性的でステキだったんだけど、
｢だったら、ティーナかミラコでよかったよな｣
ということになって、断腸の思いで撤退。こうやって過去に縛られるから、ますますハードルが上がるんだよなぁ！！
で、26人目ｗ そこには……！
やば……ｗｗｗ さすらいの風来坊がいる……ｗ
俺、すぐにロドリーの元に踵を返して、
無能な機長をボコボコに。いよいよ暗雲垂れこめてきた。
続く27人目で、
シモヤケを引き、これも当然のごとく断ったところで、ついに恐れていた事態が起こってしまう。
ひぃぃぃいいいい！！！！ ののの、残り290マイルぅぅうううう！！！？ あ、あんなにたくさんあったのに！！＞＜ 大事に大事に貯めていたのに！！＞＜ すべてを失ってしまったあああああ！！！
そんな、運命の28人目……！！
そこに現れたのは……！！
｢あっ！！！！！｣
思わず立ち上がる俺。こ、これは……！ 過去の『どうぶつの森』でも何度も会っている……！
｢ヒツジの中では指折りでかわいい、メリヤス出たぁぁぁああ！！！ｗｗｗ｣
このメリヤスこそ、前述の“本気で迷った三銃士”のうちの最後のひとりだ。
これは……ガチで悩んだ。
メリヤスはふつうにかわいいし、いまルナステラ島にヒツジはいないし、昔からの馴染みだし、何より……もうマイルが底を突いていたし。
で、でも……＞＜
メリヤスは、個人的10点満点で8点のどうぶつだった。つまりこの上に……あと2段階くらい好みのどうぶつがいるのである。
マイルは……いまからでもがんばって稼げば、数回分は何とかなる気がする。ここで妥協してしまったら……それこそ、費やした56000マイルが無駄になるというものでは……！！！
そして俺は、メリヤスとサヨナラした。
残り数回のチャンスに賭けて……！
たぬきちに任せた！
ここから俺は必死になって、マイルの回収に入る。
まず、たぬきマイレージ＋でコツコツと。
また、
一気に1000マイルもらえることがあったので、どうにか離島ツアー2回分の4000マイルを貯めることに成功したのである。
さあ……泣いても笑っても、あと2回だ！
来てくれジュン！！！＞＜ オマエに会いたいよリリアン！！＞＜
そんな、29回目！！ やって来たのは……！
あああああ……＞＜ ここに来て、酔っ払ったようなスズメ系……＞＜
これじゃあ……ダメだ。
ラスト1回！！！
終わり良ければ総て良し！！！
この1回に、すべてを託した！！！
30回目！！！ 現れたのは……！！！
タイガ～～～ん……ｗｗｗ
うわあああああああ！！！ 終わったあぁああああ！！！＞＜
けっきょく……。
｢もうダメだ……＞＜ 顔のデカいホワイトタイガーを選択するくらいなら……たぬきちが連れてくるどうぶつに賭けよう……。もしかしたら、1ごうとかスパークを斡旋してくれるかもしれないし……｣
60000マイルを突っ込んだ結末が、
“たぬきちの紹介に頼る”
ではあまりにも情けなかったが、無い袖は振れないのでそれに賭けるしかなかったのである……。
そんな、翌日。
売土地に行ってみると、さっそく“ご成約”の張り紙が。
やっぱりあの守銭奴タヌキは、やることが早い。
……さあ、誰が来たんだ？？ ジュンか？ 1ごうか？？ それともリリアンか！？
ドキドキしながら、看板を見ると……！
｢……ドングリ？？ ドングリって、どんなやつだっけ？？｣
衝撃の、次回に続くｗ
大塚角満の『あつ森』おもしろガイドも更新中
大塚 角満
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部！”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか！』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。
『あつまれ どうぶつの森』公式サイト：
https://www.nintendo.co.jp/switch/acbaa/index.html
※ゲーム画面はNintendo Swicthソフト『あつまれ どうぶつの森』のものです。
© 2020 Nintendo
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