古墳に続く公共事業
前回、我がルナステラ島の中央付近に、前方後円墳を髣髴とさせる立派な“古墳”を作ってしまった……と日記に書いた。
【あつ森】『あつまれ どうぶつの森』プレイ日記 角満島開拓日誌 第81回 古墳を作れ! |
まあでも……記事を読んでいただければわかるのだが、完成したのは盛られた土の中央に池がある、よくある古墳とは水と土の位置が異なる“逆古墳”!!www
同僚のたっちー曰く、
「ただの釣り堀やんwww」
ということもあり、俗っぽく丸太のベンチや自販機を置き、さらにグランドライトも設置してデコレーションw どこか、JR市ヶ谷駅周辺の空気を感じさせる立派な釣り堀が完成したのでありましたw
このように、当初思っていたのとは違うものができてしまったのだが、ここでやった“盛り土”と“池掘り”という土木事業は掛け値なしに楽しかった。
「もっと盛って、もっと掘りたい!!!」
そう思わせるほどに。
カモメのジョニーの贈り物
“その事業”に手を出したきっかけは、懲りない漂流者・カモメのジョニーだった。
いつものように、「通信機器の部品が散らばっちゃいました!」というので、
「んだよ……。自分で探せよ毎度毎度……」
とブツクサ言いつつもチャチャっと探し当て、ジョニーに渡してやったのである。
漂流者はいたく喜び、翌日にはそのお礼の品を郵送で送ってくれたのであった。
そのとき、ジョニーからプレゼントされたのは……なんと“じゆうのめがみ”。
「ほーーー! こんなのあるんだwww」
と驚いたものの、あのおっちょこちょいのジョニーが送ってくれたブツだ。きっとニューヨークとはまったく関係ないのに、
「“ニューヨーク”と“入浴”を掛けちゃいました!!w」
ってんで、温泉街の土産物屋に置かれている自由の女神像と同じくらい、小さなものに違いない。
ところが、まったく期待せずに設置してみたところ……!
なんと!!w 想定外に立派で本物っぽい、自由の女神像デタぁぁぁあああ!!!www
これは……お台場にある自由の女神に匹敵する迫力と威厳があるぞ。こんな畏れ多いものを……そこらにポツンと置いておくわけにはいかないやん!!!
というわけで、立派な仏像を拾った善人がお堂を建てるように、お地蔵さんの頭に笠を付けてあげるように、俺も自由の女神像のために“場所”を作ることにしたのでありました。
立派な女神
さて、まずは土地探しだ。
俺はこれまでに何度かニューヨークに行ったことがあり(全部仕事だけどな)、自由の女神も実際に目にしたことがある。しかも一度は、9.11の同時多発テロ直後に取材で赴き、入場禁止になっていた姿を遠目に眺めていたことがあるので、自由の女神はかなり思い入れが強い存在だったりするのだ。
さあさあ、立派な場所を作ってやるぞ。
土地は……↓このへんの金の成る木をちょいちょい伐り倒せば、余裕で確保できそうだなw
なんか……成金が集うバブル島って感じの風景^^;
金の成る木がそこら中にあるとそれだけでリッチな気持ちになれるので、なるべく伐らずにそのままにしてある。……もう、この時点で金持ちとは程遠い貧乏根性の成れの果て……って感じがするが(苦笑)、それで幸せなんだからいいのである。
そんな、バブルの象徴を伐り倒して土地を確保できたので、さっそく“島クリエイター”にお着換え。
……この画面にも、しぶとく残した2本の金の成る木が写っているけどwww 我ながら、どれだけ植えてあんねんww
そんな、マネーの木に見守られながら、いまや手慣れた盛り土業務を「えっほえっほ!」と実行する。
その結果、どんな風景が出来上がったのかは……ちょっと焦らして、次回の更新で!!
大塚角満の『あつ森』おもしろガイドも更新中
大塚角満(おおつか・かどまん)
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。 |
『あつまれ どうぶつの森』公式サイト:
https://www.nintendo.co.jp/switch/acbaa/index.html
※ゲーム画面はNintendo Swicthソフト『あつまれ どうぶつの森』のものです。
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