謎の化石の正体が判明!!!!
遠藤所長「これは、巻貝の化石です!! それも、ただの巻貝ではありませんよ。約8900万年前に生きていた巻貝です! アンモナイトセンターで発掘される貝の化石のなかでも、めずらしい部類です」
五十嵐記者「やったーーーーーー!!!! 化石掘るのって、超楽しいですね!!!!!!!!」
▲開始10分のミラクル! なんという強運の持ち主だ!!
▲屈託のない笑顔をカメラに向ける五十嵐記者
五十嵐記者のミラクルな発掘に触発されたのか、遠藤所長らが「自分も!」とばかりに黙々と発掘を始める。遠藤さんが「子どもと来ても、気付いたときには自分のほうが夢中になっている親も多い」と言っていたが、まさにそのパターン!!
▲大の大人が、仕事を忘れて(?)黙々と発掘! 化石発掘は、内にある“少年の心”をも掘り返すのだ!!
休憩を挟み、発掘から2時間半が経とうかという頃……。
▲地層を剥がす作業には慣れてきたものの、レアな化石はなかなか出てこない
五十嵐記者「うーん。だんだんとコツはつかめてきたんですけど、化石ってそう簡単に見つからないですね」
遠藤所長「一枚貝や二枚貝の化石は比較的見つかりやすいんですが、先ほどのようなミラクルがいきなりあると余計にそう感じるでしょうね。化石って意外と小さいので、“掘る”のと同じくらいに“見逃さない”ことも重要なんですよ。化石を何度も見つける人のそばには、剥がした地層を細かく割った跡がたくさん見られますので、五十嵐さんも意識してみてください」
五十嵐記者「わかりました! ラストスパートは目を凝らしながら発掘してみます!!」
▲軍手と比べると大きさがわかるように、貝殻の細かい破片などが地層に混ざっている
▲地層を剥がしては細かく割り、化石が入っていないかを確認。その繰り返しこそが化石発見への着実な一歩となる
▲「時間的にもここがラストかな〜」と言いつつ、ノジュールを掘り進める
▲剥がした部分を細かく割って確認すると……
五十嵐記者「ん……? な、なんだ!? この鈍く光る黒い物体は!?!? ど、どどどどどっ、ドラえもーーーーーん!!!!」
遠藤所長「ドラえもんではなくて、遠藤です」
▲冷静にツッコミを入れる遠藤所長
五十嵐記者「すみません、気が動転してしまって……。それより、これ! 真ん中の黒いやつ、何かの化石じゃないですか!?!?」
遠藤所長「こ、これはっ…………!!!」
五十嵐記者「(ごくっ………………!!!!)」
遠藤所長「………………!!!!!」
五十嵐記者「(……………………!!!!!!)」
遠藤所長「これは、クレトラムナの歯の化石です!!!!」
五十嵐記者「ク、クレトラムナ!?!?!?」
遠藤所長「白亜紀に生息していた、ネズミザメ科の古代ザメです。この短時間でよく見つけましたね、2つもすごいですよ!!!!」
▲ニコニコ顔の遠藤所長と五十嵐記者。サメの歯もレアだが、巻貝のほうがよりめずらしいとのこと
五十嵐記者「や、やったーーー! のび太くんたちの気分を存分に味わえました。人生初の化石発掘、めちゃくちゃ楽しかったです!!!! 今日はありがとうございましたーーー!!」
▲無くさないように、大事に袋にしまったぞ!
なお、とってもめずらしい化石を見つけた場合は研究の対象になるため、名誉の“没収”となる。今回発掘した2つの化石は、編集部に持ち帰らせてもらえたぞ!
▲巻貝の化石
▲クレトラムナの歯の化石
『映画ドラえもん のび太の新恐竜』では、のび太たちが双子の恐竜のキュー・ミューと白亜紀を大冒険!! 超リアルな恐竜がたくさん登場するぞ。キミも映画館に太古のロマンを感じに行こう! そして、のび太たちの愛と勇気と友情の物語をめいっぱい楽しんでくれ!!!!
■施設概要
「いわき市アンモナイトセンター」
住所:福島県いわき市大久町大久字鶴房147-2
電話番号:0246-82-4561
営業時間:9:00〜17:00
休館日:月曜(祝日の場合はその翌日)/1月1日
入館料:730円(体験発掘含む/小・中学生は370円、高校生以上の学生は560円/体験発掘は土日のみ、午前・午後の部あり)
※詳細は下記リンクの公式ホームページをご覧ください
http://www.ammonite-center.jp
作品概要
『映画ドラえもん のび太の新恐竜』
■公開日:2020年8月7日(金)
■公式サイト:
https://doraeiga.com/2020/
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