『PCエンジン mini』発売カウントダウン! ~待ちきれないのでPCエンジン(実機)でオススメゲームを紹介!〜第3回『超兄貴』

兄貴とともにパンプアップ!
“ちょっと”クセのあるステージ&敵キャラクターたち

『超兄貴』の味方が放つインパクトもさることながら、彼らを待ち受けるビルダー軍こと敵キャラクターもキレてるよ!!

▲ステージ3のボス、ヤエモン
▲ステージ5のボス、エル&トポ

画面いっぱいに迫る巨大なボスたち!! 独特なメカニックから筋肉美を追求したボス、その両方を兼ね備えた極まったデザインなど筋肉緊張しっぱなしの面白さが『超兄貴』にはあるのだ。
 
ちなみ、ステージ5を除けばステージアイキャッチでボスのビジュアルがわかる。ステージの名前も一筋縄ではいかないのが、『超兄貴』の世界観ならでは。
 


 
その道中のステージも一筋縄ではいかないザコ敵たちが進軍を阻む! 鍛え抜いたシューティングの腕で敵を粉砕だ。
 


 
『月刊PCエンジン』も攻略ページが掲載された。特にボスへのコメント記事は腹筋直撃すること間違いなし!

▲1992年 月刊PCエンジン 11月号
▲1992年 月刊PCエンジン 12月号

敵にものっぴきならない理由があるようだ。そして、ボディビル歴をボ歴と表記するらしい。憧れのアニキに近づくため、キミも筋トレを重ねてボ歴を更新だ!
 
そして、彼らを従える本作のラスボスであるビルダー星の帝王、その名もボ帝ビル!!
 

大銀河ボディビルコンテスト10連覇を果たした強者は、名前からインパクトが凄まじい……。ボ帝ビルのボ帝は「ボ星の帝王」という意味らしい。これほどまでにハイセンスなボスのネーミングがあっただろうか?
 
そして、その戦いの激しさも半端ではない!!
 

鍛え抜かれた肉体が放つ男のシューティングここに極まる!!
 
ちなみに、続編である『愛・超兄貴』ではボ帝ビルの奥さんが登場。その名前がボ帝コンシャスだったりする。
 

筋肉を際立たせるには音楽は必須!!
『超兄貴』の楽曲が頭から離れない!

『超兄貴』の世界観を見事に表現した音楽は一度聞いたら頭から離れない! 刻まれる旋律の躍動は血湧き肉躍る超絶濃厚サウンドとなっている。
 
まさに聴くプロテイン! 『超兄貴』の音楽を聴きながら、筋トレもありだ!!
 
ステージ1から流れる『ブラジル』『あこがれのマッチョダンディー』から始まり、前述したステージ4のボス、ヤエモン戦で流れる『ヤエモン』『ドイツ人ジャーマン』は強烈なインパクトを放つ。
 

▲ステージ4のボス、シェル・ジ・アニキとの戦いでも『あこがれのマッチョダンディー』が流れる。

「『超兄貴』というゲームを初めて知った」という人でも、学校の給食の時間や休み時間にこれら『超兄貴』の曲を耳にしたことがあるかもしれない。そして、テレビでもゲーム内で流れる『黒人カーニバル』の陽気な音楽を聞いた、という人もいるかもしれない。
 
つまり、ゲーム業界のみならず、様々な業界が『超兄貴』を知っている? やはり『超兄貴』は世界(いろんな)の兄貴達の憧れなのだろう!
 
曲名でピンと来た人はぜひ『超兄貴』をプレイしてほしい。そうでなくても、プレイしてほしい!
 
兄貴の精神がふんだんに盛り込まれた音楽とゲームを堪能しよう。他にも名曲揃いなので、一聴の価値ありだ。もし、『超兄貴』の音楽の虜になってしまったら、続編の『愛・超兄貴』や『超兄貴〜究極無敵銀河最強男〜』の曲も聴いてみよう。
 

2000年代のあの癒し系キャラは『超兄貴』から?
謎のレアオプション『うみにん』!!

『超兄貴』には実はレアオプションが存在する。性能はアドンとサムソンとほとんど変わりないが、そのビジュアルは妙にゲーム内で存在感を放っていた。
 

そう! それこそが『うみにん』だ!!

▲イダテンの下にいるのが『うみにん』だ!

『うみにん』はメサイヤのPCエンジンソフト『改造町人シュビビンマン3 異世界のプリンセス』で初登場し、以降メサイヤが制作したゲームに出演している。
 
『超兄貴』に登場した後、その知名度が上がったとも言われており、その人気から『うみにん』は2000年代の癒し系キャラとしても名を馳せた!
 
元ネタは知らなくても、グッズやテレビで見ていた人もいるのではないだろうか? ちなみにLINEスタンプになっていたり、アプリゲームになったり、ミュージックビデオが配信されていたりしている。
 
これは『超兄貴』をプレイして『うみにん』の姿を確かめなければっ!(出現率はかなり低い……)
 
クセのある敵キャラクターが押し寄せるのを「(メンズ)ビーム」を発射して敵を粉砕する爽快感、巨大なボスとの手に汗握るバトルとシューティングゲームとしてやりごたえ抜群の『超兄貴』!!
 
我々日本人がどこかに置き忘れてきた心……、慈愛……、謙譲……、そして、兄貴。
 
古の昔より受け継がれてきた男らしさの象徴的フレーズ兄貴。その精神をふんだんに盛り込んだ手に汗握るハードシューティングゲーム。暑苦しい、並外れたセンスを体感しよう。
 
そして、コロコロのアニキも忘れちゃいけない!
 
『コロコロアニキ 春号』が絶賛発売中!! こちらでも『PCエンジン mini』特集が掲載されているので、気になるアニキ&アネキはチェックだ!!
 

商品概要:
PCエンジン mini

メーカー:KONAMI
発売日:2020年3月19日
収録タイトル数:58タイトル
※「PCエンジン」ラインナップのタイトル(日本語)と「TurboGrafx-16」ラインナップのタイトル(英語)は、一部重複して収録しているタイトルを含みます。
プレー人数:1~5人
メーカー希望小売価格:10,500円(税抜)
CEROレーティング:D(17才以上対象)
同梱物:
・『PCエンジン mini』本体×1
・パッド×1
・HDMI®ケーブル×1
・MicroUSBケーブル×1
・取扱説明書×1
購入はこちら:
https://www.amazon.co.jp/b/?ie=UTF8&language=ja_JP&node=6974564051

 

商品概要
『コロコロアニキ 2020年春号』
■発売日:2020年3月14日(土)
■特別定価:780円(税込)
■公式Twitter:@COROCORO_ANIKI

 

ライター:8号機
中古ショップ店員からジョブチェンジしてライターになった人。『新作ソフトが入らないなら、レトロソフトを強化すればいいじゃない?』と店員時代に、ファミコンディスクシステムのベルト交換やらなんやかんやしていた。『超兄貴』はそのオープニングをテレビ画面で見たいがために、PCエンジン DUOのコンデンサー交換に手を出す。

 
※ゲーム画面はPCエンジン SUPER CD-ROM専用ソフト『超兄貴』のものです。
※『月刊PCエンジン』の画像に掲載されている宛先は当時のものです。現在、募集はしておりません。
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