『ドラえもん』は、時代を超えた共有の思い出になる
——親子で一緒に『ドラえもん』の映画を見ることの良さは、どういったところでしょうか。
僕らが子どもの時に見ていたという点でも、親子それぞれの目線で作品を共有できる点でも、まさにすばらしい共有物だと思います。子どもが何歳だろうが、親が何歳だろうが、性別さえも問わない存在というか。
たとえば「映画見に行こっか」ってなって、親が「『ドラえもん』でしょ?」っていう先入観を持ちながらもスクリーンに向かったら、たぶん、子どもと同じタイミングでジーン、とくると思います。
むしろ、子どもよりもいろいろな経験をしてきた分、考えさせられることや感じることの情報量は、大人のほうが多いかもしれない。さっき、仲間の話が出ましたけど、一番近くにいて、嘘のない、愛がある仲間って、僕は家族だと思うから。
——最後に、コロコロコミックの読者にメッセージをお願いします!
毎日くったくたになるまで、ガンガン遊んでほしい。いっぱい食べて、もう起きないんじゃないかってくらい寝て。みんな、まだペース配分しながら毎日を生きたりしているわけじゃないだろうけど。コロコロを読んでるうちは、計算とかしないで(その日その日を)過ごしてほしいなと思います。
大長編ドラえもん「のび太と恐竜」全編まるごと公開!! 8月6日まで!
作品概要
『映画ドラえもん のび太の新恐竜』
■公開日:2020年8月7日(金)
■公式サイト:
https://doraeiga.com/2020/
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