2016年(平成28年)第453号~第464号
■トピックス:コロチャンとの強力連携!
動画チャンネルを開設した翌年、ホビーの記事では「コロコロチャンネルではスクープ動画を公開中!」など、コロチャンとの連動がデフォルトとなっていきます。また、10月には「100%パスカル先生」のウェブアニメをテレビに先駆けて公開。コロチャンは、コロコロの“いま”を知るうえで重要な媒体となっていきます。
■主な人気マンガ
1月号~「激レーサー走太郎!」おおばあつし
2月号~「怪盗ジョーカー 映画上映祭特別篇」たかはしひでやす、「デュエんぢゃらすじーさんマスターズ邪」松本しげのぶ、曽山一寿(読切)
4月号~「手裏拳トンマ」樫本学ヴ、「映画ポケットモンスター ボルケニオンと機巧のマギアナ」河本けもん
5月号~「パズドラクロス」井上桃太
6月号~「マジで!!まじめくん」土田しんのすけ
9月号~「ヘボット!」小ガエル
10月号~「ポケットモンスター ホライズン」やぶのてんや、「映画妖怪ウォッチ 空飛ぶクジラとダブルの世界の大冒険だニャン」小西紀行
11月号~「星のカービィ~まんぷくプププファンタジー~」武内いぶき
12月号~「映画ドラえもん 南極カチコチ大冒険」むぎわらしんたろう、原作:藤子・F・不二雄、「パスカワールド」永井ゆうじ
「ゴクオーくん」でウソつきキャラがブレイクしたら、その反動でまじめキャラに人気が!?
「マジで!! まじめくん」(土田しんのすけ)は、トイレ掃除の際、トイレットペーパーもキレイに洗ってしまうような小学生まじめくんを主人公とした「まじめギャグ」。パパママ世代のコロコロ読者は、何ごともまっすぐに突き進む小学生・ドタバタを描く「ぐゎんばる殿下」(田中道明/1982年)を思い出す人も多いのではないでしょうか。
まじめくんはギャグを通して、約束の大切さといった道徳観、挨拶の大切さといったマナーなどを学べる一作になっていますので、パパさんママさん、是非お子さんにオススメください! そして、そんなまじめくんのまじめ行動を、お笑いタレントのあばれるくんが実写で演じるコロコロチャンネルの動画もチェックです!!
新連載では、少年忍者・目賀トンマと、秘伝の忍具「手裏拳」を狙う忍者との戦いをギャグを交えて描くアクションマンガ「手裏拳トンマ」(樫本学ヴ)がスタート。「星のカービィ!もーれつプププアワー」(谷口あさみ)は10年間の連載に幕、11月号から「星のカービィ まんぷくプププ ファンタジー」(武内いぶき)としてスタートし、現在も本誌連載中です。
■主なホビー:「ゲキドライヴ」、「スナックワールド」、「ヘボット!」
カーホビー「ゲキドライヴ」が発売。ミニ四駆との違いは、仕切りのないフリーレーンのコースを走るのが特徴で、そのため追い抜きもあり、マシン同士のクラッシュもありという迫力満点なリアルなレースが展開されます。コロコロでは最新マシン特集や大会情報のほか、マンガ「激レーサー走太郎!」(おおばあつし)が連載されています。
9月号では、レベルファイブのクロスメディアプロジェクト第4作となるゲーム「スナックワールド」(ニンテンドー3DS)をいち早く特集。まずフィーチャーされたのはゲーム内で武器・防具として活躍するミニチュア「ジャラ」(タカラトミー)。小型NFCチップを内蔵させたジャラはゲームと完全連動していて、画面にタッチさせることでレアな武器やアイテムが入手可能というもの。翌2017年にからはマンガ連載もスタートし、8月の発売に向け読者の期待をグングン煽っていきます。
フィギュア玩具では「ヘボット!」がぶっ飛んだ内容のアニメとともに話題に。コロコロではマンガ連載(小ガエル)や、頭部に差し込む「ボキャネジ」によって発動するギャグが変わるキャラクター玩具「DXヘボット!」(バンダイ)を特集しています。
■2016年の出来事
熊本地震(マグニチュード7.3)発生
インターネットテレビ「AbemaTV」が本開局
リオデジャネイロオリンピック開催
広島東洋カープが25年ぶり7度目にリーグ優勝し、「カープ女子」が急増
アイドルグループ・SMAPが解散
ピコ太郎が「PPAP」で世界的ブレイク
ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』、映画『君の名は。』、『シン・ゴジラ』が大ヒット
■コロコロトリビア:みんなで作るコロコロチャンネル動画!
この時期の投稿動画の人気ジャンルといえば、チャレンジ企画もの「やってみた」ですが、それをコロコロが“やってみた”らどうなるか……・その答えが「【ベイブレード100人バトル】世界新記録!! 100人でベイブレード回してみた!!【世界初】」です。この日のために作成された100人対戦用スタジアムで「いたるところでベイがぶつかりまくる! 世界一派手な動画」で、生き残る1機はどれか? というのが見どころ。ホビーの魅力をマンガや誌面とは違った手法で見せていくコロコロチャンネルの持ち味が存分に味わえます。コロコロの企画力は動画でもやっぱりスゴイ!!
“読者”を“視聴者”に――。動画チャンネルを開設し、子供の興味対象の変化に素早く対応したコロコロ。この5年間は、コロコロが新時代の児童メディアとして爆誕するまでの道のりと言っていいでしょう。しかし、コロコロがマンガ誌としての役割を忘れることはありません。ネットのスピード感と動画の訴求力を用いて、本誌はさらに意欲的な展開をみせていきます。次回更新は40周年を迎える2017年から。……500号までもうすぐ!!
コロコロ大年表、コロコロ500号に関する話題、コロコロの思い出はハッシュタグ「#コロコロ500号」をつけて投稿しよう!
商品概要
『月刊コロコロコミック12月号』
発売中!
特別定価:600円(税込)
参考文献:渋谷直角「コロコロ爆伝」(飛鳥新社)、のむらしんぼ「コロコロ創刊伝説」(小学館)