2015年(平成27年)第441号~第452号
■トピックス:動くコロコロ! 動画チャンネル開設!
創刊以来、別冊・増刊の発刊、イベントやツアーの開催、地上波・CSテレビとのタイアップ……。マンガとホビーの魅力を伝えるため、これまでさまざまな取り組みを行ってきたコロコロに新しいメディア展開をスタートさせます。動画サイトから人気者やヒット商品が生まれることが珍しくなくなっていたこの年、動画チャンネルYouTubeで「コロコロチャンネル」が開設! 随時更新されるマンガやホビーの最新情報に動画世代の子供たちは熱狂。
また、コロコロ人気キャラと電話で話せる「コロコロテレフォン」もスタート。これによって読者は24時間、1カ月まるまるコロコロ・ワールドに浸れることになるのでした。
■主な人気マンガ
1月号~「ポケモンΩR・αS 紅き情熱と藍き英知」秦槙吾
2月号~「100%パスカル先生」永井ゆうじ、「妖怪ウォッチ ゲラゲラチョコバー劇場」ココナスルンバ、「ゴクオーくんvsひげ」吉もと誠、曽山一寿(読切)
4月号~「魔王だぜ!! オレカバトル」出水ぽすか、「ポストの奥まで送ってQ」きさいちさとし
5月号~「ポケットモンスターXY 光輪の超魔神フーパ」上村ぎん、「妖怪ウォッチ3」小西紀行
7月号~「妖怪ウォッチ USAピョンのロケット編」小西紀行、
8月号~「ベイブレードバースト」森多ヒロ
9月号~「野球の星メットマン」むぎわらしんたろう
10月号~「映画妖怪ウォッチ エンマ大王と5つの物語」小西紀行、「GAMBA ガンバと仲間たち」瀬戸カズヨシ、脚本:古沢良太
12月号~「スプラトゥーン」ひのでや参吉
「ペンギンの問題」の永井先生の新作「100%パスカル先生」が連載開始されます。モグラのような新任教師パスカル先生がハチャメチャ騒動を起こすギャグで、2017年にテレビアニメ化やゲーム化されています。「ペン問」同様にグッズ展開も行われ、「ヒーローパスカル」など、さまざまなパスカル先生が「完璧プレート」(タカラトミー)も発売されました。
「野球の星メットマン」は、「ドラベース」のむぎわらしんたろう先生による新作野球マンガ。マンガ少年・星野空が未来から来た不思議なヘルメット・コロと出会い、メットマンとして野球を始めることになるという「ドシロート野球伝」。「ドラベース」同様、超次元な野球が繰り広げられ、また世界大会「ワールドB」など「WBC」の盛り上がりが取り入れらた作品となっています。
そしてオレカバトルからは、もう1作「魔王だぜ!! オレカバトル」がスタート。こちらは突然、人間になってしまった魔王ジンジャーの活躍を描くコミカルな作風で、コロコロ発売タイミングでゲーム内に「ジンジャー島」が出現するという連動企画もありました。
■主なホビー:「ベイブレードバースト」
ベイブレード第3世代「ベイブレードバースト」(タカラトミー)が発売。相手を破壊(バースト)させて勝敗を決める「バーストフィニッシュ」が追加され、スマートフォンと連動していて専用アプリで成長の記録を確認できるのが主な特徴。この時期から小学生にもスマホが普及していったことが伺えます。そして、森多ヒロ先生によるマンガは現在も本誌連載中です!
また、コロコロキャラとしてもすっかり人気者となった、ふなっしーグッズも発売されています。「DXふなごろーの触角」(バンダイ)は、自分の声がふなっしーの声に変換されるマイクで、ふなっしーの兄弟たちが描かれたプレート「ふなっしーのめいっしー」をスキャンすることで、そのキャラの声になるというアイテム。10月号ではヒカキンが商品を紹介するなど豪華なコラボがありました。
■2015年の出来事
8.6秒バズーカーが「ラッスンゴレライ」で大ブレイクし、リズムネタがブームに
お笑いタレント・ピース又吉の『火花』が大ベストセラーとなり、芥川賞も受賞
ラグビーのワールドカップイングランド大会で日本代表が健闘。「五郎丸ポーズ」も流行
マイナンバー制度がスタート
■コロコロトリビア:「コロコロチャンネル」開設!
高まる動画投稿人気から、12月15日、ついにコロコロがYouTubeで動画チャンネルを開設! そのコンテンツも「ベイブレードバーストなど、新ホビー発売前に最速試遊」、「『スーパーマリオくん』の沢田ユキオ先生が『スーパーマリオメーカー』で自身作成のコースをプレイ」、また「でんぢゃらすじーさん」や「ケシカスくん」などコロコロアニメを限定放送などなど、作品やホビー、そして人気作家の素顔が見られる盛りだくさんな内容でスタートされています。いまこの瞬間にもアップされているかもしれない新作動画を見逃さないよう、チャンネル登録はお忘れなきよう!!