デュエマ妄想構築録 vol.86-4 ~番外編:混沌デュエパーティー~

By まつがん

 デュエパーティーの可能性は無限大!!!

 今回も番外編ということで、例によって「オリジナル」や「アドバンス」とは異なる特殊なフォーマット「デュエパーティー」を遊んでいこうと思う。

(参考:これまでに記事で紹介したパートナー)
vol.51-5
《終末縫合王 ミカドレオ》
《鬼ヶ邪王 ジャオウガ・ゼロ》
《蒼狼の王妃 イザナミテラス》

vol.55-5
《ニクジール・ブッシャー》
《兵繰凄の鎖 サイノ・ブサイ》
《星龍パーフェクト・アース》

vol.60-5
《屍術師インフェルノ・カイザー》
《天風のゲイル・ヴェスパー》
《闘魂混成 エンペラー・アクターシャ》

vol.63-5
《未来王龍 モモキングJO》
《轟炎の竜皇 ボルシャック・カイザー》
《爆龍皇 ダイナボルト》
《「覇道」の頂 シュラ・ベートーベン》
《MAX-Gジョラゴン》
《強奪者 テラフォーム》
《鎧亜戦隊ディス・ピエロ》
《蒼狼の王妃 イザナミテラス》
《超運命 アミダナスカ》
《「正義星帝」 <鬼羅.Star>》

vol.69-5
《ガチャンコ ガチロボ》

vol.71-4
《蒼き王道 ドギラゴン超》

vol.74-4
《終炎の竜皇 ボルシャック・ハイパードラゴン》

vol.76-4
《超暴淵 ボウダン=ロウ》

vol.77-4
《五輪の求道者 清永》

vol.79-4
《鬼ヶ覇覇覇 ジャオウガ》

vol.84-4
《竜社長 ゴルファウンデーション》

 さて、前回からの変化で言うと「愛感謝祭 ヒロインBEST」と「ドリーム英雄譚デッキ ボルシャックの書」「ドリーム英雄譚デッキ アルカディアスの書」の発売があげられる。そこで、この3つの商品からデュエパーティーに向いたパートナーを探して、そのパートナーのデッキを組んでいこうと思う。

 以前にも述べたように、デュエパーティーのパートナーとしてデッキを作りやすいのは「攻撃時に他のクリーチャーを出せる」「文明は単色より多色の方が望ましい」「4ターン以内のなるべく早いターンに着地すること」を満たす5コスト以上のクリーチャーだ……だが、今回の3商品にはそれを満たす使いやすいパートナー候補が存在しなかった。

 そこで今回私は趣向を新たに、これまでチャレンジしてこなかった方向のパートナーでデッキを組んでみようと考えたのであった。

 それが、このカードだ。

▲「ドリーム英雄譚デッキ ボルシャックの書」収録、《ボルシャック・ネオウルフェウス》

 《ボルシャック・ネオウルフェウス》。《聖竜ボルシャック・ウルフェウス》のリメイクだが、バトルゾーンが空の状態で召喚しても「超魂レイド」に成功すればほぼ同様に呪文が唱えられるという強化を受けている。

 つまりこれをパートナーに据えれば、「パートナーの《ボルシャック・ネオウルフェウス》を召喚し『超魂レイド』に成功=勝ち」というデッキが組めるのではないか?

 だがこの発想には一つ問題があった。《ボルシャック・ネオウルフェウス》から唱えただけで勝てる光か火の呪文が存在しないのだ。

▲不死鳥編 第3弾「封魔王の系譜」収録、《ティラノ・リンク・ノヴァ》
▲「夢の最&強!!ツインパクト超No.1パック」収録、《ボルシャック・クロス・NEX/ボルシャック英雄譚》

 最も殺意が高いのが《ティラノ・リンク・ノヴァ》だが、それでも他3人のうち1人しか倒せない。そうなれば残りの2人に反撃を食らうだけになってしまう。

 ならば3人を同時に倒すしかないが、シールド6枚×3+ダイレクトアタック3回=21点以上の打点を出すとなると、いかにデッキをボルシャック染めにして《ボルシャック・クロス・NEX/ボルシャック英雄譚》を唱えたとしても、安定して打点を揃えるのはさすがに不可能に思えた。

 そう、必要なのはデッキ内のすべての打点を出しきるような無法の呪文なのだ。

 しかし、そんな都合の良い呪文が存在するはずも……。

 あった。

▲「謎のブラックボックスパック」収録、《オールサンライズ》
▲「にじさんじコラボ・マスターズ 異次元の超獣使い」収録、《ボルメテウス・レインボー・ドラゴン》

 《オールサンライズ》を唱えつつ《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》にチェンジしたら勝つのでは???🤔🤔🤔

 《オールサンライズ》はシールドと山札を入れ替えるという大味なカードだ。とはいえこれだけだと何も起こらないが、山札だったシールドは一つの束に重ねられた状態になるので、何らかの方法で「S・トリガー」を付与しつつブレイクすることができれば、大量のトリガーを一度に発動させることができる。

 そこで、《ボルシャック・ネオウルフェウス》の攻撃時に《ボルメテウス・レインボー・ドラゴン》の「革命チェンジ」を宣言しつつ、「メテオバーン」解決で《オールサンライズ》を唱えてからチェンジ解決、続けて《ボルメテウス・レインボー・ドラゴン》の登場時能力を解決すると、7コスト以下のドラゴンがすべてS・トリガーになった状態で30枚以上重なったシールドの束を一息にブレイクできるのだ。

 これならデッキ内をある程度ドラゴンに寄せておけば、安定して21点を作り出すことなど造作もない。また《燃える革命 ドギラゴン》のような敗北回避&無限攻撃が可能なドラゴンや、《龍装者 フィフス》や《ダブル・リボルバードラゴン》のようにトリガーケアが可能なドラゴンを入れておくことで、逆転の可能性も潰すことができる。

 というわけで、できあがったのがこちらのデッキだ!

 『パートナー:ボルシャック・ネオウルフェウス』

カード名
《検問の守り 輝羅》
《煌ノ裁徒 ダイヤモン星》
《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》
《神判のカルマ コットン/ジャッジ・水晶チャージャー》
《連射のカルマ ユキメ/ショット・水晶チャージャー》
《巡霊者ニージェ》
《ポッピ・冠・ラッキー》
《富力!ルベル&フォース》
《裏斬隠 デコキック・デコリアーヌ》
《スピア・ルピア》
《ボルシャック・太陽・ルピア》
《ダイナボルト <ドギラ.Star>》
《モノノフ・ルピア》
《ヨビニオン・フレイムバーン》
《聖霊竜騎ボルシャリオ》
《砕界の左手 スミス》
《未来の玉 ダンテ》
《龍装者 フィフス》
《U・S・A・CAPTEEEN》
《ダイナボルト <エタフェニ.Star>》
《Napo獅子-Vi無粋/♪オレの歌 聞けよ聞かなきゃ 殴り合い》
《導子の精霊龍 ホーマ》
《光鎧龍ホーリーグレイス》
《ダブル・リボルバードラゴン》
《偽りの希望 鬼丸「終斗」》
《ボルシャック・スーパーヒーロー/超英雄タイム》
《アルカディアス・モモキング》
《神聖龍 エモーショナル・ハードコア》
《ゴルパガーニ-A7 / ダウンフォース・サーキュラー》
《燃える革命 ドギラゴン》
《セルリアン・アックス・ドラゴン/ダブルアックス・チャージャー》
《聖竜ボルシャック・ウルフェウス》
《頂上連結 ロッド・ゾージア5th》
《ボルメテウス・レインボー・ドラゴン》
《ボルシャック・ガラワルド》
《雷龍 ヴァリヴァリウス》
《「必然」の頂 リュウセイ / 「オレの勝利だオフコース!」》
《切札勝舞&ボルメテウス ー決闘の物語ー》
《ロジック・サークル》
《ニンプウ・タイフーン》
《ロジック・キューブ》
《ロジック・スパーク》
《ヘブンズ・キューブ》
《ヴァリアブル・ポーカー》
《ダイヤモンド・ソード》
《ネクスト・チャージャー》
《スクランブル・チェンジ》
《勝熱と弾丸と自由の決断》
《アポカリプス・デイ》
《ドラゴカリプス・デイ》
《オールサンライズ》
《ライオネルの天宝》
《サザンの天宝》
《ボル武者の炎霊》
《王家の秘宝》
《スロットンの心絵》
《SMAPONの心絵》
《Black Lotus》
《切札の里》

 

 特定のカード2枚をサーチするのは無理がありすぎ!!!😡😡😡

 そう、それは自明な結論であった。なぜなら、コンボを決めるためには《ボルシャック・ネオウルフェウス》を召喚できるターン(おおよそ5ターン目)に《オールサンライズ》と《ボルメテウス・レインボー・ドラゴン》の両方を手札に抱えている必要があるが、《ロジック・スパーク》系互換カードでサーチできる《オールサンライズ》の側はまだしも、《ボルメテウス・レインボー・ドラゴン》を確定サーチすることが光火という文明の組み合わせではかなり難しいというのがまず前提としてあったからだ。

 しかもその上でどちらか片方でも楯落ちしていることがサーチで判明した場合、《ヴァリアブル・ポーカー》で救出した上で再度サーチを挟まなければならないのである。正直なところ、「終わり」の概念そのものと言って差し支えない難易度であった。

 また、プレイレベル観のミスマッチも気になった(※なお、以下に述べるプレイレベル観は公式のものではなく、あくまで私個人の主観のみによるものであることに留意されたし)。まず前提として、このデッキはレベル3ではほぼ全く通用しないだろう。パートナーメタに対しては《聖竜ボルシャック・ウルフェウス》という抜け道がかろうじてあるものの、3枚コンボを不確定サーチ含みで揃える必要があるというのは、たとえば水自然を含むパートナーで《完全水中要塞 アカシック3》を使った場合などと比べて、あまりにも悠長すぎる。

 だが他方で、仮にこのデッキから《ポッピ・冠・ラッキー》などの「相手のパートナー着地自体を否定するカード」を抜くなどして調整したとしても、レベル2に持ち込むにしてはそもそもコミュニケーションする気がなさすぎるのが問題だった。基本的に「決まれば絶対勝つ or 相手全員が行動不能になる」といったコンボは、その実現が多少難しいとしても、それ自体レベル3に分類されるべきものだと私は考える。無限攻撃や1ターンに4体以上の大量展開を可能にするパートナーもまた同様だ。

 レベル3が指す「ガチ」とは、他の対戦相手に比べ、ゲームの主導権や見せ場を多くの割合で占有して離そうとしたがらない精神性のことだ。それは勝利を至上命題とする競技においてはゲーム目的と合致するために自然と表出するし、かつそれで問題ないものだが、レベル2の「カジュアル」においては軋轢を生む。「カジュアル」とはその精神性を意図して排除することの合意によって成り立つ場のことだからだ。半端に攻撃してS・トリガーを食らうことも、倒せる相手をあえて倒さずゲームが続くよう手抜きをすることも、どれも「コミュニケーションを楽しみたい」というゲーム目的が優先していればこそだ。逆に言えば、それを楽しむ気がないコンセプトは、初めからレベル2に持ち込むべきではない。

 したがって結論としては、「パートナーの《ボルシャック・ネオウルフェウス》から《オールサンライズ》を唱えて《ボルメテウス・レインボー・ドラゴン》にチェンジするコンセプト」は、どれだけ弱いとしてもレベル3に持ち込むべきものと言えた。しかしそうなると、レベル2では精神性が合致せず、レベル3では強さが合致しないというのなら……実現できないコンボに何の意味があるのだろうか?(※なお、伝わりづらいかもしれないが、これらのプレイレベル観に関する記述は、現状のデュエパーティーのレベル区分に関して問題提起をしたり、不満を表明して変更を求めたりするものでは断じてない、念のため)

 かくして私は、《ボルシャック・ネオウルフェウス》でデッキを組むことを諦めた。とはいえ、上記の区分を言語化できたことはデッキ構築に伴う十分な収穫であった。そうして再び「愛感謝祭 ヒロインBEST」「ドリーム英雄譚デッキ ボルシャックの書」「ドリーム英雄譚デッキ アルカディアスの書」のカードリストを見直し、他のパートナー候補を探してみたのだが、レベル3のデッキをシステマチックに組めそうなカードは見当たらなかった。

 しかし、そこで私は考えたのだ。今なら私でもレベル2のデッキが組めるのではないか?と。

 プレイヤーとして、あるいはカバレージライターとして、長らく競技の世界の至近に身を置き続けてきたことで、私が作るデッキは競技的な要請……すなわち先に述べたような「ゲームの主導権や見せ場を多くの割合で占有して離そうとしたがらない精神性」に支配されていた。そしてそれはデュエパーティーにおいても例外ではなかった。思えば私が作るデュエパのデッキはどれも4ターン以内にパートナーを召喚し、そこからチェインを続けて1ターンのうちに全員を制圧しようというものばかりであった。そうであるからこそ制圧のための「最適化」ができたし、59枚を最後の1枚まで「最適化」することが楽しみでもあった。

 けれども、それがゆえにレベル2の精神性が理解できないことが悩みでもあった。「レベル3を作ろうとしたが結果として強さが足りないデッキ」が行き着くところだろうと思い込んでいたし、それ以上に「最適化」という錨を失えばデッキを作りえないとすら思っていた。極論、ストレージの束に手を突っ込んで掴み、取り出した59枚とどこが違うのかと……だがレベル2の精神性を理解した今なら、それに向けて適合したカード選択ができるのではないか。最適ではない、しかし最も対戦相手とコミュニケーションがとれる「最コミュ化」という新たな錨でもって、カードを見つめなおすことができるのではないか。

 いま、そのようにして導き出されたレベル2の要件は、「対戦相手のパートナー着地やメインムーブを阻害しないこと」「時間や活躍を自分ひとりだけで占有し続けないこと」「相手のS・トリガーを阻害しないこと」だった(※個人の見解です)。

 そしてその観点からカードリストを改めて見直した私は……ついに、対戦相手と最もコミュニケーションがとれそうな1枚にたどり着いたのである。

▲「愛感謝祭 ヒロインBEST」収録、《躱す混沌 ウツセミマントラ》

 《躱す混沌 ウツセミマントラ》では???🤔🤔🤔

 デュエパーティーにおける「ニンジャ・ストライク」持ちのパートナーといえば《怒流牙 サイゾウミスト》や《超越男》が挙げられるが、その有用性は改めて論じるまでもない。通常のパートナーは着地したその一周ターン以内にバトルゾーンを離れると次にパートナーゾーンから出せるのは最初に出したターンの2ターン後、つまり1ターンおきにしか召喚できないが、「ニンジャ・ストライク」持ちならば対戦相手3人のいずれかが攻撃するたびに宣言でき、そのターンの終わりに裏向きの状態でパートナーゾーンに置かれるものの、続く自分のターンの終了時には表向きになるので、実質毎周ごとに召喚可能だからだ。

 だが《怒流牙 サイゾウミスト》は着地周のシールドを一時的に増やすだけで、実質的にはマナ加速と山札回復が繰り返されるという効果だし、《超越男》も「ロスト・プリズム」ができるというくらいで毎周着地させるうまみがそこまで大きくはない一方、《躱す混沌 ウツセミマントラ》は戦闘が行われる限りシールドを毎ターン増やし続けられるので、勝ちには近づかないものの生存率が飛躍的に高まるという利点がある。そしてこの性質は、誰もゲームを短期決着させるインセンティブを持たず、パートナー着地もトリガー発動も互いに推奨されるレベル2でこそ生かされるように思われた。

 では《躱す混沌 ウツセミマントラ》をパートナーとして、レベル2の精神性をもとにどのようなデッキを組むべきだろうか?

 最初に考えたのは「逆アポロ」だった。しかしシールドブレイクという行為そのものを無為にしてしまおうという発想は競技そのものだし、そもそも光単でそこまで多くのS・トリガーによるシールド追加カードも存在していない。また結局自分からゲームを終わらせるカードも必要となり、コンセプトがチグハグになってしまうように思われて断念せざるをえなかった。

 ならば逆に、どんどんクリーチャーを積極的に展開していくデッキで《躱す混沌 ウツセミマントラ》を使うというのはどうだろうか?

 クリーチャーを出すことは、「対戦相手Aを攻撃する」「Bを攻撃する」「Cを攻撃する」「誰も攻撃しない」という選択肢が生まれ、ゲームの進行において非常に取り回しがききやすく裏目がない行動だ。動きが微妙な相手に塩を送ることも、長期戦となったゲームを決着させに動くこともできる。そして59枚に1枚ずつしかないクリーチャーをマナカーブ通りにランダムに召喚していくことは、そのクリーチャーの処遇に関して対戦相手それぞれに判断を委ねるという点で非常にレベル2的であると言えた。

 ではクリーチャーを出すとして、《躱す混沌 ウツセミマントラ》と相性の良いクリーチャーといえば……やはり「メカ」だろう。

 折しも2022年9月のゴッド・オブ・アビス第1弾「伝説の邪神」から3年が経過し、そこからフィーチャーされた「メカ」種族のクリーチャーも、光単に限ったとて59種類以上存在している。そのカードプール内に限るという縛りでカードを採用するならば、「最適化」の軛から逃れてかつ程よく「最コミュ化」が可能なカードチョイスとなるのではないか。

▲王道篇 第3弾「ゴールド・オブ・ハイパーエンジェル」収録、《楯教の求道者 ザゼ・ゼーン》
▲アビス・レボリューション 第2弾「忍邪乱武」収録、《忍鎖の聖沌 94nm4》

 《躱す混沌 ウツセミマントラ》がパートナーということは、ゲームが進行する限りほぼ毎ターンシールドを追加できるので、シールド追加に反応する能力を持ったカードと相性が良い。《楯教の求道者 ザゼ・ゼーン》はそのような能力を持つ最軽量のシステムクリーチャーで、3つのモードからの選択によりゲーム進行をコントロールできるのが心強い。

 《忍鎖の聖沌 94nm4》は生き残れば驚異的な展開力を誇る。狙ったカードにアクセスするのは難しいが、メカ縛りのこのデッキならば外す可能性も少なく、堅実に自陣を強化し続けてくれる。

▲アビス・レボリューション 第1弾「双竜戦記」収録、《新星姫 マルシドループ》
▲アビス・レボリューション 第2弾「忍邪乱武」収録、《聖沌大忍者 シキソクゼック》

 また、こうした縛りを課す利点としては「少し時代遅れとなったSRやVRにも活躍の機会を与えられる」という点が挙げられる。《新星姫 マルシドループ》《聖沌大忍者 シキソクゼック》など、通常環境ではあまり声がかからないようなカードも、59枚のハイランダーデッキ中の1枚としては立派に役目を果たしてくれる。しかもあるいはそれが、ゲームの決め手となってくれるかもしれないのだ。

 というわけで、できあがったのがこちらのデッキだ!

 『パートナー:躱す混沌 ウツセミマントラ』

カード名
《アシスター・アルデ》
《星姫械 デネビア》
《忍防の聖沌 h4990u》
《飛工!デネビア&ドッペル》
《星姫械 エルナドンナ》
《ヴェネラック-F5》
《楯教の求道者 ザゼ・ゼーン》
《光器アメリア》
《忍足の聖沌 muk4d3》
《星姫械 マリハダル / レプリカ・オークション》
《ブルトゥーラ-D1》
《レディゴ・カリゾミダーマ》
《星姫械 シリエス》
《瞬現の聖沌 n41kun4》
《警鐘の聖沌 n4rc0》
《忍鎖の聖沌 94nm4》
《忍爪の聖沌 k491》
《富力!ルベル&フォース》
《獲銀月 ペトローバ》
《瞑カオスマントラ》
《星雷の求道者ア・リガテ》
《裏斬隠 デコキック・デコリアーヌ》
《煙幕の聖沌 k3mur1 / 聖沌忍法 メカくしの術》
《ドラン・ゴルギーニ》
《新星姫 マルシドループ》
《星姫械 リゲート》
《星姫械 エルナリク》
《鎧機天 シロフェシー》
《レディゴ・カリ・ゲルス》
《ハイパー・エン・ゲルス》
《ハイパー・ビグッティーノ》
《ゴールド・フラウム》
《聖沌大忍者 ムクジュメッド》
《シェケダン・ドメチアーレ》
《ジャマリーリョ-S8》
《パルフェル・トリセラティ》
《ルベル・ゴルギーニ》
《ウィリデ・ゴルギーニ》
《聖なる混沌 クノイチマントラ》
《水雲の聖沌 5u170n》
《聖沌大忍者 クーソクゼーシキ》
《ゴールド・ウィリデ》
《金天使 エン・ゴルギーニ》
《ドラン・ゴルギーニ Jr.》
《星姫械 ミモザスター / 招光呪文「メカミング」》
《ウィリデ・ゴル・ゲルス》
《ハイパー・トリセラティ》
《金天使 ドル・ゴルギーニ》
《光器マドレーヌ》
《トライシェルビ-P6》
《聖カオスマントラ》
《ゴルパガーニ-A7 / ダウンフォース・サーキュラー》
《聖沌忍者 シャーリーシー / シャーリー・チャージャー》
《聖沌大忍者 シキソクゼック》
《聖沌大忍者 ハラギャティ》
《フラウム・ゴルギーニ》
《忍蛇の聖光 c0br4》
《超天使 ゴルドラン・ゴルギーニ》
《聖沌忍法 b4ckd00r》

 

 こんな見た目でも放置されると完全耐性のついたメカたちを大量展開できるので理不尽要素はそれなりにあるが、メタも干渉手段も少ないので相手の理不尽にも抵抗はできず、結果程よく互いにやりたいことがやれるレベル2ど真ん中のデッキに収まったのではないかと思う。

 ではまた次回!来週は休載なので、9月26日 (金) にまた会おう!!

ライター:まつがん
 
フリーライター。クソデッキビルダー。
論理的な発想でカード同士にシナジーを見出すのだが、途中で飛躍して明後日の方向に行くことを得意とする。
オリジナルデッキでメタゲームに風穴を開けるべく日夜チャレンジを続けている(が、上記のような理由で大体失敗する)。
デュエマ妄想構築録vol.85バックナンバー
デュエマ妄想構築録 vol.85-1 ~止まらない連鎖!ホーガン・チェイン!!~
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デュエマ妄想構築録 vol.86-4 ~番外編:混沌デュエパーティー~

 

次回更新は9/26(金)更新!!