やっぱり簡単には……
古巣から独立して以来、最大級の多忙なサイクルに巻き込まれてしまって、連載記事の更新まで滞ってきております。これぞ貧乏暇なしなわけだけど、求められることはありがたいので可能な限り対応しているわけだが……! さすがに最近は、身体に変調を感じるほどの忙しさ!! 倒れたら元も子もないので、キチンと限界を見極めないとよーーー!!><
なんて、泣き言をわめいているうちに、『カブトクワガタ』も大型アップデートが入るんだよね……w いままで、なるべく見ないようにしていたんだけど^^; あと、毎年恒例の“ムシイベントリポート”もやっていこうと思っているから、けっきょくリミッターを振り切って活動するしかないんだけどさ!!ww
というわけで(どういうわけだ)、前回の続きに入る。
えーっと、確かSRネプチューンオオカブトを繁殖させて、突然変異種を狙っているんだったな。で、前回の記事を書き終えたところで交配数が50匹(!)に達し、
「うーん、これからどうしよう……!」
と、思わず立ち止まってしまった……と打電したはず。
まあでも、まだちょっとだけ万能伝説の幼虫エサが残っていたので、その分だけ交尾させてしまおうか。
それで運よく、突然変異の赤い目が生まれるかもしれないし^^
しかし、結果は……。
ぬう……。メスに用はないんだよな……。
もういっちょ……!!
あ!!! オスきた!!! これ、めっちゃ突然変異な予感がする!! 回数的にもいいところだし、こいつでオーラスなんじゃないの!!?
……って、どこが突然変異やねん(イラ)。52匹目も、思いっきり凡才で、大きさも411cmとこのランクでは最小クラスだわ……。
そして、手持ちで残すは……!
ラスト1回か……。ここで突然変異にならなければ、あきらめるか突き進むのかの選択を迫られることになる。
その結果は……!
おおおお!!! 連続でオス!!! 今度こそキタんじゃね!!?
……って、こねーよ(イライラ)。その大きさも、
くっ……! 413cmか……。見た瞬間に売り飛ばしたくなるどーっちゅうことのないムシ……。
ここで残念なことに、手持ちの万能伝説の幼虫エサが尽きてしまった。
撤退するならいいタイミングで、そのまま地下室を飛び出してムシ相撲大会の会場に走っていってしまえばいい。
でもなぁ……。
ここまで交配を進めてしまうとついつい、
「つぎの交尾で、当たりを引くような気がする……! 50回を超えたら、いつビンゴになるかなんて、時間の問題に過ぎないし……!!」
↑この思考になってしまって、撤退のチャンスを見失ってしまうのだ。
……そう、最終的に俺は、
よろず屋に入って、あと10回分の万能伝説の幼虫エサをお買い上げ^^; つまり、30個だ。俺、なんておいしいお客さんなんだろ異世界の……。
そんな、“おかわり”の1回目は……!!
よし!!! またオス出た!!!
その個体は!!!
うがあああああああああ!!! ノーマルじゃねえかよ!!! いったい、いつになったら突然変異してくれるんですかぁぁぁあああ!!?
デカさもだな……。
412cm……。ここから4センチもアップするビジョンが浮かばねえ……。
続く。
大塚 角満
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。
『カブトクワガタ』公式ツイッター:
https://twitter.com/kabukuwa_info
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