またこのパターンか
今後の激ムズ虫相撲大会で楽を……じゃなかった確実に勝利していくために、手薄な冷静(青)の強豪を育てなければならない。
そこで、先日2勝目をあげたタランティオン記念の賞品“しぶあかアクティオンゾウカブト”で突然変異種を作るべく繁殖体制に入った……ってことを、前回、前々回の記事で報じている。
とはいえ、区切りを決めないで同じ作業をくり返していると虚無に陥るので、ひとまず……。
くっ……!
「10セット以内に突然変異種を作ろう!!!」
って書こうと思ったら、早くもリミットの10回目になっちまったよ……w
しかし、ここまでに作れたしぶあかアクティオンは、MAXサイズにも遠く及ばない凡庸な個体ばかり。この、ラスト予定だった10回目の交配も……。
オス……が生まれたのはよかったんだけど……!
あーーー……。突然変異種はおろか、MAXサイズにも遠く及ばない(いや知らんけど)348cm……。いまノーマルアクティオンの最大が350cmなので、せめてそこまでは伸びてほしかった……!!
けっきょく、
「ここでやめるわけにはいかねーよな……」
ってことで、イヤイヤながら、
散財……。あと10回分の万能伝説の幼虫エサを購入した。
そして再び、交配作業に入ったんだけど……!
できたのは……!!
よし!! オス!!!
……って、いいのはここまでで、
また348cmかぁ……。このへんが平均値なので、やたらと生まれるんだよな……。
さらに、そのつぎの交配は……!
メスか……。
いや、メスも最大サイズが出ていないので、ぼちぼち引きたいところなんだけど……!!
お!! 275cmは、現在のところメスの最大ではある!!
……でも、“手持ちの中で”にすぎないので、こいつでも役不足なんだよなぁ……。
そして、この10セットも……。
めぼしいのは……!!
この、350cmのオスくらいかな……。しぶあかで350cmが生まれたのは悪くないけど、それでも最大サイズじゃないんだよねーーー!!
さて、ホントに突然変異種が来るまでこの作業を続けるのか?
それとも、別の激ムズ虫相撲大会に打ってでるのか??
ちょっと真剣に考えようと思います。
続く。
大塚 角満
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。
『カブトクワガタ』公式ツイッター:
https://twitter.com/kabukuwa_info
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