【カブトクワガタ日記】第372回 SRタランドゥス、出陣!

出すしかない!

 2勝目を目指して参戦している激ムズ虫相撲大会、“タランティオン記念大会”。

 ロクロクビオトシブミのおかげで順調に1回戦を突破し、

 「これは余裕で優勝できるのでは!?!」

 と油断したのも束の間……。

 リサを相手に迎えた決勝の1本目で……!!

 へにょんwww

 攻撃力的にはリサを圧倒していたってのに、まさかの耳押し失敗を連発して敗北(苦笑)。

 ボタンを押すタイミングが遅すぎて……12。

 それを修正しようと早く押しすぎて……75www

 「こ、これが老化現象か((((;´゚Д゚)))」

 イヤな現実を押し付けられつつ、勝負は2本目になだれ込んだのである。

 俺はもう後がないので、出し惜しみをしている場合ではない。

 そこで選んだ戦士は……!!

 前回大会の賞品として手に入れたのち、中途半端ながらしっかりと繁殖させた、↓この!!

 特別なタランドゥスツヤクワガタ!!! 相手が冷静(青)のアクティオンゾウカブトなので、まずは性格勝負で先手を取ってやる!!

 そして、突然変異種ではないもののMAXサイズ近くまで成長させたこいつをもって、残る2戦を連勝してやるぜ!!

 てなわけで、2本目だ。

 狙い通り、我が軍のタランドゥスツヤクワガタが性格勝負で勝利してくれたので、その戦力差は……!

 最大攻撃力で、94対82!!! リサにしてみれば絶望的な、こっちにしてみりゃ目をつむっていてもボコれる圧倒的な差ができたあああああ!!

 よって、リサがいくらがんばっても……。

 82止まり!! こっちは94を出しているので、どうやっても届かないのだ。

 となれば、あとは冷静に目押しをするだけで……!!

 ピタリ!!!

 よし!!! 無敵の94!!!ww これにて、決勝の2本目は……!

 「勝負アリッッ!!!」

 バチューーーーン……!!

 「キミの勝ち!!!」

 となって、いよいよタランティオン記念大会の決勝は、千秋楽の3本目になだれ込むのであった。

 続く。

 

大塚(おおつか) 角満(かどまん)
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。

『カブトクワガタ』公式ツイッター:
https://twitter.com/kabukuwa_info

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