そこに生まれしは……!!
ダウンロードコンテンツ第3弾のブルマイスターツヤクワガタの交配を始める前に、
「ちょっとだけヨ」
と、
ゆっさゆっさwwww
ヘルクレスオオカブトの“リッキーブルー”の育成を始めた最大の理由は、↓こちらのツイート(ポスト、かw)にあった。
『カブトクワガタ』の公式アカウントが発したこのつぶやき……!
それは、今回の大型アップデートにおける最大のセールスポイントであった“R”、“SR”というレアリティーを表すバッジが実装されたことを告げるとともに、
うおおおお……!!!
“突然変異”なる特殊な個体が導入されたことを示唆するものでありました。そのつぶやきをそのまま引用すると、
「バッジ付きのムシは育成の最後に【突然変異】も起きるようになりました! 目が赤くなったり、技が2回使えるようになったり!?」
こんな感じ。そのつぶやきに添付されていたスクショを見ると、生まれたばかりの個体なのに目が赤いし、
技のタブがふたつ付いてる……!!!
こんなのを見せられたら、
「俺も作る!!! そう、いますぐにだ!!!」
こうなるのは当たり前のことで……w
てなわけでリッキーブルーを選んで交配を始めたわけだけど、ナゼこいつを選んだのかと言えば、
“ツイートに使われている突然変異個体がリッキーブルーだから”
これ以外に理由はないw 先の引用したつぶやきを見れば、SRではなくRの遺伝を持つムシだったら突然変異が生まれる可能性はありそうだけど、とりあえずはスクショという証拠が載っているリッキーブルーだったら間違いないだろうと確信し、最初の実験台として選んだというわけだ。コレに成功したら『カブトクワガタ』を長く遊び続けるための新たな目標として、
「バッジ付きムシの突然変異個体をすべて集める!」
↑こちらを加えてもいいと思うけどね。
てなわけで、リッキーブルー量産の続きである。
俺は再び谷のよろず屋の店に入り、
目減りしていた万能伝説の幼虫エサなどを買い足していく。さすがに所持金が100万円を切ると不安になってくるので、ぼちぼち金策に走らないとダメかもなぁ……なんてことを考えつつも、
むしゃむしゃwww
エサを与えないことにはキチンとした交配はできないので、ここはケチらずに進めなければならないのである。
さあ、つぎに生まれるのはオスか? メスか??
できることなら……突然変異の可能性があるオスを生んでほしいところだけど……!
果たして、誕生したのは……!!
くッ……!! またしてもメスか……>< それも、母体としては使いようがない242cmの中途半端なサイズ……。
それでも、俺にできることは……!!
ゆっさゆっさwwww
数を重ねることだけなので、何度目かのリッキーブルーの交配に入った。
すると、今度は……!
お!!! ひさびさにオスきた!!!
とはいえ、リッキーブルーのオスはまだ3匹目ww さすがに突然変異のフラグは立ってないような気がするけど……??
あまり期待せず、ほぼ連打で画面を進めようとした俺。
しかし……!! その刹那に目に映ったのは……!! なんとなんと!!!
「……えッッッ!!!!!!」
次回、連載200回に続く!!!
大塚 角満
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。
『カブトクワガタ』公式ツイッター:
https://twitter.com/kabukuwa_info
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