【カブトクワガタ日記】第159回 カワスイの“カブトムシ・クワガタ展”でヘルクレスと触れあった!(2)

ビルの中に広がる森

 この夏最後の昆虫展取材に……ってことで、神奈川県川崎市にある水族館、その名も“カワスイ(川崎水族館)”で行われている企画展、

 “探して!触って!森遊び!カブトムシ・クワガタ展”

 に行ってきましたよ……と前回の記事で書いた。

 前回は、カワスイが誇る魚や動物の展示を見学した様子を記事にしたけど、今回からいよいよ……!! 『カブトクワガタ』ファン垂涎の、昆虫ゾーンに足を踏み入れようと思う!!

 ではではさっそく、森の入り口をイメージした(と思われる)ゲートをくぐりまして……!

 中に入っていくと……! 目の前にはすぐにッ!!!

 「うわぁ…………!!」

 と、思わず声が漏れちゃったよね……!

 それほど広大な敷地ではないんだけど、壁や天井、柱にまで森の意匠を凝らした造りになっていて、めちゃくちゃいい雰囲気が演出されているよ……! この日は
祝日ってこともあって親子連れが非常に多かったんだけど、子どもたちのハシャギっぷりがいかにこの空間がすばらしいのかを物語っていたわ……!

 そして、ホールのあちこちにはさまざまな企画モノが用意されておりまして……!

 木の端材を使った工作やカブト&クワガタのフィギュアが作れるワークショップがあったり……!

 ホール中央のウッドチップを敷き詰められたコースには、森を歩く際の注意事項が書かれていたり、原木の下に何かが隠されていたり……と、“リアル昆虫採集”の雰囲気が堪能できる造りになっていたりした。

 さらに、壁と言う壁には……!

 手作り感満載のカブトムシの分布図や……!

 おお! これは非常にわかりやすい無脊椎動物の分類表!! ぶっちゃけ、俺もよくわかっていないことが多かったので、10分くらいこの前に立ち止まって読みふけってしまったわ^^;

 さらには……!!

 これまたありがたい!! 昆虫採集に行く際の装備表か!!

 「来年の夏も『カブトクワガタ』が盛り上がっていたら、リアルにムシ獲りにいこうぜ!!w

 といまからたっちー先生と話しているので、この写真は保存版にしておこうとおもったわwww

 そして……このパネルの並びには……!!

 !!! カブトムシやクワガタの生体標本が隠れていた!!!

 なるほどなるほど。

 森の写真が貼られたパネルはすべてめくれるようになっていて、中に生体標本を展示する仕組みになっているんだな。つまり、

 “カブトムシたちは、森の中に隠れている”

 ってことを、このアナログな展示方法で再現している……と!! いやあ、めちゃくちゃ考えられてて楽しいよ!!

 そんな、生体標本の中には……!!

 いきなりデタ!!! ヘルクレスオオカブト!!!

 やはりヘルクレスオオカブトは大人気で、

 子どもたちも殺到して写真を撮りまくっていたよww さすが、世界最大のカブトムシだなあ。

 次回は、そんな生体標本の詳細をチェック!!

 続く!

 

大塚(おおつか) 角満(かどまん)
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。

『カブトクワガタ』公式ツイッター:
https://twitter.com/kabukuwa_info

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