【カブトクワガタ日記】第109回 今度は“マット”なヒメカブト!? コガシラクワガタはいずこ……w

また魅力的なムシが……!

 前回、まさかまさかの遺伝子“レッド”なノコギリタテヅノカブトを撃破した……という記事を書きましたがね。

 これにより、いつの間にかノコギリタテヅノカブトのコレクションは……!!

 茶!!

 黒!!!

 そして……!!

 魅惑のシャイニングレッドぉぉぉおぉおおお!!!www

 ……って、ただの“レッド”なんだけどさw いやしかし、この真っ赤っかな遺伝子は目にも鮮やかですばらしいなぁ。

 これまでにも、

 ノーマルカブトムシに、

 ノコギリクワガタでも遺伝子レッドは存在したんだけど、どちらも発見した時は、

 「うおおおお!!!! レッドきちゃぁぁぁあああ!!!!(大興奮)

 と躍り上がっちまったからな……w

 そして今回は、先のノーマルカブトムシとノコギリクワガタを悪魔合体させた結果に生まれたかのようなノコギリタテヅノカブトでも、鮮烈なレッドの遺伝子を入手……!

 こんなにド派手で目を引く色って、自然界では、

 「わし、毒を持ってますよ!! 食わないほうがいいよ!!!」

 という“警告色”で見られる気がするけど、上記3種は毒なんて持ってないよな。となると、トリやヘビ、さらには人間などの天敵に見つかりやすくなるだけな気がするけど、逆に無毒ゆえのハッタリとして、

 「この色、どう見ても毒持ってますよ!! わかるよね!? 毒だよ毒!!!」

 と必死に主張しているのかもしれん。まあ、カブトムシならぬ我が身ではホントのところはわからないんだけどさ。

 さて、とりあえずノコギリタテヅノカブトはひと段落したので、別のムシに目を向けるとしよう。

 前回の記事ではいかにも、

 「つぎこそコガシラクワガタだろうな!!!」

 と思わせておいてナンだけど、今回も……w

 夜の謎のご神木に現れたのはだなぁ……!

 ……お???

 これ、どっからどう見てもヒメカブトなんだけど、こいつ……こんなにくすんだ、体調悪そうな色をしていたっけ??? 見れば遺伝子名には“マット”と書かれている。

 「え?? なんだこのヒメカブト……?」

 訝しく思いながら、我がムシ図鑑を確認したところ……! これまでに捕まえていたヒメカブトは、

 はんつや!

 つや!!

 というビカビカのメタリックヒメカブトだけ!!!w てことは、今回のマット君は……! クラスの陽キャグループを1歩引いたところから眺めている、ちょっと控えめな地味タイプのヒメカブトってことか!!!

 てなわけで、3色目のヒメカブトを捕まえるべく、

 バトルが始まったのでした!!!

 続く!

 

大塚(おおつか) 角満(かどまん)
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。

『カブトクワガタ』公式ツイッター:
https://twitter.com/kabukuwa_info

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