これを覚えればどんな馬も取り逃さない!?
『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』には“ゾナウギア”という名のいにしえの……そして最新電化製品のような便利な道具がたくさん出てくる。その中には、
溶岩をも突っ切れるクルマや……!
空を飛ぶための翼やロケットなんていうハイテク機器が取りそろえられているわけだけど、これらは基本的にバッテリーに依存しているので長時間使うには向いていない。
となると、ふだん使いの“足”として長距離を素早く、快適に移動するための最適解は……!
やっぱり、馬だよね~~~! 『ゼルダ』シリーズは、こうでなくっちゃ!
この、『ティアキン』においてもっともポピュラーなマウントとなるお馬さんは、ハイラルの大地で闊歩している野生馬をリンクみずからが捕まえ、馴らし、アチコチに点在している、
“馬宿”で所有馬として登録することで晴れて“自分の馬”ということになる。ちょっとくらい離れた場所にいても口笛を吹けば飛んできてくれるので、効率的に馬を扱えれば行動範囲が一気に広がるのは自明の理なのであるよ。
さて、そんな馬なんだけどさ……。馬宿の主人は口々に、
「野生馬を捕まえてきて登録すりゃいいんスよ」
と、夜の歌舞伎町でタクシーを捕まえるがごとき気軽さで馬の捕獲は可能……って感じの促しをするんだけど、こいつがなかなかそうもいかない。ぶっちゃけ、慣れないうちは非常に難しい作業のひとつで、けっきょく馬を捕まえられずに、
「もういいや馬なんてどうでも……。ボク、ずっと自分の足で歩くもん……( つω;`)」
あきらめの境地に達して、広大なハイラルの大地を一生徒歩でポクポクと歩き続ける……という判断を下した人も少なくないと聞く。
俺も、やり方がよくわからないうちは苦労したよ……。
なんとなくの直感で、
馬の群れを発見したらLスティック押し込みで忍び足になり、馬の後方から静かに接近して……Aボタンッ!!!
ボクッ!!!!
(((( ;゚Д゚)))(((( ;゚Д゚)))
刹那の出来事すぎてスクショが撮れないんだけど(苦笑)、接近に気づいた馬が激高し、思いっきり後ろ脚で蹴られておっさんリンクが絶命したところ(((( ;゚Д゚))) HPが低い初期状態で馬に蹴られると致命傷になることも多いので、最初のうちは馬の捕獲には細心の注意を払う必要があるのである。
また、
あ……!! 黒くてかっちょいい野生馬がいる……!!! 今度こそ、捕まえてしまいたい……!!
ということで、さっきよりもさらに慎重に馬に接近し、近寄ったところで、
「うおおお!!! Aボタンで捕獲してLボタン連打ぅぅぅうおおお!!!」
ってやったらだな……(((( ;゚Д゚)))
あれ、このお馬さん角が生えて…………って、あんた誰ぇ!!?(驚) あ、慌てるあまり、近くにいたシカを捕まえちまったじゃねえかよぉ!!!><
こういった事故もあるので(ふつうはないw)、野生馬の捕獲はひと筋縄ではいかないのであった。
それでも、長く遊んでいるとアイテムの活用に関するアイデアがいろいろと出てくるようになるものでね。闇雲に馬を追いかけ回すことをやめて、便利アイテムを使っての捕獲を考え出したときから、俺の野生馬に対するストレスは雲散霧消したのである。要するに、簡単に捕まえる方法をいくつか見つけてしまったのだ。
単純なところでは、↓これ!
画面左上の表示を見てほしいんだけど、ご覧の通り“移動力アップ”の効果が付いている料理を食べてビルドアップし、馬との移動速度を縮めて簡単に追いつけるような小細工をしたのだ。これなら、
ノードーピングのときよりも、はるかに簡単に馬を捕まえることができる!
さらに!!
極めつけの方法は、やっぱり↓コレだろうな!!w
ピキーーーーーン……!w
前方にあるのは、馬の氷像……? 非常にリアルで、いまにも動き出しそうである。
でもこれ、何のことはない、俺が矢に“白チュチュゼリー”(アイスチュチュから簡単に手に入るアイテム)を付けて野生馬に当てて、みずから凍らせたものだ。こうすることで、
あれほど逃げ回っていた馬にも、簡単に接近可能!!ww そして、目当ての馬の横でAボタンを連打していれば、まもなく氷が割れて……!
!!! 簡単に捕獲!!!www なんて余裕なんでしょう!!
この方法を発見して以来、俺は、
お目当ての馬を取り逃したことは皆無!! これなら厳選もはかどり、
こんな高性能な馬も入手することができる!! 皆さんもぜひ、
“氷馬作戦”
をやってみてくださいね!!w
続く!
大塚 角満
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。
『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』公式ホームページ:
https://www.nintendo.co.jp/zelda/totk/index.html
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