角満メソッド、完成!
連日にわたって、いかにして栄養合計の高い虫を作り出すかについて研究してきた結果を、事細かに記事にしてきた。
その結果、“角満メソッド”とも言うべき必勝法が確立されたので、ここにまとめ記事として掲載しておきたいと思う。『カブトクワガタ』プレイヤーにとっては、保存版になること間違いなし!!!
……とエラソーに豪語しつつ、きっとみんな同じ方法にすぐに気づいてせっせと配合をしているんだろうなぁ……という確信もある(苦笑)。とはいえ、改めてこういったプレイ日記でまとめておくことには意義があるだろうと考え、あえて口が酸っぱくなるほどリポートを連投しているのであります。
ではくり返しになるが、角満メソッドの流れを見ていってみよう。
まずは、なんといっても……!
ゆっさゆっさwww
交尾をさせないことには始まらない。
でもこのとき、元気が底をついているヘロヘロ虫とか、大きさがMAXじゃないものを掛け合わせても栄養合計の高い虫は生まれないと思うので(たぶんな)、ノウハウその1、その2として、
・交尾させる両親の元気は満タンに
・両親の大きさはMAXのものを
こちらを明記しておきたい。
そして、無事に卵が誕生しましたら……!
与えるエサは、こちらの……!
“ばんのう!でんせつのようちゅうのえさ”(万能伝説のエサ)を与え続けよう。1個5000円という高価なエサだけど、誕生する虫はたいてい数万円で売れて黒字は約束されているので、遠慮せずにガンガン使ってしまおう。
万能伝説のエサは↓この、
2れい幼虫まで使う。つまり、ノウハウ3として、
・卵から2れい幼虫までは万能伝説のエサを与える
これが加わるわけだ。つまり万能伝説のエサを使うのは3回ってこと。
ここまでうまくいっていると、3れい幼虫の段階で、
栄養合計は900になっているはず。これがこの段階でのMAXの数字だ(と思う)。
そして、問題はここから。再三にわたってこの日記で書いてきたけど、ここで、
「高いエサを食わせときゃいいんやろwww」
と太鼓腹の成金社長のように「よっしゃよっしゃww」と金にモノを言わせて万能シリーズのエサを与えてしまうと、幼虫は胸焼けを起こして(?)ハンガーストライキを起こしてしまう。つまり、栄養合計900で成長が止まってしまうのだ。
これを避けつつ、さらに栄養合計を上乗せするために使うのが……!
↑こちらの“ふつうのエサ”シリーズ!!ww
そして選ぶべきは、カブトだったら“カブトようちゅうのとてもよいえさ”で、クワガタだったら“クワガタようちゅうのとてもよいえさ”でファイナルアンサー。すると……!
3れい幼虫は食欲を取り戻して……!
キタッ!!!www 栄養合計990!!! もちろん過去最高値だ!!!
当然、このヘルクレスオオカブトのメスは……!
花丸虫認定いただきました!!ww 気になる大きさも……!
243cm!!!
以前、『カブトクワガタ』の制作者である植村さんにお話を聞いたとき、
「大きな虫を作る大本となるのは、大きなメスなんです!」
とおっしゃっていたので、この流れで1センチでも大きなメスを生産することが、史上最大の個体を誕生させる礎になるんだと思うわ。
というわけで、交配についてはひと段落。
次回からぼちぼちストーリーの核心に迫っていこうと思います。
続く。
大塚 角満
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。
『カブトクワガタ』公式ツイッター:
https://twitter.com/kabukuwa_info
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